【完全ガイド】Nifty Gatewayとは?3つの特徴と登録方法・使い方を解説!
NFTプラットフォーム公開日 : 2021年07月15日 | [更新日] 2022年05月01日
「Nifty Gatewayについて知りたい」
「他のNFTマーケットプレイスと何が違うのか知りたい」
Nifty Gatewayについて調べると、上記のような疑問が出てきます。しかし、公式サイトは英語のため、なかなか特徴が掴めません。
本記事では、Nifty Gatewayの概要や特徴、使い方を解説します。本記事を読めば、Nifty Gatewayについてよくわかり、他のNFTマーケットプレイスとの比較が可能です。
最後には、Nifty Gateway以外のおすすめNFTマーケットプレイスも紹介します。それぞれの特徴を知り、自分に合ったプラットフォームを探してみましょう。
- Nifty GatewayはNFTマーケットプレイスの一つ
- クレジットカード・デビットカードが使える
- 初心者でも簡単に登録して始められる
- 3種類の出品方式がある
目次
- Nifty Gatewayとは
- Nifty Gatewayの特徴3つ
- NFTクリエイターの審査がある
- クレジットカードやデビットカードで決済が可能
- 有名アーティストの作品が多い
- Nifty Gatewayの登録方法を2ステップで解説
- ステップ1:「Sign Up」を選択
- ステップ2:登録情報の入力
- Nifty Gatewayの使い方
- Curated Drops
- Verified Drops
- Marketplace
- Activity
- Nifty Gatewayの出品方式
- オークションで出品する
- サイレントオークションで出品する
- 時間限定販売で出品する
- Nifty Gateway以外のおすすめNFTマーケットプレイス5選
- OpenSea
- Rarible
- Foundation
- Adam by GMO
- NFT Studio
- まとめ:Nifty Gatewayは注目を集めているNFTマーケットプレイス
Nifty Gatewayとは
Nifty Gatewayとは、NFT(Non Fungible Token:非代替性トークン)の売買ができるNFTマーケットプレイスの一つです。双子のダンカン兄弟によって、2018年11月にリリースされました。
Nifty Gatewayはデジタルアートだけでなく、人気ブロックチェーンゲーム「CryptoKitties」や「Gods Unchained」などのゲームアイテムも購入できます。人気のゲームアイテムを簡単に売買可能な点も、人気の理由です。
有名人が多く参加していたり、クレジットカード決済が導入されていたりしており、人気を集めています。
Nifty Gatewayの特徴3つ
Nifty Gatewayには、他のマーケットプレイスと大きく違う部分があります。Nifty Gatewayの特徴は、下記の3つです。
- NFTクリエイターの審査がある
- クレジットカードやデビットカードで決済が可能
- 有名アーティストの作品が多い
NFTクリエイターの審査がある
通常、NFTマーケットプレイスへの出品は誰でもできます。しかし、Nifty Gatewayで出品するにはNFTクリエイター審査の通過が必要です。運営側が「認定クリエイター」として許可しないユーザーは、自分のNFT作品を出品できません。
審査により、高品質な作品を揃えられたり違法性の高い作品をなくしたりできるのがメリットです。
NFT作品は二次流通を繰り返し、新しいユーザーの手へ次々と渡っていく可能性があります。二次流通の過程で販売者の数が増えていくと、違法性の高い作品があっても責任の所在がはっきりとしません。
Nifty Gatewayは審査をすることで、クリエイターと運営側の双方が安心して利用できる環境を作っています。
クレジットカードやデビットカードで決済が可能
通常、NFTマーケットプレイスでのやり取りには、ウォレットとイーサリアムなどの暗号資産が必要です。登録方法は難しくないものの、ハードルの高さを感じてしまう方もいます。
一方、Nifty Gatewayはクレジットカードやデビットカードで決済が可能です。そのため、すでにカードを持っていれば、すぐにNFT作品の取引に参加できます。すぐに始められるのは、初心者にとっては大きなメリットです。
もちろん、Nifty Gatewayは暗号資産での支払いにも対応しています。そのため、初心者も中級者も楽しめるNFTマーケットプレイスです。
有名アーティストの作品が多い
Nifty Gatewayには、有名アーティストの作品が多く出品されています。他のNFTマーケットプレイスには出品しておらず、Nifty Gatewayだけに出品しているケースも珍しくありません。
作品を出品しているアーティストの例としては、世界的ラッパーのエミネムやハリウッド女優のパリス・ヒルトンです。高額で落札されることもあり、話題性があります。
NFT初心者の方は、どの作品に価値があるのか判断がつかない場合があります。その場合は、有名アーティストの作品から見てみるのもおすすめです。
Nifty Gatewayの登録方法を2ステップで解説
Nifty Gatewayには他にはない特徴があり、魅力的なNFTマーケットプレイスです。登録方法は簡単で、たった2ステップで登録できます。
Nifty Gatewayへの登録方法は下記2ステップです。
- 「Sign Up」を選択
- 登録情報の入力
ステップ1:「Sign Up」を選択
Nifty Gateway公式ページへアクセスし、「Sign Up」をクリック
ステップ2:登録情報の入力
下記の項目を入力
- メールアドレス
- 名前
- パスワード
Nifty Gatewayの使い方
Nifty Gatewayには、主に下記4つの機能があります。
- Curated Drops
- Verified Drops
- Marketplace
- Activity
Curated Drops
「Curated Drops」のページには、Nifty Gatewayの運営が厳選した作品が載っています。厳選されたアーティストや作品の出品日時の確認が可能です。
有名なNFTアーティストや注目を集めている作品がピックアップされているため、トレンドを知りたい方は、まず「Curated Drops」を見てみましょう。
Verified Drops
「Verified Drops」は、企業や有名クリエイターが特集を組んで出品できるページです。運営が厳選していた「Curated Drops」とは違い、まだ人気がない作品やおもしろい特集をチェックできます。
「Verified Drops」で特集された作品はすぐに売り切れることも多く、NFT好きなら必見の内容になっています。
Marketplace
「Marketplace」はいわゆる検索ページです。Nifty Gatewayに出品されているNFT作品を閲覧可能です。上から順番に閲覧もできますし、ArtistやCollectionでフィルターをかけて特定作品を閲覧できます。
お気に入りの作品が見つかれば、作品ページから購入できます。取引の前に作品を見て、トレンドを掴むのも大事です。どの作品を見ていいかわからない方は、まず「Marketplace」をのぞいてみましょう。
Activity
「Activity」では、Nifty Gatewayで行われた取引をすべて閲覧可能です。取引履歴を見ると、最新のトレンドや人気の作品を把握できます。
いくらで取引されたかもわかるため、自身が売買するときの参考にできます。取引を始める前に、「Activity」で最新の動向をチェックしておきましょう。
Nifty Gatewayの出品方式
Nifty Gatewayは、他のNFTマーケットプレイスより出品方式が豊富です。一次販売には審査が必要ですが、二次販売は誰でもできます。それぞれの特徴を知り、適切な出品方式を選びましょう。
Nifty Gatewayの出品方式は下記3つです。
- オークションで出品する
- サイレントオークションで出品する
- 時間限定販売で出品する
オークションで出品する
「オークション」は、一般的なオークションと仕組みは一緒です。設定された期間内に、一番高い値段で入札したユーザーが作品を購入できます。
Nifty Gatewayでは「オークション」で出品される作品が多く、オーソドックスな出品方式といえるでしょう。特に一点ものの作品は「オークション」での出品が多く、高額になるケースもあります。
サイレントオークションで出品する
「サイレントオークション」は、基本的にはオークションと一緒です。ただ、オークション中は誰がいくらで入札しているかわかりません。
あらかじめNFT作品の発行数を決めておき、上位の入札者が購入できる仕組みです。例えば、発行数が5の場合、入札金額の上位5名が購入できます。他の入札者の金額がわからないため、様子を見て徐々に値段を上げていくことができない出品方式です。
時間限定販売で出品する
「時間限定販売」はあまりなじみのない出品方式です。開始時間と終了時間が決まっているのですが、ユーザーには公表されません。いつ販売が始まり、いつ販売が終わるのかわからないのです。
一見メリットがないように思えますが、「時間限定販売」で購入された作品には希少価値が生まれます。過去には販売時間が1分の作品もあり、大きな注目を集めました。「時間限定販売」は、有名アーティストの作品が出品されるときに多く使われます。
Nifty Gateway以外のおすすめNFTマーケットプレイス5選
Nifty Gatewayは始めやすく、初心者におすすめのNFTマーケットプレイスです。しかし、Nifty Gateway以外にもNFTマーケットプレイスは存在し、それぞれ特徴があります。
Nifty Gateway以外のおすすめNFTマーケットプレイスは、下記の5つです。
- OpenSea
- Rarible
- Foundation
- Adam by GMO
- NFT Studio
OpenSea
名称 | OpenSea |
取り扱いコンテンツ | アート ゲーム ミュージック トレーディングカード ブロックチェーンドメイン ユーティリティトークンなど |
利用可能な暗号資産 | Ethereum(イーサリアム) Polygon(ポリゴン) Klaytn(クレイトン) |
手数料 | 2.5% |
OpenSeaは2017年12月にサービスを開始した、世界最大級のNFTマーケットプレイスです。2022年現在でOpenSeaの評価額は1.5兆円を超えており、初心者・中上級者問わず愛されています。
他のNFTマーケットプレイスと比べて手数料が安かったりデザインが見やすかったりと、初心者にも扱いやすいプラットフォームです。
OpenSeaについては「OpenSea(オープンシー)とは?日本語サイトはある?3つの特徴と始め方を解説」で詳しく解説しております。
Rarible
名称 | Rarible |
取り扱いコンテンツ | アート ゲーム ミュージック 写真など |
利用可能な暗号資産 | Ethereum(イーサリアム) WETH(ラップドイーサリアム) |
手数料 | 2.5% |
Raribleは2020年にサービスを開始したNFTマーケットプレイスで、OpenSeaと並ぶほどの人気です。Raribleは独自トークンRARIを発行しており、RARIを保有しているとRaribleの運営に関われます。
Raribleはまだ成長が期待されており、目が離せないNFTマーケットプレイスです。Raribleについては「Rarible(ラリブル)とは?特徴や売買方法、注目理由を解説」で詳しく解説しております。
Foundation
名称 | Foundation |
取り扱いコンテンツ | アート |
利用可能な暗号資産 | Ethereum(イーサリアム) |
手数料 | 15% |
Foundationは、高級な作品がそろっているNFTマーケットプレイスです。取り扱いコンテンツもアートに限定されており、他のNFTマーケットプレイスとは一線を画しています。
Foundationの最大の特徴は「招待制」です。すでにFoundationを利用しているユーザーからの招待がないと、Foundationに登録できません。誰でも利用できるわけではないため、質の高い作品がそろえられています。
Adam by GMO
名称 | Adam by GMO |
取り扱いコンテンツ | アート 動画 |
利用可能な暗号資産 | Ethereum(イーサリアム) |
手数料 | 5% |
Adam by GMOは、日本発のNFTマーケットプレイスです。K-1動画やYouTuberのヒカルさんの作品も出品されており、NFTに詳しくない方でも楽しめます。
日本円に対応していたり口座振込・クレジットカード払いに対応していたりと、初心者にも優しい設計になっています。
Adam by GMOについては「誰でもわかるAdam byGMOガイド!3つの特徴と購入・出品方法を解説」で詳しく解説しております。
NFT Studio
名称 | NFT Studio |
取り扱いコンテンツ | アート |
利用可能な暗号資産 | Polygon(ポリゴン) |
手数料 | 未公開 |
NFT Studioは、日本のCryptoGamesが運営するNFTマーケットプレイスです。SNSからログインできたりクレジットカードが使えたりと、初心者でも始めやすくなっています。
アイドルのトレーディングカードが出品されたこともあり、話題のアイテムが豊富に出品されています。今後も成長が予想されるNFTマーケットプレイスです。
まとめ:Nifty Gatewayは注目を集めているNFTマーケットプレイス
Nifty GatewayはNFTマーケットプレイスの一つです。有名人の作品が多い、クレジットカード・デビットカードが使えるなどの特徴があります。
登録方法は簡単で、初心者の方でもすぐに始められます。運営が厳選した作品を見る機能もあり、NFTに詳しくない方も楽しめる設計です。
Nifty Gatewayは今後も成長が期待されるため、今のうちにチェックしておいてください。Nifty Gateway以外にもNFTマーケットプレイスはあるので、お気に入りのプラットフォームを探してみましょう。
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。