Beepleとは?NFTアーティストのBeepleを紹介。プロフィール、売買実績、作品、購入できる場所を解説
最近NFTというワードを目にする機会が急増しており、気になっている方も多いのではないでしょうか?
NFT(Non-Fungible Token)は、非代替性トークンのことで、替えが効かないという意味です。
本記事ではNFTアーティストとして活躍するBeepleのプロフィールや売買実績、作品、購入できる場所についてご紹介します。
本記事を最後まで読んで頂くことで、Beepleのことや作品購入場所がわかります。
Beeple(ビープル)とは
引用:Who is Mike Winkelmann aka Beeple? Wiki, Net Worth, Bio, Age, Wife
- 本名:Mike Winkelmann(マイク・ヴィンケルマン)
- 出身地:イギリス
- 誕生日:1981年
- 活動拠点:サウスカロライナ州ノースチャールストン
- 家族構成:既婚、2人の子持ち
- 影響を受けた人: Tom Judd
- 主な作品:Everydays:The First 5000 Days
Beeple(ビープル)とは、アメリカで活躍するイギリス人クリエイターのマイク・ヴィンケルマン氏のことです。デジタルアーティストやグラフィックデザイナー、アニメーターとして活動し、Beeple Crapとも呼ばれています。
芸術家としての矜持は作品を毎日制作すること
Beepleは、2007年5月1日からEverydaysシリーズを開始し、13年にわたって毎日デジタルアートを制作してきました。1900年代後半に活躍した芸術家「Tom Judd」の影響を受け、結婚記念日や子供の誕生日といった特別な日でも、休まずに制作を続けた点が特徴です。
参考サイト:I Looked Through All 5,000 Images in Beeple’s $69 Million Magnum Opus. What I Found Isn’t So Pretty
類まれなる継続力がNFTアート「Everydays: The First 5000 Days」を生み出した
彼を一夜にして有名にしたことが、Everydaysシリーズとして制作していたデジタルスケッチ集「Everydays: The First 5000 Days(毎日:最初の5000日)」です。
「Everydays: The First 5000 Days(毎日:最初の5000日)」は、2021年3月12日に芸術品を扱うオークションハウス「Christie’s」にて、現存アーティストの取引金額としてトップ5に入る約75億円で落札されました。
約75億円落札の快挙は、NFTアートの本格的な普及につながる象徴的な出来事として大きな話題になりました。
参考サイト:Beeple (b. 1981), EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS | Christie’s
参考サイト:Everydays: The First 5000 Days – Will Gompertz reviews Beeple’s digital work
約75億円もの価値がついたNFTアートの魅力
BeepleのNFTアートが高額で落札されたことは、非代替性トークンの特性が大きく影響しています。
非代替性トークンは、本物と偽物を見分けられる証明書のようなものです。現段階におけるデジタル作品の所有者を明らかにでき、購入後の再販も可能にします。
そのため、将来的に価値が上がりそうなデジタル作品であれば、転売のタイミング次第で高い投資効果が見込めるのです。
たとえばBeepleのNFTアートは今回約75億円で取引されましたが、今後NFT市場が活発になるにつれ、1,000億円以上の価値になる可能性もゼロではありません。
NFTアート市場がどこまで発展するかは未知数ですが、NFTアートは資産家たちの間で既に魅力的な投資先になりつつあります。
NFTの価値は作品の所有者を証明できること
NFTは作品の所有者を証明できるだけで、違法コピーやダウンロードを防止できるわけではありません。
実際、Beepleの「Everydays: The First 5000 Days(毎日:最初の5000日)」も、公式サイトやSNSなどで簡単に閲覧できます。
ネット上で閲覧できる事情をきくと、NFTに価値がないと思われる人もいますが、実際はそうではありません。
NFTの価値は、オリジナルとしての価値を担保できるところです。いくら違法コピーが横行しても、オリジナルとしての正当性を簡単に主張できます。
たとえば絵画の世界では、贋作を見抜くのに専門知識と技量をもった鑑定士が必要です。
しかし、NFTアートでは電子的に作品の正当性を証明できるため、一般人でも本物と偽物を見分けられます。NFTでない作品はすべて贋作となるため、オリジナルの価値は下がりません。
BeepleのデジタルアートはNFT時代到来の象徴
「Everydays:The First 5000 Days」の出品から落札に至る一連の流れは、NFTの普及を予感させる象徴的な出来事です。
NFT作品として歴代最高の落札額を記録したと共に、NFTアートが、伝統的なアートと変わらないことを証明しました。
この流れは20年以上前に登場したインターネットのように、今後一般的になると予想されます。
Beeple自身も現在の状況をNFTバブルと評しているものの、NFTアート自体はバブル終了後も存在し続けると考えています。
参考サイト:Prices in ‘bubble’, artist Beeple says after his $93 million digital image sale to S’pore-based buyer
Beeple作品を購入できるNFTプラットフォーム
NFTアートは、制作者が直接作品を提供する「プライマリーマーケット」か、落札者が購入した作品を再販する「セカンダリーマーケット」で購入できます。
たとえば仮想通貨マーケットプレイス「Nifty Gateway」では、POLITICS IS BULLSHIT(売却額$1.00)、CRYPTO IS BULLSHIT(売却額$66,666.66)、Dynamic Nifty(売却額 $66,666.60)の3作品が販売されました。
6900万ドル(約75億円)の値がついた「Everydays: The First 5000 Days」は、老舗オークションハウス「Christie’s」で出品されたものです。
購入された作品は、所有者を移転しながら「OpenSea」や「Rarible」などで再販されています。
Beeple作品を掲載しているプラットフォーム
「Everydays: The First 5000 Days」を含むBeeple作品は、Beeple公式サイトで無料公開されておりますので、興味がある方はぜひご覧ください。
また、Beepleは、Instagramやtwitterにも作品を掲載しています。
まとめ:BeepleはNFTアートの先駆け的存在
Beepleは、世界で初めてNFTアートの可能性を証明した芸術家です。
Beepleの功績のおかげで遠くない未来に、漫画や小説などのさまざまな分野でもNFTが利用されるようになるでしょう。
NFTブームに是非乗り遅れないようにしましょう。
本サイトでは、今後もNFTについて有益な情報を発信していきます。