MetaMask(メタマスク)アプリのダウンロード方法をPC/スマホで解説!同期手順も紹介
MetaMask公開日 : 2021年07月30日 | [更新日] 2022年05月01日
「MetaMask(メタマスク)のダウンロード方法が知りたい」
「MetaMask(メタマスク)をダウンロードできないのはなぜだろう」
MetaMask(メタマスク)をダウンロードする際に出てくるのが、上記のような悩みです。ウォレットを初めてダウンロードするときは、わからないことが多くて不安になります。しかし、MetaMask(メタマスク)のダウンロード方法は決して難しくありません。
本記事では、MetaMask(メタマスク)のダウンロードや初期設定の方法、PCブラウザ版とスマホアプリ版の同期方法を解説します。本記事を見ながらMetaMask(メタマスク)を簡単にダウンロードし、便利に活用する準備を整えましょう。
- MetaMask(メタマスク)はPC版とスマホアプリ版がある
- 初期設定ではバックアップフレーズが大事
- MetaMask(メタマスク)の送金は簡単にできる
- MetaMask(メタマスク)のPC版とスマホアプリ版は同期できる
目次
- MetaMask(メタマスク)のダウンロード方法|PCブラウザ(Chrome)版
- 拡張機能ページへアクセス
- インストール開始
- 拡張機能の追加
- MetaMask(メタマスク)のダウンロード方法|スマホアプリ版
- ダウンロードページへアクセス
- インストール開始
- MetaMask(メタマスク)の初期設定&ログイン方法|PCブラウザ版
- ①パスワード設定
- ②バックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)の保存
- ③秘密鍵(プライベートキー)を保存
- MetaMask(メタマスク)の初期設定&ログイン方法|スマホアプリ版
- ①ウォレットを作成
- ②パスワードを設定
- ③シードフレーズ(バックアップフレーズ)を保存
- ④利用規約を確認して登録
- MetaMask(メタマスク)の使い方
- MetaMask(メタマスク)への入金方法
- MetaMask(メタマスク)からの送金方法
- MetaMask(メタマスク)の同期手順(PC/スマホ)
- シークレットリカバリーフレーズを確認
- アプリで同期の準備
- シークレットリカバリーフレーズを入力する
- MetaMask(メタマスク)アプリを使う際の注意点
- MetaMask(メタマスク)Q&A
- Q:MetaMask(メタマスク)にPCでログインできなくなった
- Q:パスワードを忘れてしまった
- Q:アカウントを誤って削除してしまった
- Q:表記を日本語にしたい
- Q:スマホでもChromeの拡張機能としてMetaMask(メタマスク)を使いたい
- まとめ:MetaMask(メタマスク)をダウンロードして便利に活用しよう
MetaMask(メタマスク)のダウンロード方法|PCブラウザ(Chrome)版
MetaMask(メタマスク)は暗号資産を保管しておくウォレットの一種です。MetaMask(メタマスク)は使いやすさから人気があり、月間ユーザーが3,000万人を超えています。
MetaMask(メタマスク)はPCブラウザ版とスマホアプリ版があり、双方でダウンロード方法が異なります。まずは、PCブラウザ版のダウンロード方法です。PCブラウザ版は下記4つのブラウザに対応しています。
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Brave
- Microsoft Edge
- 拡張機能ページへアクセス
- インストール開始
- 拡張機能の追加
拡張機能ページへアクセス
MetaMask(メタマスク)はChromeの拡張機能としてダウンロードが可能です。Chromeウェブストア内の「MetaMask(メタマスク)」のページへアクセスしましょう。
インストール開始
右上の「Chromeに追加」をクリックしましょう。
拡張機能の追加
「MetaMaskを追加しますか?」というタブが出るので、「拡張機能を追加」をクリックすると、インストール完了です。
MetaMask(メタマスク)のダウンロード方法|スマホアプリ版
MetaMask(メタマスク)は2020年にアプリ版もリリースされ、さらに使いやすくなりました。スマホアプリを使えば、出先でもMetaMask(メタマスク)を操作できます。iPhone版、Android版の両方があるため、多くのユーザーが利用可能です。
スマホアプリ版のダウンロードは、下記の2ステップでできます。
- ダウンロードページへアクセス
- インストール開始
ダウンロードページへアクセス
まず、ダウンロードページへアクセスしましょう。iPhoneユーザーは「App Store」、Androidユーザーは「Google Play」からそれぞれダウンロードページへアクセスできます。
- iPhoneユーザー:MetaMask – Blockchain Wallet|App Store
- Androidユーザー:MetaMask – Blockchain Wallet|Google Play
インストール開始
iPhone版は「入手」、Google Play版は「インストール」をクリックするとインストールが始まります。インストールが終わればダウンロード完了です。
MetaMask(メタマスク)の初期設定&ログイン方法|PCブラウザ版
MetaMask(メタマスク)をダウンロード後、次は初期設定とログインを行います。順を追って解説しますので、本記事を見ながら初期設定&ログインを完了させましょう。
PCブラウザ版の初期設定&ログインは下記3ステップで完了できます。
- パスワード設定
- バックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)の保存
- 秘密鍵(プライベートキー)を保存
①パスワード設定
パスワードを作成しましょう。最低8文字で設定しなければいけないため、忘れないようにメモしておくのがおすすめです。使用条件も読んでチェックをつけておきましょう。
②バックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)の保存
バックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)はランダムな12個の英単語で、アカウントを復元させる際に必要なフレーズです。パスワードを忘れたり、誤ってMetaMask(メタマスク)を削除してしまったりした場合に使用します。
パスワードも大切ですが、バックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)も大変重要です。バックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)を他人に知られるとアカウントに入られ、本人以外でもパスワードの復元ができてしまいます。ウォレット内の暗号資産が他人に使われれば資産を失いかねません。
そのため、バックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)は決して他人に知られないようにしましょう。そして忘れないようにスクショを撮って、厳重に保管することをおすすめします。
③秘密鍵(プライベートキー)を保存
MetaMask(メタマスク)は複数のアカウントを持つことができ、各アカウントにウォレットをインポートする際に秘密鍵(プライベートキー)が必要です。
秘密鍵(プライベートキー)もバックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)同様、他人に知られると暗号資産を失う可能性があるため注意しましょう。
詳しい保存方法は「MetaMask(メタマスク)の使い方/入金・送金手順を画像で解説」を参考にしてください。
MetaMask(メタマスク)の初期設定&ログイン方法|スマホアプリ版
MetaMask(メタマスク)の初期設定&ログイン方法は、スマホアプリ版だと若干異なります。実際の画面を載せて紹介するので、本記事を見ながら初期設定&ログインを完了させましょう。
スマホアプリ版の初期設定&ログインは、下記4ステップで完了できます。
- ①ウォレットを作成
- ②パスワードを設定
- ③シードフレーズ(バックアップフレーズ)を保存
- ④利用規約を確認して登録
①ウォレットを作成
まず、ウォレットを作成しましょう。「開始」→「新しいウォレットの作成」をクリックします。
②パスワードを設定
続いてパスワード設定画面に移ります。任意のパスワードを設定し、チェックマークを入れて「パスワードの作成」をクリックしましょう。iPhoneはFaceIDでの設定も可能です。
その後、ウォレットの保護をします。
③シードフレーズ(バックアップフレーズ)を保存
パスワードを設定すると、シードフレーズ(バックアップフレーズ)画面に移ります。シードフレーズ(バックアップフレーズ)はウォレットのバックアップに必要です。他人に知られると勝手にウォレットに入られてしまうため、厳重に管理しましょう。
「続行」を押すとパスワード入力画面になるので、パスワードを入力しましょう。「表示」をクリックするとシードフレーズ(バックアップフレーズ)が表示されます。シードフレーズ(バックアップフレーズ)は必ず順番通りにメモしておきましょう。
順番通りにシードフレーズ(バックアップフレーズ)を入力すると、保管は完了です。シードフレーズ(バックアップフレーズ)は今後も必要なため、厳重に保管しておきましょう。
④利用規約を確認して登録
最後に利用規約が出てくるので、確認して「承認」をクリックすると設定完了です。
MetaMask(メタマスク)の使い方
MetaMask(メタマスク)の初期設定が完了したら、実際に使ってみましょう。主にMetaMask(メタマスク)では、他の取引所からの入金と他の取引所への送金ができます。使い方は難しくなく、初めての方でも利用可能です。
MetaMask(メタマスク)の基本的な使い方を2つ紹介します。本記事を見ながら入金・送金をしてみましょう。
- MetaMask(メタマスク)への入金方法
- MetaMask(メタマスク)からの送金方法
MetaMask(メタマスク)への入金方法
MetaMask(メタマスク)への入金は、下記の流れでできます。
- MetaMask(メタマスク)にログイン
- アドレスをコピー
- 出金先のウォレットや取引所を開き、コピーしたアドレスへ送金
入金方法は出金先のウォレットや取引所で若干異なりますが、大まかな流れは変わりません。取引所ごとの操作を知りたい方は「MetaMaskの入金から送金・復元手順も初心者向けに紹介」で紹介しておりますので、参考にしてください。
通常、入金は10~20分程度で完了します。ネットワークの状況により入金が完了しないこともあるため、入金操作後は入金着歴でチェックしましょう。
MetaMask(メタマスク)からの送金方法
MetaMask(メタマスク)からの送金は、下記の流れでできます。
- 送金する仮想通貨を選択
- 送金先のアドレスを入力
- 送金する通貨・取引手数料を確認して送金
送金する際の工程は少なく、初心者の方でも簡単にできます。取引手数料がかかることは注意しましょう。より詳しい流れや送金手数料を抑える方法は「MetaMask(メタマスク)の入金・送金方法!手数料を抑える方法は?」で解説しています。
MetaMask(メタマスク)から送金後は、送金先のウォレットや取引所のページでしっかり送金されているかをチェックしましょう。
暗号資産(仮想通貨)をまだ、保有していない方は、分かりやすい画面で初心者でも簡単に購入できるCoincheck(コインチェック)がおすすめです。
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MetaMask(メタマスク)の同期手順(PC/スマホ)
MetaMask(メタマスク)にはPCブラウザ版とスマホアプリ版がありますが、最初の設定では同期されていません。設定をしないと、PCブラウザ版とスマホアプリ版で共通のウォレットを管理できないため不便です。
同期設定をすれば、PCブラウザ版とスマホアプリ版で共通のウォレットを管理できます。PCブラウザ版とスマホアプリ版の両方を使っている方には必須の設定です。
PCブラウザはChromeを例に解説します。PCブラウザ(Chrome)版とスマホアプリ版の同期手順は、下記3ステップです。
- シークレットリカバリーフレーズを確認
- アプリで同期の準備
- シークレットリカバリーフレーズを入力する
シークレットリカバリーフレーズを確認
Metamaskのアカウント作成時に表示されたシークレットリカバリーフレーズをご用意ください。
もしメモし忘れてしまった方は、以下の方法で確認できます。
PCブラウザ(Chrome)版を起動し、「キツネのアイコン」をクリック→「右上のアイコン」をクリック→「設定」→「セキュリティとプライバシー」→「シークレット」をクリックしてください。
アプリで同期の準備
次に、スマホアプリ版の方での同期準備です。アプリを起動し「開始」を押すとウォレットのセットアップ画面に移ります。
シークレットリカバリーフレーズを入力する
次に「シークレットリカバリーフレーズを使用してインポートする」をタップし、リカバリーフレーズと新しいパスワードを入力し、「インポート」をタップ。
「ウォレットがインポートされました」と表示されれば同期は完了です。これでパスワードやウォレットが同期され、PCとスマホで同様のウォレットを管理できるようになります。
MetaMask(メタマスク)アプリを使う際の注意点
MetaMaskアプリの動作が重たくなることがあります。このトラブルを解消するためには、アンインストールが有効です。アンインストールする場合は、必ずウォレット復元の準備をしてから行ってください。
シードと秘密鍵を控えることで、ウォレット復元の準備は整います。シードと秘密鍵を控えずにアンインストールすると、ウォレットの復元が行えず、所持していた通貨も失うことになるため注意しましょう。
MetaMask(メタマスク)Q&A
「緊急時の対処法が知りたい」
「基本的な使い方はわかるけど、もう少し細かい使い方が知りたい」
MetaMask(メタマスク)を使っていると、上記のような疑問が出てきます。基本的な使い方は検索すれば解決できますが、細かいシチュエーション別の情報はなかなか出てきません。
最後に、よくある質問をシチュエーション別にまとめました。つまずいている方の参考になる内容です。一緒に疑問を解決しましょう。
Q:MetaMask(メタマスク)にPCでログインできなくなった
いくつか原因が考えられますが、テストネットワークに接続すると解決する場合があります。テストネットワークは「接続先」アイコンから選択可能です。テストネットワークに接続後、再度メインネットワークに切り替えるとログインできる場合があります。
上記の対応でもログインできない場合MetaMask(メタマスク)を一度アンインストールして、再度インストールし直してみましょう。
Q:パスワードを忘れてしまった
パスワードを忘れてしまった場合は、シークレットリカバリーフレーズを使って復元します。シークレットリカバリーフレーズは、MetaMask(メタマスク)のインストール時に付与されているのでメモを探してみましょう。
もし、シークレットリカバリーフレーズを忘れてしまっても復元できる可能性はあります。MetaMask(メタマスク)を他のウォレットにインポートしていれば、別のウォレットからMetaMask(メタマスク)へインポートできるかもしれません。
しかし、基本的にはシークレットリカバリーフレーズがないと復元は難しいです。万が一の時に必要になるため、シークレットリカバリーフレーズは厳重に管理しておきましょう。
Q:アカウントを誤って削除してしまった
アカウントを誤って削除してしまった場合は、復旧作業が必要です。復旧作業を行うにはシークレットリカバリーフレーズが必要になるため、準備しましょう。
復旧手順は下記の4ステップです。
- MyEtherWallet(マイイーサウォレット)にアクセス
- 「お財布情報を見る」→「ニーモニック文節」を選択
- シークレットリカバリーフレーズを入力する
- 復旧したいアドレスを選択する
Q:表記を日本語にしたい
MetaMask(メタマスク)は初期設定だと英語ですが、日本語への変更は設定から簡単にできます。
1.右上のアイコンをクリックし、「Settings」を選択
2.「Genral」を選択
3.「Current Language」より「Japanese」を選択
Q:スマホでもChromeの拡張機能としてMetaMask(メタマスク)を使いたい
2022年3月現在、スマホでChromeの拡張機能は使えません。そのため、スマホでMetaMask(メタマスク)を使う場合は、アプリをダウンロードしてChrome版と同期する必要があります。
スマホアプリとChrome版の同期手順は本記事で解説しておりますので、設定してみてください。
まとめ:MetaMask(メタマスク)をダウンロードして便利に活用しよう
MetaMask(メタマスク)はPCブラウザ版とスマホアプリ版があり、家でも外出先でもウォレットを管理可能です。
PCブラウザ版とスマホアプリ版を同期させれば、より便利にMetaMask(メタマスク)を利用できます。通勤時間や隙間時間などにもNFTを楽しみたい方は、スマホアプリをダウンロードしてPCブラウザ版と同期しましょう。入出金も難しくなく、本記事を見ながら行えば初心者の方でも可能です。
NFT作品の購入を考えている方はウォレットが必須です。MetaMask(メタマスク)をダウンロードし、便利に活用しましょう。
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。