NFT転売のやり方5ステップ!初めてでも成功するコツや注意点を解説
NFTの稼ぎ方公開日 : 2022年12月09日 | [更新日] 2024年10月01日
NFT転売に興味があるものの、やり方が分からない方も多いのではないでしょうか?そもそもNFT転売とは、デジタル上で画像を安く買って高く売るだけで利益を得られる、新しいビジネスです。最新の技術なだけあり、多くの方に避けられています。
しかし実は、初心者でもすぐに成功できる業界でもあります。中には、数年前に買ったNFTが高騰化したため、持っていただけで価値が上がった方もいるようです。このように、正しい知識を身につければ、初めてでも成功できるようになるでしょう。
今回は、NFTの概要から買い方・販売方法・選び方などを解説します。NFT転売だけでなく、NFTの購入・販売を考えている方も、ぜひ最後までご覧ください。
- NFT転売とはNFT作品を買った値段より高い値段で売ること
- NFT市場は活発化しており、NFT作品の価値は上がっている
- OpenSeaでNFT作品を購入するにはイーサリアムの購入が必要
- イーサリアムを購入するならコインチェックがおすすめ
- NFT転売は初心者でも始められる
目次
NFT転売とは
NFT転売とはNFT作品を安く買い、高値で売ることです。NFT作品を購入して、購入金額と手数料を考慮して、販売金額を決めます。
NFTマーケットプレイス上で売り出して、NFT作品が売れた際の販売金額と購入金額(購入金額+手数料)の差が儲け(利益)となります。
転売は本来、「安く仕入れて高く売る」という商売の基本です。転売の問題は「商品を買い占めて定価より極めて高い値段で売る」行為にあります。
参考:転売はすべて違法? 逮捕されるケースや刑罰について弁護士が解説|「ベリーベスト法律事務所 金沢オフィス」
NFT転売では買い占めをしません。値上がりしそうな作品を購入し、値上がりしたら売ることで利益を得る方法です。
【初心者向け】NFT転売のやり方を5ステップで解説
NFT転売について知っただけでは、なんだか難しそうに感じられるかもしれません。しかし、これから紹介する5つのステップを踏めば誰でも簡単に始められます。
- NFTマーケットプレイスを選択
- ウォレットの作成
- 仮想通貨を購入し、ウォレットに送金する
- NFT作品を購入する
- NFT作品を売却する
1:NFTマーケットプレイスを選択
最初に、マーケットプレイスを選びましょう。マーケットプレイスとは、NFTを取引するためのプラットフォームです。プラットフォームによって特化しているNFTなどが異なります。そのため、転売したいNFTが売れやすいマーケットプレイスの選択は大変重要です。
主要なマーケットプレイスとその特徴については「【保存版】NFTマーケットプレイスとは?国内・海外のおすすめ14選を比較」をご確認ください。ひとつひとつ分析し、丁寧に紹介しています。
2:ウォレットの作成
NFTマーケットプレイスでNFT作品を購入するには、ウォレットが必要です。ウォレットは仮想通貨を入れておく財布で、NFTマーケットプレイスとウォレットを紐づければ売買できます。
ウォレットを持っていない方は、まずウォレットを作成しましょう。おすすめはNFTマーケットプレイス最大手のOpenSeaで使える「MetaMask」です。MetaMaskはブラウザの拡張機能で追加できるほか、アプリをインストールしてスマートフォンでも使えます。
マーケットプレイスごとにおすすめのウォレットを知りたい方は、「NFTの購入にオススメのウォレットをマーケットプレイスごとに紹介!」を参考にしてください。
3:仮想通貨を購入し、ウォレットに送金する
ウォレットを作成したら、仮想通貨取引所で仮想通貨を購入しましょう。それぞれのNFTマーケットプレイスに対応する仮想通貨が必要なため、購入の際は注意が必要です。
NFTマーケットプレイス最大手のOpenSeaであれば「イーサリアム」を使って取引が行われています。イーサリアムの購入は、コインチェックがおすすめです。イーサリアムは下記の流れで購入できます。
- コインチェックで口座開設
- 口座に日本円を入金
- 日本円でイーサリアムを購入
4:NFT作品を購入する
仮想通貨を購入し、ウォレットへ移動させたらNFT作品を購入できます。NFTマーケットプレイスで、欲しいNFT作品を購入しましょう。
購入方法は簡単です。NFTマーケットプレイスで欲しいNFT作品の購入ページを開き、購入ボタンを押せば売買が成立します。
詳しい購入方法は、「NFTを購入する方法| 5分でわかる!初心者がまずやるべき5ステップ」で紹介しています。
また、OpenSeaでの購入方法は「OpenSeaの買い方をどこよりも分かりやすく画像でイチから解説」を参考にしてください。
5:NFT作品を売却する
NFT作品を購入したら、売却して利益を得ましょう。買った値段より高値で売らないと利益が出ないので、価格設定は需要と供給のバランスを見定める必要があります。
NFT作品は、NFTマーケットプレイスに出品して売却します。出品方法は簡単で、売却したいNFT作品の説明や価格設定をして売るだけです。
詳しく知りたい方は、「NFTで売れるものは?実際に売る方法や販売手順も解説」を参考にしてください。
NFT転売でかかる初期費用
NFTを転売するには、以下のように購入する以外の資金も必要となります。
- ウォレットへの送金費用
- NFTの作品代金
- NFT購入時のガス代
- 売上手数料
ウォレットへの送金費用
取引所からMetamask(メタマスク)などのウォレットへ送金する際、送金費用がかかります。日本の大手暗号資産取引所コインチェックでは、イーサリアム1回の送金に0.005ETH(2022年11月時点で約850円)が必要です。
例えば5,000円分のイーサリアムを購入すると、ウォレット送金後は4,150円ほどになってしまいます。そのため、暗号資産は必要な額よりも多めの購入がおすすめです。また、手数料は1回ごとにかかるため、節約するには1度にたくさん送金しましょう。
NFT作品代金
もちろん、NFTを購入するときにも費用がかかります。高い作品では数百万円するケースも珍しくありません。暗号資産は日本円よりも単位が小さく見えるため、注意が必要です。買いたい作品が日本円でいくらなのか、確認してから購入しましょう。
とはいえ、現在は数千円で購入できる作品がほとんどです。初心者の方は安い作品からチャレンジしてみましょう。OpenSeaで検索したり、Twitterから検索したりするのがおすすめです。
NFT購入時のガス代
さまざまな場面で必要となるのが、ブロックチェーンの手数料(ガス代)です。イーサリアムの場合、NFTを購入したときや出品したとき、出品を取り下げるときにもガス代がかかります。
そのときに何人が取引しているかによって変化するイーサリアムのガス代は、5,000円〜20,000円が平均です。2022年5月には過去最高水準の196.638ドル(約27,000円)を記録しています。利用者が増加しているため、ガス代も右肩上がりにあるようです。
なお、ガス代が安いタイミングは、イーサリアムの取引閲覧サービス「Etherscan」などで確認できます。
売り上げ手数料
マーケットプレイスによっては、NFTが売れたときに手数料が必要です。世界最大のNFTマーケットプレイスOpenSeaでは、売り上げの2.5%が手数料として引かれます。10,000円でNFTが売れたら、250円の手数料が引かれ、残りの9,750円が出品者に還元される仕組みです。
転売の場合は売上手数料に加え、クリエイター手数料(ロイヤリティ)が引かれる場合もあります。出品価格が丸ごと利益になるわけではない点に注意が必要です。
NFTの転売は稼げるといわれる3つの理由
転売の流れを聞くと、やり方が複雑に感じてしまうかもしれません。では、どうしてNFT転売は稼げると話題になっているのでしょうか。そこには認知度やNFTの特性など、主に3つの理由があります。
- NFTの認知度が向上してきているから
- NFT作品は高騰化することがあるから
- 偽造が不可能に近いため
NFTの認知度が向上してきているから
NFT転売が話題になっている理由のひとつとして、知名度の向上が挙げられます。参入者が少なかった以前よりも売れる可能性が高くなりました。
特に、2021年から2022年にかけては爆発的に影響力を増しています。2021年の総取引額は176億ドル(約2兆円)でした。2020年の総取引額は8,250万ドル(約116億円)だったことからも、その成長具合が見て取れるでしょう。
そのため、今からNFTを保有していれば、いずれ「儲かる」と言われているようです。2022年現在は「冬の時代」と呼ばれるほど暗号資産全体の価格が下がっているため、買いどきと言えるかもしれません。
NFT作品は高騰化することがあるから
NFTは思いもよらないタイミングで高騰化する可能性がある点も、稼げる理由として挙げられます。例としては、当時9歳の日本人少年が制作したNFTコレクション「Zombie Zoo」です。夏休みの自由研究として制作され、OpenSeaに出品されました。
出品直後は注目されなかったものの、スティーヴ・アオキなど著名人が購入してから高騰しました。2022年11月現在でも、最高666ETH(約1.1億円)で出品されています。
「Zombie Zoo」のようにNFTが高騰化した事例がいくつもある点も、転売が注目される理由のひとつです。
偽造が不可能に近いから
NFTはブロックチェーン技術によって、出品されてから全ての取引履歴が記録されています。これにより偽造や改ざんが非常に困難なため、本物である証明が可能です。
しかし、最近では高額なNFTのスクリーンショットをNFTとして販売する、偽物のNFTも市場に出回っています。NFTを購入する際は、必ず公式Twitterなどのリンクから購入するようにしてください。
NFT転売のコツ7選
いくら話題沸騰中のNFTだとしても、売れなければ意味がありません。転売を成功させるためには、より高く売れるNFTを買う必要があります。
ここからは高く売れるNFTの特徴や、NFTを安く仕入れるためのルートなどを紹介するので、購入前に確認してみましょう。
- 市場を分析する
- 適切な合ったマーケットプレイスを選択する
- 英語を使う
- ホワイトリストを取得し購入する
- 限定販売されているNFT作品を狙う
- インフルエンサーなど著名人が関わっているNFT作品を狙う
- すぐに売らず値上がりするのを待つ
市場分析をする
どんなジャンルの作品に需要があるのか、いくらで売れているのか市場分析をしましょう。買った値段より高値で売るには、需要がある作品を見極める必要があります。
需要を見極めるポイントは下記の3つです。
- 多く売れているジャンル
- SNSやニュース等で多く扱われているジャンル
- 売れている値段
適切なマーケットプレイスを選択する
NFT作品はNFTマーケットプレイスで購入が可能です。各NFTマーケットプレイスで特徴があり、出品されているジャンルや流通量が違います。適切なNFTマーケットプレイスの選択が、NFT転売を成功させるコツです。
たとえば、ブランドの古着を売る場合は、オールジャンルのリサイクルショップよりもブランド古着専門店の方が高く売れます。理由は、ブランド古着専門店には価値を知る人が集まるため、値段が高くても購入してくれるからです。
NFT転売も同様です。出品するNFT作品の価値がわかる人が集まりやすいNFTマーケットプレイスを選べば、利益を出せる可能性が高まります。
各NFTマーケットプレイスの特徴を知りたい方は、「【保存版】NFTマーケットプレイスとは?国内・海外のおすすめ14選を比較」を参考にしてください。
英語を使う
NFT作品を出品する際や、出品した後の情報発信は英語を使いましょう。なぜなら、NFT市場の中心は海外だからです。日本でもユーザーは増えていますが、まだまだ海外のユーザー数には及びません。
そのため、出品したNFT作品が海外の方に購入されるケースを考えておくべきです。英語で情報発信をすることで、海外の方の目に触れる機会が作れます。
「月収1000万円ブロガー」で有名なマナブさん(@manabubannai)も、NFT専用のアカウントではプロフィールやツイートで英語を使っています。
ホワイトリストを獲得し購入する
ホワイトリストとは、NFTの優先購入権です。最近では「ホワイトリスト」「ブラックリスト」が人種差別的表現であるとの声を受け、「AL(アローリスト)」とするところも増えてきました。
ホワイトリストとして登録されると、先行販売(プレセール)の際に通常販売(セール)よりも安く購入できます。セールで購入した人よりも安く買っている分、転売で儲かりやすいです。
限定販売されているNFT作品を狙う
限定販売されているNFT作品を狙うのもおすすめです。限定で販売されているため希少性が高く、価格の高騰が期待できます。
イベントなど「そこでしか買えない」作品や、数量限定の作品が狙い目です。簡単ではありませんが、その分値がつくかもしれません。日頃からNFTの情報をチェックしておきましょう。
インフルエンサーなど著名人が関わっているNFT作品を狙う
インフルエンサーなど、著名人が関わっているNFTもまた狙い目です。インフルエンサーなど、影響力のある方がマーケティングに関わっている場合、広く認知されるため、高値になる可能性があります。
見た目がいい作品でも、認知されていなければ売れる可能性は低いです。インフルエンサーや著名人が発行したNFTも影響力があります。セクシー女優・三上悠亜さんの写真NFTが約1,300万円で売れた例もありました。
インフルエンサーが関わっていれば、売れ残るリスクを回避できる点がポイントです。
すぐに売らず値上がりするのを待つ
苦労してNFTをゲットできたら、すぐに売りたくなってしまうかもしれません。しかし、すぐに売るのを我慢して、値上がりを待つのもひとつの戦略です。
例えば、今や知らない人がいないと言えるほど有名なNFTコレクション、「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」は販売直後、わずか0.08ETHほどで取引されていました。しかし、数カ月経った頃から、NFTセレブたちの間でBAYCが流行し始めます。
そして半年後に行われたオークションでは、101個のNFTが合計2400万ドル(約3.3億円)以上で売却されました。その後も最低価格は長いこと100ETH(当時約2700万円)を前後していたようです。
もしも0.08ETHの頃から保有していれば、数百万円もの利益が得られたかもしれません。「絶対に上がる」と確信が持てるNFTは、売らずに保有しておきましょう。
NFTを転売する際の5つの注意点
NFTの転売自体は簡単ですが、そこはやはり最新技術のブロックチェーンです。知らなければならないことが複数あります。知識量によって、まるで利益に差がついてしまう業界です。
そのため、下記5つの注意点をよく理解し、対策を徹底してから参入しましょう。
- 大前提としてNFTの知識が必要
- 法整備が整っていない
- 偽物を買わない
- 詐欺に気をつける
- NFTの売買には税金がかかる
大前提としてNFTの知識が必要
大前提としてNFTの知識が必要なことは言うまでもないでしょう。「そもそもNFTとは何なのか?」「ブロックチェーンとは?」「どんな技術?」など、疑問を持ったままでは、購入も転売もできません。できたとしても、詐欺に引っかかる可能性が高まってしまいます。
後述しますが、ブロックチェーンの世界は法整備が整っていないため、詐欺に遭っても守ってくれる人はいません。自分を守るためにも、正しい知識を身につけることが大切です。
NFTの仕組みや作成・購入方法、ウォレットの作り方などは「イチから学ぶNFT|NFTの買い方/売り方/作り方を徹底解説」で詳しく説明しています。これを読めばNFTに関する大抵の知識は身につくので、目を通しておきましょう。
法整備が整っていない
NFTやブロックチェーンにはそもそも管理者が存在しません。
法定通貨のように特定の国や団体が発行しておらず、法整備もまだまだ整っていないのが現状です。さらに激しい価格動向が加わり、昨日まで売れたNFTが今日になって売れない!という状況も起こり得ます。
2022年11月、大手取引所のFTXが破産申請をしたため、市場全体の価格が急落しました。しかも、破綻が発表されたのは日本時間の深夜です。多くの日本人が寝ている間にことは進み、「起きたら自身が保有しているNFTの価値が暴落していた」と嘆く投資家も少なくありません。
想定外のことが起こっても法整備が整っていないため、誰にも助けを求められないのが現状です。暗号資産業界は、法整備が未完成であることを覚えておきましょう。
偽物を買わない
NFT作品はコピーや改ざんができない代替不可能なデータですが、よく似た作品は存在します。本物と区別がつかない作品があるので、購入する前に偽物ではないか必ずチェックしましょう。
なお、OpenSeaであれば、公式のチェックマークがついています。
実際に本物だと思って購入したら偽物だった例もあります。
参考:バンクシーのNFTアートが34万ドルで落札…と思ったら偽物だった!?
また、NFTマーケットプレイス自体にも偽物があるので、注意しましょう。
詐欺に気をつける
近年、NFT市場の拡大にともなって、NFTについてあまり詳しくない方もNFTに興味を持つケースが増えています。
初心者の弱みを突いてだまそうとする人もいるため注意が必要です。どの作品も必ず値上がりする保証などありません。NFT作品の購入を持ちかけられた場合は応じずに、市場分析をして自分の意志で購入するNFT作品を決定しましょう。
詐欺に引っかかると大きく損をします。誰でも詐欺の被害にあう可能性はあるため、過信しないように気をつけましょう。
NFTの売買には税金がかかる
2022年時点で税法にNFTという単語は用いられていませんが、税金は発生します。主にNFTの購入・売却・保有で得た収入は「雑所得」となり、課税の対象です。そのため、すべての利益と損出を円換算し、手数料などを控除して申請しなければなりません。
イギリスでは2022年3月、NFTの脱税を行ったとしてNFTが押収されました。日本はまだ関係ありませんが、世界は着実にブロックチェーン技術を認識し始めています。今後取り締まりが強化される可能性も充分にあるため、今のうちから申請方法に慣れておきましょう。
NFT転売Q&A
NFT転売について分かってきたところで、よくある質問を紹介します。
- NFT転売は儲からない?
- NFT転売は初心者でもできる?
- NFT転売何を売ればいい?
- NFTの転売は禁止されていないの?
NFT転売は儲からない?
儲かることもあるし、儲からないこともあります。NFT市場は2020年から大きな盛り上がっており、ユーザー数、取引量ともに右肩上がりで成長中です。
しかし、まだまだ安定して稼げるとは言えないのが現状です。投機的な面が強いため、始める際は自己責任が伴います。まずは安いNFTの転売から始め、様子見してみることがおすすめです。
NFT転売は初心者でもできる?
初心者でも、NFT転売の知識を深めればできるようになります。何から行動すればよいか迷う方は、本記事で解説したことを実践してみてください。
しかし、NFT転売の知識を深めるには、まずはNFTの基礎知識が必要です。そもそもNFTについてあまり知識がない方は、「イチから学ぶNFT|NFTの買い方/売り方/作り方を徹底解説」を読んでしくみを知りましょう。
NFT転売では何を売ればいい?
最初にNFT転売をするなら、自分が興味を持った作品を売るといいでしょう。
金額の観点から見ると、アートやゲーム内アイテムが高値で売れやすい傾向にあります。なぜなら、アートやゲーム内アイテムは1点ものの販売に強いNFTと相性が良いからです。
アートは偽造品が多く出回っており、素人には判断が難しい場合があります。しかし、NFTアートは改ざんやコピーができません。そのため、オリジナルの判断がつきやすく、より多くの人が価値を認識できます。
ゲームに関して言うと、NFT技術を使っていないゲームでは、多数の人が同じアイテムを所持できます。一方、NFTゲームではゲーム内でアイテムの作成や取引が可能です。そのアイテムに他のプレイヤーが魅力を感じれば、高値で売れます。
そのため、何を売ればいいかわからない方は、アート作品やゲーム内でアイテムを売るといいかもしれません。
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NFTの転売は禁止されていないの?
NFTの転売は禁止されていません。
例えば、世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」では、クリエイターが0%~10%のロイヤリティを決められます。これにより、NFTが転売されるたびにクリエイターに利益が入る仕組みです。
クリエイター側からすれば、転売されればされるほど収入が得られるため、むしろ「転売してほしい」という方も少なくないようです。
まとめ:NFT転売のやり方を知って取引を始めてみよう
2020年から注目度が上がり、NFTの転売に挑戦する人は増えています。「Zombie Zoo」や「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」が高値で取引されたように、今は安い作品も近い将来高騰するかもしれません。
NFT転売の基本は安く買い、高く売ることです。そのためにはまずNFTの基本を勉強し、仕組みを知ることが大切です。
売れない作品については、OpenSeaで「売れない作品」を「売れる作品」に変える7つのコツで改善ポイントを紹介しています。ぜひNFT転売のやり方を知り、取引を始めてみてください。
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。