NFTの購入にオススメのウォレットをマーケットプレイスごとに紹介!
NFT初心者向け公開日 : 2022年11月30日 | [更新日] 2024年12月01日
「NFTアートの市場に参加したいけど肝心のウォレットが決められない」
「NFTのおすすめのウォレットが知りたい」
上記のように悩んでいませんか。
本記事では仮想通貨ウォレットの種類、主要なNFTマーケットプレイスごとにおすすめのウォレットを紹介します。
マーケットごとに適したウォレットを使用することでより安全な取引が可能です。
本記事を読むことで、自分にはどのウォレットが適しているのか知ることができます。
目次
仮想通貨(暗号資産)専用のWeb(ウェブ)ウォレットとは
Webウォレットとはインターネットに接続することで利用できる仮想通貨の保管所(財布)です。ブラウザ上で簡単に作成でき、時間や場所を選ばずに取引が行えます。
Webウォレットのメリットは送金などの手軽さです。インターネット環境さえ整っていれば、パソコンやスマートフォンなどからいつでもアクセスができます。
一方で常にインターネット上に存在するため、ハッキングや不正アクセスの対象となる危険性があります。
そのため、Webウォレットは多額・長期の保存よりも短期・少額の取引におすすめです。
仮想通貨ウォレットの種類
仮想通貨ウォレットには大きく分けて以下の2種類があります。
- ホットウォレット
- コールドウォレット
ホットウォレットは、インターネットに接続して使用して、手軽に利用できるが、不正アクセスなどの危険があります。
コールドウォレットはインターネットに接続せず使用して、不正アクセスの危険性が低く、長期の保管に適しています。
本章では仮想通貨ウォレットの代表的な5つについて解説をします。
Webウォレット
Webウォレットはホットウォレットに分類される、仮想通貨の取引所や事業者が提供するオンラインの仮想通貨ウォレットです。インターネットに接続していればログインするだけで取引が行えます。
場所や時間、デバイスを選ばずに取引が行えるため入金や送金が手軽に行えるのがメリットです。
一方で常にハッキングや不正アクセスの対象になる危険性があります。また事業者側のサーバーの都合などにより、一時的に取引を制限されることがあるのがデメリットです。
Webウォレットは長期の保管より短期で行う少額の取引に適しています。
デスクトップウォレット
デスクトップウォレットはホットウォレットに分類され、パソコンに専用のソフトウェアをインストールすることで利用できる仮想通貨ウォレットです。利用者のパソコン上で管理されるため、クライアントウォレットとも呼ばれます。
デスクトップウォレットは秘密鍵などの情報がローカルで保管され、インターネット接続は必要に応じて行われます。そのためWebウォレットに比べて安全性は高いと言えるでしょう。
デメリットはパソコンの故障やウイルス感染によって仮想通貨を失う危険性があることです。デスクトップウォレットは自身でパソコンの管理ができる方に向いています。
モバイルウォレット
モバイルウォレットはホットウォレットに分類され、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールして利用するタイプのウォレットです。デスクトップウォレット同様に、クライアントウォレットに分類されます。
デスクトップウォレットに比べて、持ち運びがしやすく日常生活で利用しやすいのがメリットです。またスマートフォンであればパソコンと違い、Wi-Fiを必要としないため通信環境を気にする必要がありません。
デメリットとしてはデスクトップウォレットと同様に、不正アクセスやデータ破損による仮想通貨の紛失が挙げられます。
ハードウェアウォレット
ハードウェアウォレットはコールドウォレットに分類され、インターネットから切り離した物理的なデバイスに秘密鍵を保管するタイプのウォレットです。
利用時はパソコンとUSB接続、PINコードを入力して仮想通貨の取引を行います。
オフラインで保管されるためWebウォレット、デスクトップウォレット、モバイルウォレットに比べてハッキングや不正アクセスの危険性を減らせるのがメリットです。
一方で、ハードウェアウォレットにはデバイス紛失のリスクがあります。またPINコードや、PINコードがわからないときに使うリカバリーフレーズの紛失・流出によって、仮想通貨を失うこともあります。
ペーパーウォレット
ペーパーウォレットはコールドウォレットに分類され、紙に仮想通貨のアドレスや秘密鍵を記載して保管します。同じコールドウォレットのハードウェアウォレットに比べてコストが紙代のみなので安く済むのが特徴です。
ペーパーウォレットのメリットは高い安全性です。完全にインターネットから切り離されているので、ハッキングや不正アクセスの心配をすることなく利用できます。
ただし保管先は紙なので火や水に弱く、火災などで紛失する可能性があります。
NFTマーケットプレイスごとのオススメのウォレット
本章では代表的なNFTマーケットプレイスの5つについて、それぞれにおすすめの仮想通貨ウォレットを紹介します。
①OpenSea
Open Seaは世界最大のNFTマーケットプレイスです。取引は仮想通貨イーサリアム(ETH)とWebウォレットのメタマスクが必要です。
メタマスクはブラウザ上で拡張機能として利用でき、GoogleChrome・Mozilla Firefox・Brave・Microsoft Edgeの4つに対応しています。またスマートフォンに専用のアプリをインストールすることで、iOS・Androidでも利用可能です。
②Rarible
Raribleでおすすめのウォレットは、ハードウェアウォレットまたはペーパーウォレットです。なぜならRaribleでは取引を行うことでRARIトークンがもらえるからです。具体的には買い手と売り手あわせて、毎週75,000RARIがユーザーに配布されています。
Raribleは市場拡大中のNFTマーケットプレイスです。配布されるRARIトークンを長期保有するのに、ハードウェアウォレット・ペーパーウォレットが適しています。
③SuperRare
SuperRareでおすすめのウォレットは、デスクトップウォレットまたはモバイルウォレットです。
SuperRareで出品をするには審査が必要です。そのためSuperRare内のNFTアートは、他のNFTマーケットプレイスに比較して高品質で資産的価値が高い傾向にあります。
オンラインとオフラインの切り替えのできるウォレットで管理をすることで、ハッキングや不正アクセスから作品を保護しつつ、スピーディーな取引が行えます。
④Nifty Gateway
Nifty Gatewayでの取引にはモバイルウォレットがおすすめです。
Nifty Gatewayではアートの他に音楽も販売しており、スマートフォンなどで管理をすることによって、随時作品のチェックができ、好きなアーティストの新作を見逃す可能性を減らせます。
また予告なしの時間限定販売も行われるため、すぐに取引ができるモバイルウォレットがおすすめです。
⑤Coincheck NFT
Coincheck NFTは仮想通貨取引所のCoincheckがリリースした日本初のNFTマーケットプレイスです。Coincheckの口座を既に持っている方は、手続きなしですぐに利用できます。
Coincheck NFTではメタマスク(Webウォレット)のインストールが必要です。現在対応しているのはWebとアプリはAndroidのみとなっています。
利用できる仮想通貨は代表的なイーサリアム(ETH)に加えて、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)と日々種類が像がしています。
そのため既にCoincheckで仮想通貨取引を行なっている方はCoincheck NFTがおすすめです。
仮想通貨(暗号資産)をまだ、お持ちでない方は「Coincheck(コインチェック)」で購入がおすすめです。
国内取引所の中でアプリダウンロード数No.1と信頼のおける企業でもあります。
\ アプリダウンロード数No.1 /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
まとめ:NFTマーケットプレイスごとに適したウォレットを使用しましょう
本記事のポイントをまとめます。代表的な5つのNFTマーケットプレイスにおすすめの仮想通貨ウォレットは以下の通りです。
- OpenSea:メタマスク(Webウォレット)
- Rarible:ハードウェアウォレット・ペーパーウォレット
- SuperRare:デスクトップウォレット・モバイルウォレット
- Nifty Gateway:モバイルウォレット
- Coincheck NFT:メタマスク(Webウォレット)
NFTアートは市場の拡大が続いており、今後も成長が予想されます。それぞれのNFTマーケットプレイスに適したウォレットを使用することで、安全に取引を続けることができます。
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WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。