【スマホOK】メタバースの始め方4ステップ!必要なものや注意点も解説
NFTの稼ぎ方公開日 : 2022年12月09日 | [更新日] 2025年04月01日
メタバースは今注目を集めていますが、始め方は簡単です。長引くコロナ禍や技術革新によって、テレワークやオンライン会議など、様々なデジタルプラットフォーム上の交流が活発になっています。
特に、仮想空間内で現実世界さながらのコミュニケーションを行えるメタバースには、ビジネスや娯楽を始め、多くの場面での実用が期待されています。
本記事では、メタバースの始め方に加え注意点やおすすめのプラットフォームも紹介します。スマホ1台でチャレンジできる簡単な方法も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
- メタバースの概要
- メタバースの始め方
- おすすめのメタバースプラットフォーム
- メタバースを始める際の注意点
目次
そもそもメタバースとは?
まずは、そもそもメタバースとは何かを知っておきましょう。メタバースの概要を理解しておくことで、今後登場するメタバースを利用したプラットフォームの理解も早まります。
- メタバースの概要
- メタバースが日本で注目を集めている理由
上記2つの観点から、詳しく解説します。
メタバースの概要
メタバースは、インターネット上に作られた「仮想空間」を指します。メタバースの中でユーザーは、任意のアバターを操作し他のユーザーと交流したり、ビジネスとして商品の売買をしたりするなど、現実世界さながらの活動が可能です。
メタバースの起源は、2000年代に流行したセカンドライフというゲームです。同ゲーム内ではゲーム内通貨(仮想通貨と同義)を稼ぎ、換金できるなど、現在のNFTやPlay to Earnの元祖とも言える仕組みが実装されています。
また、vrchatのような任意のアバターを使って他ユーザーとコミュニケーションを楽しむゲームも、メタバースの代表格と言えるでしょう。
ちなみに、混同されがちなVRはメタバースのような「仮想空間を体験するための機器」のことのため、似て非なる存在です。メタバースは、インターネット上に作られた「仮想空間」と認識しておきましょう。
メタバースが日本で注目を集めている理由
メタバースが日本で注目を集めている大きな理由は、長引くコロナ禍によってコミュニケーションがオンライン上に移行しつつあるためです。
コロナ禍を経て、企業はテレワークやオンライン会議を推進し、プライベートのコミュニケーションもZOOMや同時音声通話機能を利用したオンライン上のものが増えてきています。
この流れは今後さらに加速する予測もあるため、オンライン上の新しいコミュニケーションツールとしてメタバースに注目が集まっています。
また、多くの日本人に愛されているアニメや漫画などの創作物は、NFTと相性が良いです。NFTはデジタル資産としても注目されているため、今後ビジネス方面でのメタバース推進の流れも、さらなるスピード感を持ち始めると予測されています。
メタバースを始めるときに必要なもの
メタバースを始める際に必要となるものは、以下の通りです。
- 暗号資産口座
- ウォレット
- VRゴーグル
- パソコン(スマホ・タブレット可)
メタバースではNFTやその他アイテム購入などに、仮想通貨が必要となります。そのため、仮想通貨を取り引きするための暗号資産口座と、仮想通貨を入れておく財布の役割を果たすウォレットの準備が必須です。
そのほか、メタバースの世界に没入するためのVRゴーグルも用意しておいた方が良いでしょう。
初期投資を抑えたい方は、スマホを直接セットして使う低価格なVRゴーグルも販売されているため、利用するメタバーズプラットフォームに合わせてVRゴーグルを選ぶと良いでしょう。
また、メタバースはパソコンからアクセスした方が良いものもあるので、本格的にメタバースを楽しみたい人は、パソコンを用意しておくことをおすすめします。
【スマホOK】失敗しないメタバースの始め方4ステップ
以下の4ステップに沿って作業すれば、誰でも簡単にメタバースを始められます。スマホでも作業可能なため、パソコンをお持ちでない方もぜひチャレンジしてください。
- 暗号資産取引所で口座を開設
- ウォレットの作成
- メタバースのプラットフォームを選ぶ
- 暗号資産を購入する
それぞれ詳しく解説します。
STEP1:暗号資産取引所で口座を開設
まずは、暗号資産取引所で口座を開設しましょう。メタバースではアバターやNFTの購入、そのほかメタバース内でのコミュニケーションやイベントを楽しむために仮想通貨が必要です。
暗号資産取引所は数多く存在しますが、初心者の方は業界大手のCoincheck(コインチェック)の利用がおすすめです。
Coincheck(コインチェック)の口座開設は無料で行えます。、詳しくは、「【完全版】いまさら聞けないNFTの始め方」を参考にチャレンジしてみてください。
STEP2:Walletの作成
暗号資産取引所の口座を開設したら、次にWallet(ウォレット)を作成します。
ウォレットは、暗号資産取引所の口座にある仮想通貨を入れておく財布の役割を果たしてくれます。
ウォレットの作成は、スクショ画像も豊富な「メタマスク(MetaMask)の登録方法から使い方まで徹底解説(2022年1月更新)」を参考に進めるとわかりやすいのでおすすめです。
STEP3:メタバースのプラットフォームを選ぶ
ウォレットの準備が終わったら、メタバースのプラットフォームを選びましょう。メタバースの始め方や始めるために必要なものは、各プラットフォームごとに異なります。各メタバースゲームに対応している仮想通貨の準備や、初回登録時のアイテム購入が必要です。
この後、おすすめのメタバースプラットフォームをまとめて紹介するので、チェックしてみてください。
STEP4:暗号資産を購入する
最後に、各メタバース内で使用する暗号資産を購入しましょう。利用するメタバースのプラットフォームによって、利用できる暗号資産も異なります。
暗号資産は、事前に購入しておくとスムーズに開始できます。あらかじめ対応する仮想通貨をCoincheckで購入しておきましょう。
詳しい暗号資産の購入方法は、「【完全版】いまさら聞けないNFTの始め方」を参考にしてください。
おすすめのメタバースプラットフォーム5選と関連銘柄
近年、NFT業界におけるメタバースの導入が進んでおり、さまざまなプラットフォームが展開されています。以下の5つのプラットフォームは多くの利用者がいるため、ぜひチェックしてください。
- Axie Infinity
- The Sandbox
- Decentraland
- Enjin Network
- Cluster
Axie Infinity
Axie Infinityは「アクシー」と呼ばれるモンスターを戦わせるゲーム型のメタバースです。
使用される暗号資産は「Ronin」で、イーサリアムのサイドチェーンを利用して作られた、Axie Infinity専用の暗号資産です。
Axie Infinityの特徴は、対戦に勝利すると一定数の「Ronin」を手に入れられ、その「Ronin」を換金できるPlay to Eearnという仕組みが体験できるところです。対戦に勝利すればするほど、お金を稼げる仕組みとなっています。
特に平均収入の低い新興国では、Axie Infinityで生計を立てる人も出てくるなど、全世界的に注目されているメタバースプラットフォームです。
普段から、対戦型ゲームをプレイしている人は、Axie Infinityを始めてメタバースで稼ぐ体験をしてみてください。
The Sandbox
The Sandboxも、世界的にユーザーが多く多様な楽しみ方がある人気のメタバースプラットフォームです。
The Sandboxでは、メタバース内で自身のアバターを操作し、マインクラフトのようにフィールドを開拓・創造したり謎解きやアイテム収集を楽しめます。
また、The Sandbox内でNFTを作成·販売することも可能なため、現実世界さながらのビジネス展開も可能です。
今後、The Sandbox内の土地(区画)はNFTとして高値での取引が予想されるなど、将来性に富んでいるのもThe Sandboxの特徴です。
自由度の高いメタバースプラットフォームを楽しみたい方は、The Sandboxを始めると良いでしょう。
Decentraland
Decentralandも、これからメタバースを始める人は知っておきたいプラットフォームの一つです。
Decentralandは、NFTで作られた仮想空間の中を、自身のアバターを操作して「自由に楽しむ」新感覚のプラットフォームです。
The Sandboxと同じく、プラットフォーム内でさまざまなNFTが売買できるほか、Axie InfinityやそのほかのNFTゲームとも互換性を持ちます。Decentralandを軸にして、さまざまなメタバースプラットフォームを楽しみ尽くすことが可能です。
Decentralandは、今後もさまざまなメタバースプラットフォームや企業と互換性を生み出すことも予想されているため、さらなる拡張性も期待されています。これからメタバースを始める人は、自由度と拡張性の高いDecentralandも要チェックです。
Enjin Network
Enjin Networkは、イーサリアムブロックチェーンベースのゲーム開発プラットフォームです。
Enjin Network内で開発されるゲームは、全てNFTとして複数のプラットフォーム上での取引が可能なため、メタバース内で本格的なゲーム開発事業を立ち上げることもできます。
Enjin Networkでは既に本格的なRPGゲームが開発され、アイテムはNFTとして高値で取引されるなど注目度は上がり続けています。
Enjin Networkについては、「エンジンコイン(ENJ)対応の稼げるゲーム8選を徹底比較」で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
Cluster
最後に紹介するのは、日本企業が運営するメタバースプラットフォームであるClusterです。
Cluster内で使用される暗号資産の銘柄は、オリジナルのクラスターコインと呼ばれる銘柄です。Clusterの特徴は、日本が誇るゲームクリエイティブを存分に生かした圧倒的な世界観と、参加できるイベント数にあります。
複数のテーマを元に作成されたClusterの仮想空間は、訪れるたびにギミックが追加されているなど、飽きさせない工夫が満点です。
また、開催されるイベント数は群を抜いており、日本企業が運営するメタバースプラットフォームならではのホスピタリティを感じさせます。
公式HPも日本語で書かれているため、初めてメタバースプラットフォームに触れる人も抵抗が少ないこともポイントです。
今後も多くのイベントが開催されるClusterは、始めてメタバースに触れる人にもおすすめです。
メタバースを始める際の注意点5つ
メタバースを始める際は、以下の5つの注意点を覚えておいてください。特に、パスワードやリカバリーフレーズの徹底した管理は、メタバースを楽しむ上で欠かせません。
- パスワードや秘密鍵を管理する
- リカバリーフレーズを絶対に誰にも教えない
- 送金時にウォレットアドレスの入力ミスをしない
- 知らないメールやURLにはアクセスしない
- 儲け話には乗らない
それぞれ詳しく説明します。
パスワードや秘密鍵を管理する
メタバースを始める際は、パスワードや秘密鍵と呼ばれる暗号を厳重に管理することが大切です。
パスワードや秘密鍵を紛失したり、誤って人に教えてしまうことでアカウントの乗っ取りや、ウォレット残高の抜き取りなどの被害にあってしまうこともあります。
場合によっては、暗号資産取引所の資産もハッキングされる可能性もあり、重大な被害に発展することもあるでしょう。
メタバースは、NFTをはじめ自己資産に直結するアイテムをやり取りする機会も多いですが、セキュリティについてはまだまだ発展途上の世界です。
たとえ家族や親しい友人でも、万が一に備えてパスワード・秘密鍵のようなセキュリティに直結するものは教えないようにしておきましょう。
リカバリーフレーズは絶対に誰にも教えない
パスワードや秘密鍵と同じく、リカバリーフレーズも絶対誰にも教えてはいけません。
リカバリーフレーズとは、何らかの事情でウォレットにアクセスできない時に使用される秘密の暗号のことを指し、これが流出してしまうとハッキングをはじめとした不正利用の被害を受けてしまいます。
リカバリーフレーズもパスワードや秘密鍵と同じく、家族や親しい友人にも教えないという徹底した意識が大切です。
送金時にウォレットアドレスの入力ミスをしない
メタバースを利用する際は、送信時に相手のウォレットアドレスの入力ミスをしないことが重要です。
NFTの購入やサービス利用などで、メタバース内では頻繁に暗号資産の送金を行います。この際に、相手のウォレットアドレスを間違えてしまうと、送った暗号資産が戻ってこないばかりか、個人情報の不要な流出にも繋がりかねません。
相手のウォレットに送金する際は、手入力をやめてコピペを使うなど、細心の注意を払っておく必要があるでしょう。
知らないメールやURLにはアクセスしない
知らないメールやURLにアクセスしないことも肝心です。メタバースを利用していると、公式サイトからのアップデート情報など、メールやチャットを受け取る機会があります。
公式サイトからのメールであれば問題はありませんが、中にはセキュリティが発展途上なメタバースの利用者を狙った悪質業者からのスパムメールも混じっている可能性があります。
対策としては、少しでも不審に感じるメールやURLを開かないことです。悪質業者は精巧に公式サイトから送られてくるメールを、上手に真似ていることもあるので、どんなメールやURLも用心しながらチェックしましょう。
儲け話には乗らない
メタバースはまだまだ発展途上なデジタルプラットフォームのため、詐欺グループなどが悪質な儲け話を持ちかけてくることもあります。
詐欺グループでなくても、悪い儲け話と気づかずにSNS上で「〇〇というメタバース上のプロジェクトに参加してくれる人を募集中!」と拡散している人もいるため、情報の取捨選択は慎重に行うようにしてください。
メタバースは、予想もつかない手法の詐欺やトラブルが発生することもあるため、「儲け話は全て疑う」くらいの気持ちで話を聞いておくと良いでしょう。
メタバースの始め方に関するよくある質問
最後に、メタバースの始め方に関するよくある質問を紹介します。
- 無料でメタバースを始める方法はある?
- スマホだけでもメタバースは始められる?
- メタバースは稼げる?
無料でメタバースを始める方法はある?
サービスによっては無料で利用できるメタバースもありますが、基本的にはお金がかかると思っておきましょう。
今回紹介したメタバースの中で、日本企業が運営するClusterは一部サービスを無料で利用できます。
また、メタバースをさらに楽しむためにはVRゴーグルや処理能力の高いパソコンを用意していく必要も出てくるため、追加費用が発生するケースも考えられます。
まずは無料で楽しめるメタバースを選んで感覚を掴み、追加でかかる費用を用意するのもおすすめです。
スマホだけでもメタバースは始められる?
スマホだけでも、メタバースは始められます。
専用のスマホアプリをローンチしているメタバースプラットフォームもあるため、まずはスマホでメタバースをお試しするのもおすすめです。
メタバースは稼げる?
メタバースプラットフォームによっては、稼げる可能性があります。
たとえば、Axie Infinityのようにゲームで勝利して暗号資産を稼ぐ方法や、The Sanboxのような広大な仮想空間ないで土地やアイテムといったNFTを売買して稼ぐ方法が考えられます。
ここで注意したいのは、ビジネスに失敗して資産を失う可能性もあるということです。メタバースで稼ごうとするときは、リスクがある側面も理解しておきましょう。
稼げるゲームについては、「エンジンコイン(ENJ)対応の稼げるゲーム8選を徹底比較」で紹介しています。
まとめ:メタバースの始め方の第一歩は取引所で口座開設
これからメタバースを始める人は、まず暗号資産取引所で口座開設から始めましょう。
その後、ウォレットの準備やプラットフォームの選択などやることは続きますが、一つひとつゆっくり確実にこなしていくことが重要です。
さまざまな暗号資産取引所がありますが、初心者の方は国内大手のCoincheck(コインチェック)がおすすめです。
口座開設を済ませ、今後も発展が期待されるメタバースに、ぜひ挑戦してみてください。
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。