【2022年】メタバースの始め方ー登録方法からおすすめのプラットフォームまで解説
NFTの稼ぎ方公開日 : 2021年11月04日 | [更新日] 2022年05月01日
近年、NFTの技術を活用したメタバースが次々とリリースされており、メタバースの始め方に興味がある人が増えています。
遊びながら稼げる手段として注目を集めており、大手企業もメタバースに高額な支援を行っていることから、最も勢いのあるジャンルといえるでしょう。
本記事では、世界中で注目を集めているメタバースの始め方やおすすめのプラットフォームなどを徹底解説します。
「今からメタバースを始めても遅いのではないか」
「メタバースを始めるために必要なものを知りたい」
「メタバースを始める際の注意点を知りたい」
上記の悩みを持っている方に向けて分かりやすく解説しておりますので、最後までご覧ください。
- メタバースの始め方は4ステップ
- メタバースの注目理由は、NFTとの相性がよいから
- おすすめのメタバースプラットフォームは5つ
- メタバースを始める際の注意点は、秘密鍵を紛失しない
- メタバースを始めるのに必要なものはないため、気軽に始められる
- メタバースの始め方の第一歩はCoinCheckで口座開設
目次
メタバースとは?
メタバースとは、オンライン上に存在する3DCGの仮想空間です。2000年代前半からメタバースを用いたゲームが多く登場しています。
「セカンドライフ」は2003年にスタートしたサービスです。商品やサービスの取引がゲーム内で行え、売買で得た仮想通貨を現実の通貨に換金できる利点から大きな注目を浴びました。
また、「VRchat」も「セカンドライフ」と同年に始まり、ユーザー同士で新しい世界を作れる自由度の高さが大人気です。
近年では、ブロックチェーン技術を活用したメタバースが登場しており、メタバース上の土地やアイテムを売買する活用に関心が集まっています。
メタバースが仮想通貨で注目を集める理由は?
メタバースは仮想通貨で大きな注目を集めています。メタバースが仮想通貨、主にNFTで注目を集める理由は以下の2つです。
- メタバースとNFTで活用の幅が広がるから
- メタバースとNFTの相性がよいから
上記の説明に加え、前提条件としてNFTについても詳しく解説します。
そもそもNFTとは
NFTとは「Non-Fungible Token」の略称であり、「非代替性トークン」を意味します。NFTは、コピーや改ざんが容易なデジタルデータをブロックチェーン技術で保護し、唯一性を証明できる技術です。
NFT技術の登場によって、デジタルデータでも現実の土地や絵画のように、唯一性を活かした取引ができるようになりました。
NFTについて詳しく知りたい人は、「NFTとは?わかりやすく仕組みや特徴、作成・購入・販売方法を解説」の記事をご覧ください。
メタバースとNFTで活用の幅が広がるから
注目を浴びる理由は、活用の幅が広がるからです。メタバース内では、メタバースの機能性とNFTの唯一性を活かした、商品の売買や作成、展示などの活動ができます。
NFT化された土地やアイテムなどの商品は、メタバース内のマーケットで販売できるほか、「NFTマーケットプレイス」と呼ばれる市場でも取引が可能です。
商品の需要が増え取引が活発に行われると、唯一性が評価されて商品価値が高まり、2次流通によってマネタイズできます。メタバースの人気やアイテムの需要などで価格が変わるため、NFTの活用方法によってはメタバース内で収益を増やすことも可能です。
メタバースとNFTの相性がよいから
メタバースとNFTがさまざまな点において相性が良いのも、注目を浴びる理由です。メタバースは3DCGの仮想空間に人が集まることで、コミュニケーションの場になります。
世界的パンデミックの影響もあり、リアルなコミュニケーションが減る中、新しい場として注目を浴びています。
メタバース内の世界に没頭する人も多く市場も伸びているため、ゲーム内の土地やアイテムに、現実の土地やモノと同等の価値を感じる人も少なくありません。
唯一無二であるNFTは高額で取引されるケースも多く、2021年2月にはゲーム内の土地の一角が約2億8,600万円で取引されました。
関連記事:超人気NFTゲームAxie Infinityの仮想空間の土地の一区画が2.9億円で販売
メタバースの始め方
メタバースは下記4ステップで始められます。
- 暗号資産取引所で口座を開設
- Walletの作成
- メタバースのプラットフォームを選ぶ
- 暗号資産を購入する
取引所や選ぶメタバースによって始め方は少々異なりますが、基本的にはどれも同じ始め方です。本記事を参考にメタバースを始めてみましょう。
STEP1:暗号資産取引所で口座を開設
メタバースを始めるには、暗号資産取引所で口座の開設が必要です。暗号資産取引所では、メタバースで土地やアイテムを購入・販売するのに用いる、暗号資産(仮想通貨)を購入できます。
おすすめは国内最大規模の取引量を誇るCoinCheckです。シンプルなデザインであり、操作性のよいインタフェースを使っているため、NFT初心者でも気軽に使えます。
また、暗号資産の取引に手数料がかからないため、ビットコインを頻繁に使う人にとってメリットです。頻繁に取引を行う場合でも、他に口座を開設しなくていいため、NFTの入口としておすすめの取引所といえます。
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STEP2:Walletの作成
暗号資産取引所に口座開設を行った後は、暗号資産を保管するWalletを作成しましょう。基本的な流れは、暗号資産取引所で購入した暗号資産をWalletに入れ、Walletからメタバース内へ入金します。
Walletの作成も必須です。作成するWalletは、あらゆるプラットフォームで利用できるMetaMaskを使いましょう。
MetaMaskの開設方法は「メタマスク(MetaMask)の登録方法から使い方まで徹底解説(2022年1月更新)」で詳しく解説しておりますので、併せてご覧ください。
STEP3:メタバースのプラットフォームを選ぶ
暗号資産取引所の口座開設とWalletの作成が完了したら、メタバースのプラットフォームを選びましょう。
メタバースの始め方や始めるために必要なものは、各プラットフォームごとに異なります。各メタバースゲームに対応している仮想通貨の準備や、初回登録時のアイテム購入が必要です。
本記事の「おすすめのメタバースプラットフォームと関連銘柄」を参考に、遊ぶメタバースプラットフォームを選びましょう。
STEP4:暗号資産を購入する
遊ぶメタバースを選んだ後は、メタバースに対応した暗号資産を取引所で購入しましょう。選んだメタバースのプラットフォームによっては、会員登録の際に暗号資産が必要です。
事前に購入しておくとスムーズに開始できます。あらかじめ対応する仮想通貨をCoincheckで購入しておきましょう。
おすすめのメタバースプラットフォームと関連銘柄
近年、NFT業界におけるメタバースの導入が進んでおり、さまざまなプラットフォームが展開されています。
中でも、おすすめのプラットフォームは下記5つです。
- Axie Infinity
- The Sandbox
- Decentraland
- Enjin Network
- Cluster
各ゲームの特徴を取り上げながら解説するので、「とりあえずメタバースをプレイしたい」という方は参考にしてください。
①Axie Infinity
「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」は、Axie(アクシー)というモンスターを育てて戦う対戦ゲームであり、対応通貨はイーサリアムです。
ゲーム内で土地を保有することができ、素材収集が可能です。また、他のモンスターと戦えるようになると遊びの幅がさらに広がります。
ゲーム内のAxie(アクシー)や土地などのNFT資産を売買できます。2022年4月現在ではイーサリアムの売上高トップを記録しており、Axi Infinityで生計を立ててる人もいるようです。
②The Sandbox
「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」はメタバース内でキャラクターを操作して遊ぶゲームで、対応通貨はSANDです。
キャラクターやアイテム、さらには3Dゲームの自作ができる自由度の高いゲームです。The Sandbox内で作った作品はNFTマーケットプレイスで販売でき、収入を得られます。
自分で商品を作らなくてもキャラクターやアイテムを販売できるため、2次流通で稼ぐ方法もあります。
さらに、ゲームをプレイする上で欠かせない要素は「LAND(土地)」です。LANDを貸し出すと不動産収入を得られるため、ゲーム内でも現実に近い体験ができます。
③Decentraland
「Decentraland(ディセントラランド)」は、ブロックチェーン技術を活かしたVR空間で遊べるゲームであり、対応通貨はMANAです。
広いVR空間を散歩したりミニゲームで遊んだりできます。VR空間内で新たなアイテムやコンテンツを作成できて、NFTマーケットプレイスで売買も可能です。
また、他のゲームとの互換性もあり、「Axie Infinity」や「Etheremon(イーサエモン)」などの他のゲームと一部のNFTを相互利用できます。
④Enjin Network
「Enjin Network(エンジンネットワーク)」は、イーサリアムブロックチェーンベースのゲーム開発プラットフォームであり、対応通貨はENJです。Enjin Networkによって、30種類以上のメタバースプラットフォームが作成されています。
The SandboxもEnjin Networkを用いて開発されています。Enjin Networkで作成されたアイテムは、異なるプラットフォームでも売買可能です。
NFT業界は流行の移り変わりが激しいといえます。異なるプラットフォームで販売できるEnjin Networkは、他にはない魅力です。Enjin Networkは、メタバースプラットフォームの中でも稼ぎやすいといえるでしょう。
⑤Cluster
「Cluster(クラスター)」は、3Dアバターを用いて交流を広げられるメタバースプラットフォームです。無料で遊べるゲームのため、仮想通貨は必要ありません。
バーチャル渋谷やバーチャル原宿など、日本の街並みを再現したワールドを探索できます。人気アニメ「SAO」のコラボイベント会場などもあり、ポップカルチャーとしての日本も体験可能です。
スマートフォンのアプリでメタバースを体験できる特徴があり、どこでも気軽にライブイベントや日本観光を楽しむことが可能です。また、VRイベントを自分で開催することも可能で、チケット販売やギフトによるマネタイズもできます。
現在は世界的パンデミックにより、人とのコミュニケーションが希薄になっているといえます。だからこそ、メタバースによるイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
メタバースを始める際の注意点
メタバースを始める際の注意点は大きく分けて2つあります。
1つ目は、メタバースのゲームを始める際に仮想通貨が必要な場合が多く、所有している仮想通貨の管理が重要な点です。「秘密鍵」と呼ばれる暗証番号のようなものが割り振られますが、秘密鍵を紛失した場合、仮想通貨やNFTが引き出せません。
また、流失すると無断使用される危険性があるため注意が必要です。紛失したり他人に見られたりしないように、きちんと管理しましょう。
2つ目は、初期費用を回収するのに時間がかかる場合がある点です。選んだメタバースプラットフォームにもよりますが、回収できるまで3〜4ヶ月は見積もっておきましょう。
長期的に見れば初期費用を回収して、大きく稼ぐチャンスがあるため、自分が楽しめる方法でプレイしましょう。
メタバースを始めるのに必要なものは?
メタバースを始めるのに必要なものは3つです。
- 暗号資産取引所の口座
- 暗号資産を保管するWallet
- メタバースのアカウント
場合によっては上記に加え、アイテムの購入や土地の購入が別途必要なため、公式ホームページでよく確認しておきましょう。
メタバースを始めるために必ず必要な機材はなく、気軽に始められます。よりメタバースの世界観を楽しみたい方は、メタバースに対応しているVRヘッドセットやを用意しましょう。VRヘッドセットを快適に使える付属品「ストラップ」を併せて用意すると快適です。
まとめ:メタバースの始め方の第一歩は取引所で口座開設
近年、NFTの技術を利用したメタバースの発展は凄まじく、世界中の企業やユーザーが注目している分野です。
実際に、メタバース上で販売された土地が約3億円で取引された事例もあり、遊びながら稼げる手段を利用して生計を立てる人もいます。
メタバースを始めるには4つのステップが必要です。
- 暗号資産取引所で口座を開設
- Walletの作成
- メタバースのプラットフォームを選ぶ
- 暗号資産を購入する
メタバースを始める第一歩として、CoinCheckで口座開設を行いましょう。シンプルで使いやすいため、暗号資産取引を行う初心者から上級者まで活用している人気のある取引所です。無料で口座開設できますので、まずは気軽に口座開設を行いましょう。
さらにNFTの情報を知りたい方は「NFT-Now」のほかの記事をご覧ください。
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。 大手仮想通貨メディアで執筆を担当しており、暗号資産について知見があります。