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【2023版】NFT市場規模と現状、将来予測をわかりやすく紹介

NFTのはじめ方

公開日 : 2021年07月28日 | [更新日]

「NFTってまだ盛り上がっている?」

「NFTってこれからも稼げる?」

「興味はあるけど、NFTの始め方なんていまさら聞けない」

上記のようなお悩みを抱えている方に向けて、NFT市場の現在と未来、NFTの始め方について解説します。

NFT市場について理解すれば、NFTは今始めるべきなのか、作品の売り時などの立ちまわり方が分かります。NFTを始めてみたい方は、本記事を参考にしてNFTを始めてみましょう。

この記事の概要
  • NFTの市場規模
  • 将来的なNFT市場規模の予測
  • NFTについて

【2023】世界のNFT市場規模と現状

【2022】世界のNFT市場規模と現状

出典:NFT Market Overview

上記のグラフからも分かる通り、世界のNFT市場は2021年の8月ごろから急速な盛り上がりを見せ、その勢いは2022年の5月まで続きました。しかし、現在では盛り上がりが少し落ち着いてきています。

一時的に急速な成長をした要因には、著名人によるNFTの導入やゲーム業界の変革、デジタルアート作品の需要拡大などが挙げられます。

一方で、盛り上がりが少し落ち着いてきた理由は、世界的なインフレや利上げ、それに伴うリセッション(景気後退)に対する懸念がNFT市場に大きな影響を与えたからです。

NFT市場では現在でも多岐にわたる取り組みが行われており、ゲームやファッション、アートなどさまざまな分野が参入してきています。そのため、急速な盛り上がりはないにしても、今後も引き続き市場規模の拡大が期待できるでしょう。

NFTそのものが気になる方は、「NFTとは?わかりやすく仕組みや特徴、作成・購入・販売方法を解説」を参考にしてください。

【2023】日本のNFT市場規模と現状

【2022】日本のNFT市場規模と現状

日本の暗号資産取引は、2020年7月〜2021年6月と2021年7月〜2022年6月の期間で比べると113.2%増加しており、伸び率で見るとアジア随一です。

日本の暗号資産取引がここまで伸びた理由としては、DeFiの取引額増加が挙げられます。日本の暗号資産市場は、中国や韓国と比較すると依然として小規模です。しかし、DeFi取引額は韓国の約2倍で、DeFi取引額1位の中国にも迫る勢いです。

【2022】日本のNFT市場規模と現状

出典:NFTの動向整理

また、上記の表のように日本のNFTユーザーは若い世代が多く、参入企業も増えてきているため、さまざまなジャンルで活用されてきています。メルカリやLINE、サイバーエージェントや楽天など、日本でも有名な企業が参入しており、盛り上がりは続くでしょう。

実際に、NFTビジネスの仕組みを知りたい方は「NFTビジネスの仕組みとは?モデル例7選と国内海外企業を紹介」をご覧ください。ビジネスモデルの例も紹介しているため、イメージしながら読み進められます。

将来的なNFT市場規模の予測

将来的なNFT市場規模の予測

NFT市場については、さまざまな予測がされています。特にこれからNFTをはじめようと考えている方にとっては、NFT市場の動向は非常に重要です。

本記事では、下記2つの視点からNFT市場規模の予測を紹介します。

  • NFT市場はまだ拡大すると予測される
  • NFT市場の課題

良い方面では、NFT市場はまだ拡大すると予測されていますが、一方では、NFT市場が成長するためには課題が残っているのが現状です。それぞれの内容について詳しく紹介していきます。

NFT市場はまだ拡大すると予測される

NFT市場は以下の3つの視点から今後も拡大すると予想されています。

1つ目は、マーケッツアンドマーケッツ社が発表した2027年までの世界予測によると、2022年から2027年までの5年間で、NFT市場は4.4倍に成長すると予測されているからです。

2つ目は、2022年に過去最高額のものがいくつか販売されたからです。今回は2022年に、過去最高額で取引された5つのNFTについて紹介します。

  1. Clock - Julian Assnge and Pak(16,593ETH/2010万ドル)
  2. CryptoPank #5822 - Larva Labs(8,000ETH/970万ドル)
  3. CryotoPank #5577 - Larva Labs(2,501ETH/303万ドル)
  4. Ukrainian Flag NFT- UkraineDAO(2,250ETH/270万ドル)
  5. All Time High in the City - XCOPY(1,630ETH/190万ドル)

3つ目は有名人や企業も、続々と参戦しているからです。ここからは、日本でNFTに参入している有名人や企業を紹介します。

  1. 香取慎吾(NFTアートのチャリティープロジェクトを実施。LINEのブロックチェーンを活用)
  2. 内村航平(引退記念NFTをOpenSeaで販売)
  3. テレビ朝日(東映ロボットアニメNFTトレーディングカードを作成・販売)
  4. 株式会社ドキドキ(拡張現実と仮想現実を音声などで結びつけた「オーディオメタバース空間」で生きていく「Crypto Fuzzy」というモンスターを創造)
  5. 楽天NFT

NFT市場の課題

NFT市場の課題は3つあります。1つ目は「所有権や著作権、税金などの法整備」です。NFT所有者が、デジタルアートなどの所有物を何者かから消された場合に、NFT保有者はどのような保護を受けられるのかを定めなければなりません。

また、税法上明確化されておらず、現在はNFTの交換や売買で所得が応じた場合は雑所得になると考えられていますが、今後は税金などの法整備を進めていく必要があります。

2つ目は「ハッキングリスク」です。インターネットを活用しているNFTにとっては、大きな課題です。NFTで活用しているブロックチェーン技術は情報の改ざんや破壊が難しいといわれていますが、過去には仮想通貨の盗難事件やハッキング事件が起きています。

3つ目は「価格変動の大きさ」です。NFTは仮想通貨を基盤としているため、価格の変動が激しい仮想通貨の影響を受けてしまい、仮想通貨の急な価格変動に合わせて高騰したり下落したりします。

そのため、実際にNFTを購入する際は、現在の価値に見合ったものかを判断しなければなりません。

そもそもNFTとは

そもそもNFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の頭文字をとった略語で、日本語では「非代替性トークン」を意味します。NFTはよくアートと勘違いされていますが、デジタルデータの所有権や製作者の情報などを記録した証明書がNFTです。

NFTについては、「NFTとは?わかりやすく仕組みや特徴、作成・購入・販売方法を解説」にて、詳しく解説しています。気になる方はこちらの記事をご覧ください。

NFTの始め方

NFTの始め方

NFTの売買を行うためには、以下の2つを用意してください。

  • 暗号資産取引所のアカウント
  • ウォレットの作成

こちらの2つが用意できたら、あとは暗号資産を購入するだけでNFTを始められます。

詳しいやり方が気になる方は、「【完全版】いまさら聞けないNFTの始め方」をご覧ください。実際の操作方法をスクリーンショット付きで解説しているので、この記事を読めば、NFTを始められます。

まとめ:NFTの市場からはまだまだ目が離せない

NFTの市場規模は現在、落ち着いてきていますが、2021年の8月ごろのような急速な盛り上がりがいつ来てもおかしくありません。

日本は特に暗号資産取引数も増えてきており、有名人や企業の参入も盛んになってきています。そのため、日本のNFT市場はまだまだ盛り上がっていくでしょう。

しかし、NFT市場には所有権や著作権、税金などの法整備やハッキングリスク、価格変動の激しさなどまだまだ課題が多くあります。

課題はありますが、急速な盛り上がりを見逃さないためにも、今のうちからNFTを少額でもよいので始めてみるのがおすすめです。

NFT-Now」では、他のNFTプラットフォームや取引所についても発信しています。気になる方は、他の記事も参考にしてみてください。

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