Decentraland(ディセントラランド)の始め方解説!稼ぎ方や注意点まで
NFT知識公開日 : 2022年01月04日 | [更新日] 2024年11月01日
「DecentralandでNFTを始めてみたい」
「Decentralandで稼ぎたい」
「Decentralandを始める際の注意点を知りたい」
上記のような悩みを抱えている人も、多いのではないでしょうか。たしかに自分でDecentralandに関する情報を調べてみても、新しいサービスのため情報量が少なく、検索にもなかなかヒットしない場合が多いです。
本記事では、Decentralandの始め方や遊び方、注意点について解説します。本記事を読めばDecentralandをすぐに始められるようになるため、これからDecentralandを始める方は参考にしてみてください。
- Decentralandとは
- Decentralandの始め方
- Decentralandの遊び方
- Decentralandの注意点
https://twitter.com/decentraland/status/1503103595578859528?cxt=HHwWkIC5sbSwjNwpAAAA
目次
Decentraland(ディセントラランド)とは?
ディセントラランド(Decentraland)とは、2017年の8月にリリースされた仮想通貨「MANA」を使って土地を売買したり、他者とコミュニケーションを取ったりできるゲームです。
専用のゴーグルを装着してVRゲームとしても楽しめます。
ブロックチェーン技術を使っているので、土地や作品の価格が保証され、安心安全にゲームをプレイできます。
町の中心部の土地は価格が高く、町のはずれの土地は価格が安いので、ゲーム内でも現実と同等の価値をもつのが魅力です。
関連記事:メタバースのおすすめは?プラットフォームの比較と始め方を解説
Decentraland(ディセントラランド)の始め方
ディセントラランド(Decentraland)はVRの世界に飛び込めたり、土地を売買して利益をあげたりと非常に魅力的なゲームなので、始めたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
メタバースのゲームは難しいと感じるかもしれませんが、決して難しくはありません。簡単に始められます。
ディセントラランド(Decentraland)の始め方は、以下3ステップです。
- 取引所の口座とMetaMaskを用意する
- アバターを設定
- ユーザー名の設定
1:取引所の口座とMetaMaskを用意する
Decentralandを始めるためには「取引所の口座」と「MetaMask」を用意する必要があります。Decentralandで必要となるMANA(マナ)は国内取引所では取り扱っていないため、海外取引所の口座も用意しなければなりません。
国内取引所と海外取引所の用意ができたら、MetaMaskを用意しましょう。MetaMaskは仮想通貨を管理するお財布のようなもので、MANAを管理できます。また、MetaMaskはDecentralandのアカウントを作成するときも必要です。
MetaMaskに登録する際は、「メタマスク(MetaMask)の登録方法から使い方まで徹底解説(2021年10月更新)」を参考に、登録を進めてみてください。
MetaMaskに登録している方は、以下の手順で登録できます。
- ディセントラランド(Decentraland)にアクセス
- 「GET STARTED」をクリック
- 「Play using your wallet」をクリック
- MetaMaskを選択
- MetaMaskにログインして接続
2:アバターを設定
MetaMaskと接続できたら、次はアバターを設定しましょう。かなり細かいところまで変えられるので、アバター設定の段階でかなり楽しめます。
自分のアバターを操ってVR世界の中で生活していくので、自分のお気に入りのアバターを作り上げましょう。
設定できるのは以下の要素です。
- 性別
- 肌の色
- 髪型
- 眉毛
- 目
- 口
- ひげ
- 服
- ズボン
- 靴
- アクセサリー
3:ユーザー名の設定
アバターの設定も終わったら、最後にユーザー名を設定しましょう。ただし、ユーザー名は以下のような決まりがあるので、注意してください。
- 15文字以下
- 使用できるのはアルファベットと数字
- 日本語・記号は使用できない
ユーザー名を入力する欄の下部にメールアドレスを入力する欄がありますが、こちらは任意です。入力すると、ニュースレターが届くようになります。
また、アイコン下部の「EDIT AVATAR」をクリックすると、アバターを再設定できます。
ユーザー名を決定すると利用規約が表示されるので、「I AGREE」をクリックすると設定完了です。
Decentraland(ディセントラランド)の遊び方7ステップ
Decentralandでは、さまざまな遊び方が可能です。しかし、できることが多いがゆえに、初心者は何から始めればいいか分からなくなってしまいます。
Decentralandの遊び方は、以下の7ステップを参考にしてみてください。
- まず操作を覚える
- バーチャル空間を探索する
- チャットでコミュニケーションをとる
- イベントに参加する
- ショッピングをする
- 土地やアイテムを売買する
- オリジナルゲームやカジノをプレイする
ステップ①:まずは操作方法を覚えよう
基本操作は以下の通りです。一般的なPCゲームと操作方法が一緒のため、慣れている方であればすぐにゲームをプレイできるでしょう。
- W:前進
- S:後退
- D:左
- A:右
- Shift:歩く
- Space:ジャンプ
- I:バックパックを開け閉めする
- U:UIを隠す
- V:視点を切り替える
ステップ②:バーチャル空間を探索しよう
※実際のディセントラランド(Decentraland)内
アカウント作成時に作ったアバターを使い、自由自在に移動したり走り回ったりできます。PCの矢印キーなどで操作できるため、まずは使い方に慣れるためにもバーチャル空間を探索してみてはいかがでしょうか。
ステップ③:チャットでコミュニケーションを取ろう
チャット機能があるため、文字を使って自分の考えを他のプレイヤーに伝えられます。文字での伝達のほかに、何か画像を送りたい場合にも有効です。
また、マイクやジェスチャー、絵文字などで他のプレイヤーとコミュニケーションを取ることもできます。
ステップ④:イベントに参加しよう
Decentralandは、有名企業のコラボや大型イベントを定期的に開催しています。毎日数多くのコラボイベントが開催されているため、チェックしてみましょう。興味があるものを選び、開催されている日時までにアバターでイベント場所に向かえば参加可能です。
大手企業や大物アーティストとのコラボも行われています。まずは知っている企業やアーティストのイベントに参加するのがおすすめです。
ステップ⑤:ショッピングをしよう
Decentralandではショッピングも行えます。購入したアイテムはNFTになっているため、提携している他のメタバースでも利用可能です。
また、アイテムによってはマーケットプレイスで高値で取引されている場合もあるため、購入した金額よりも高値で販売できる可能性もあります。
ステップ⑥:土地やアイテムを売買しよう
Decentraland上の土地(LAND)やアイテムは、NFTになっています。土地やアイテムはMANAを用いて売買可能です。ゲーム内で作ったアイテムはNFTマーケットプレイスで販売することで、MANA以外の仮想通貨にできます。
ゲーム内で需要のあるアイテムを作り出したり入手できたりすれば、ゲームで収益を得ることができます。
ステップ⑦:オリジナルゲームやカジノをプレイしよう
Decentralandでは、イベントやゲーム以外にカジノやオリジナルゲームもあります。そのため、土地やアイテムの売買のみでなく、カジノでも収益を得られます。
日本ではリアルカジノが存在しませんが、Decentralandのバーチャルカジノでは国籍関係なく楽しめます。日本では味わえないカジノの雰囲気を味わえるため、ぜひ一度プレイしてみましょう。
オリジナルゲームはユーザーが作成したゲームなどをプレイできるため、他のゲームでは体験できないようなゲームをプレイできます。
Decentraland(ディセントラランド)の独自通貨MANAとは
Decentralandでは、MANA(マナ)という独自通貨を発行しています。MANAはDecentraland内の土地やアイテムの購入、ミニゲームやカジノに参加するときに必要な仮想通貨です。
NFTマーケットプレイスでMANAを販売すると、イーサリアムなどの別の通貨に換金できます。
以下がMANAの基本情報です。
ティッカーシンボル | MANA(マナ) |
1MANAあたりの価格 | 40.26円(2022年12月29日時点) |
取り扱い開始 | 2017年8月4日 |
発行上限 | 2,805,886,393 MANA |
ゲームに必要な通貨になるため、価格変動は細かくチェックするようにしましょう。
Decentraland(ディセントラランド)での稼ぎ方4選
Decentralandでは独自通貨のMANAを使って売買できるため、稼げるチャンスがあります。Decentralandで稼げる可能性がある方法としては、以下の4つです。
- 高額な土地やNFTアイテムを売却する
- サービスやイベントを開催する
- カジノで稼ぐ
- MANAを売却する
高額な土地やNFTアイテムを売却する
土地であるLANDの発行上限は決まっているため、NFTアイテムよりも希少価値が高く、価格も高額になる場合がほとんどです。
土地の区間はパーセルと呼び、1パーセルは16m×16mです。隣接したパーセルを組み合わせて大きくすることもできます。
また、Decentralandでは土地以外にもNFTアイテムを取引できます。ゲーム内を探索しているとNFTアイテムが展示されており、マーケットプレイスで購入可能です。一般的な転売方法と同じで、安く仕入れて高く売れれば利益になります。
サービスやイベントを開催する
Decentralandでは、サービスやイベントを開催できます。ご自身が所有されている土地でイベントを開催して入場料を取ったり、アイテム販売をしたりすれば利益を出せるかもしれません。
また、土地を持っていない場合でも他のプレイヤーからレンタルできます。土地を借りてサービスやイベントを開催するのも一つの手です。
カジノで稼ぐ
Decentralandでは、ワールド内にあるカジノで稼ぐことも可能です。日本ではラスベガスのようなカジノはありませんが、ゲーム上のバーチャルカジノであれば国内にいながらプレイできます。
また、時間制限もないためいつでも遊べます。カジノは楽しみながら稼げるかもしれない方法です。
MANAを売却する
仮想通貨MANAを安いときに購入して、高くなったときに売れば利益を得られます。しかし、先述した通りMANAは国内取引所では取り扱っていないため、海外取引所が必要です。
また、MANAの価格が今後上がる保証はありません。取引は慎重に行いましょう。
Decentraland(ディセントラランド)を始める際の注意点
ディセントラランド(Decentraland)では、イベントに参加したり土地を売買したりとさまざまな楽しみ方があり、多くのユーザーが楽しめるコンテンツになっています。
しかし、ディセントラランド(Decentraland)を始める上で注意点も存在します。
何事も良い面・悪い面の把握は必要です。特に、ディセントラランド(Decentraland)は仮想通貨を扱うゲームの特性上、注意点を知らないと損をする可能性もあります。
注意点は以下の5つです。
- 突然サービスが終了する可能性がある
- 価格変動がある
- 日本円での取引はできない
- 手数料が高い
- スマホ対応・日本語対応はしていない
突然サービスが終了する可能性がある
ディセントラランド(Decentraland)は2017年にサービスが開始されたばかりで、まだまだ日が浅いサービスです。
そのため、突然のサービス終了も考えておく必要があります。
サービス終了の原因として考えられるのは、ユーザーが思ったより増えなかったり、収益が思うように上がらなかったりして、プラットフォームの維持が困難になる流れです。
しかし、今や数多くのユーザーが利用しているTwitterやTikTokなども、最初のころは懸念されていました。
ディセントラランド(Decentraland)も大きく成長する可能性があるので、今後に期待しましょう。
価格変動がある
ディセントラランド(Decentraland)内では独自トークンMANAを使いますが、MANAの価格変動も注意しないといけません。
自分が保有している円をMANAに換えてゲーム内の土地を買うので、MANAの価格が下がると土地の価格も下がります。
逆にMANAの価格が高騰した場合、換金が難しくなり、ディセントラランド(Decentraland)のプレイ自体難しくなってしまいます。
そのため、MANAの価格には常に注目しておきましょう。
日本円での取引はできない
ディセントラランド(Decentraland)では日本円での取引はできません。
日本円を一度ビットコインに換金し、さらに換金したビットコインをMANAに換える必要があります。
少し不便に感じますが、ディセントラランド(Decentraland)がまだ日本語に対応していないため、仕方がない部分もあります。
ユーザーが増えると日本語に対応する可能性もあるので、いずれは世界中の言語や通貨に対応する可能性に期待しましょう。
手数料が高い
Decentralandはイーサリアムのブロックチェーンを用いて開発されていますが、そのイーサリアムの手数料が高いため、Decentralandの手数料も高くなってしまいます。
通貨が必要な度に取引していると、高額な手数料を支払わなければいけなくなります。手数料を抑えるためには、一回の取引でできる限り完結する方が良いでしょう。
近年では、イーサリアムのブロックチェーンを用いて開発されているゲームも増えてきているため、流行に伴い手数料が高くなるかもしれません。
スマホ対応・日本語対応はしていない
スマホや日本語に対応していないため、ユーザーによってはプレイのしづらさを感じるでしょう。なお、現状ではWindowsと英語のみでのプレイが可能になっています。
そのため、どうしてもDecentralandをプレイしたい方はWindowsの準備が必要です。英語は翻訳サイトやアプリを駆使すると、不自由なくプレイできるようになります。
開発やリリースに関する公式からの発表がないため、今のところ追加される目処は立っていません。
Decentraland(ディセントラランド)の今後の可能性
ディセントラランド(Decentraland)はまだリリースから日が浅く、注意点も多いですが、今後の可能性に期待できる点もあります。
ディセントラランド(Decentraland)を始めるうえで、今後ディセントラランド(Decentraland)がどうなっていくのかについても知っておくべきです。
ディセントラランド(Decentraland)の今後の可能性は、以下の2つです。
- 価格の上昇
- 企業との連携
価格の上昇
ディセントラランド(Decentraland)で使われている独自トークンMANAの価格が、上昇する可能性があります。
MANAの価格は2021年1月時点では約8円でしたが、2021年11月には約632円にまで上がりました。およそ1年で79倍の成長を遂げたのです。
Digital CoinやThe Economy forecast Agencyなどの各メディアも、MANAの価格は今後も上がっていくだろうと予想しています。
企業との提携
ディセントラランド(Decentraland)は現在でも、さまざまな企業との提携が盛んです。前述したオリジナルゲーム「イーサモン」も、企業との提携で運営されています。
他には、アメリカのゲーム会社「Atari」と提携していて、ディセントラランド(Decentraland)上でカジノやゲームがプレイ可能です。
また、きゃりーぱみゅぱみゅなどが所属している芸能プロダクション「アソビシステム株式会社」と提携して、ディセントラランド(Decentraland)上に「MetaTokyo(メタトーキョー)」を作り、ブロックチェーン技術を活用した新たなカルチャーを発信しようとしています。
ディセントラランド(Decentraland)は最先端の技術を使っているので、興味がある企業も多いはずです。そのため、企業との提携は今後さらに進んでいくでしょう。
まとめ:Decentraland(ディセントラランド)の始め方を知りメタバースの世界を楽しもう
Decentralandとは、ブラウザベースの3D仮想世界プラットフォームです。誰でも簡単に始められ、仮想世界を思う存分楽しめます。
DecentralandはNFTアイテムやMANAの売却だけでなく、オリジナルゲームやカジノで遊べるという他のゲームにはない特徴があります。NFTゲームに触れた経験がない場合は、まずDecentralandから始めてみるのがおすすめです。
本記事を参考に、DecentralandでNFTゲームデビューしてみましょう。「NFT-Now」では、他のNFTプラットフォームや取引所についても発信しています。気になる方は、他の記事も参考にしてみてください。
関連記事:メタバースとは?おすすめのプラットフォームや注意点など解説
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