Eurovision Song Contest 2022の優勝者がウクライナ支援NFTオークションを開催
NFTニュース公開日 : 2022年05月29日 | [更新日] 2024年11月01日
5月14日にイタリア・トリノで行われたEurovision Song Contest 2022の優勝者である「Kalush Orchestra」がウクライナ支援チャリティのNFTをオークションに出品しました。
ウクライナ出身アーティストの優勝
The voice of Ukraine will sound as loud as possible with our special NFT auction Stefania where you will be able to bid for a statue of Eurovision 2022 winners.
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Eurovision Song Contestは1956年から毎年5月に行われている伝統的な音楽コンテストで、今年は34のメディアで1億6100万人、Web配信で1800万人の視聴者を集めました。
優勝した「Kalush Orchestra」はウクライナ出身のアーティストで、演奏曲「Stefania」は全編ウクライナ語で書かれた曲です。
「Kalush Orchestra」の優勝は、その音楽性の高さだけでなく、ウクライナという国の闘争心全般に対する評価も含まれているものと見られています。
ウクライナ支援のためのNFT
オークションに出品されているNFTを購入すると、ユニークなデジタルコンテンツ、Kalushオーケストラのメンバーとの特別なミーティングとディナーの機会、フィジカルなクリスタル・マイクロホンを受け取ることができます。
このオークションは、ウクライナの文化・情報政策省、デジタル変革省、そしてEurovision Song Contestを主催する放送事業者の団体である欧州放送連合(EBU)の支援を受けています。
暗号によって集まるウクライナ基金
2月に始まったロシアのウクライナ侵攻以来、ウクライナは暗号によって多くの資金を受け取っています。
2022年5月12日時点で暗号による募金の総額は8200万ドルにのぼり、暗号を利用した基金はこれまでにも数多く設立されてきましたが、ウクライナが集めた金額は過去最高額です。
ウクライナDAOの共同創設者であるAlona Shevchenko氏は「Web3は前例のない方法で資金をプールすることを可能にします」と暗号による資金集めを評価しています。
また、Unchain Fundの創設パートナーの一人であるRev Miller氏は「この3ヶ月の戦争は、人間の自由のために戦うということに関して、Web3がいかに強力で創造的でありうるかを示しました」と暗号の可能性について言及しました。
参考:Eurovision Song Contest 2022 Winners Release NFT for Ukraine Charity Auction
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。