有名ビールブランド「バドワイザー」が初のNFTコレクションを発売
NFTニュース公開日 : 2021年12月01日 | [更新日] 2024年10月01日
世界最大のビールブランドであるBudweiser(バドワイザー)は29日に初となるNFTコレクションを発表しました。
バドワイザーの歴史を象徴するNFTコレクション
Today @ 1 PM EST pic.twitter.com/cUrvDyFiAA
— beer.eth (@budweiserusa) November 29, 2021
発表されたNFTコレクションは「Budverse Cans Heritage Edition」と題され、1936年にバドワイザーの缶が初めて発売されたことにちなんで、1936個のNFTで構成されています。
一つ一つのNFTはバドワイザーの缶の形をしており、缶のデザインや背景にバドワイザーの長い歴史の中でアーカイブされた写真や広告、デザインを用いており、バドワイザーの長い歴史を感じることのできる作品となっています。
1936個のNFTのうち、36個はゴールドNFTと呼ばれ、保有者限定のリワードやサプライズが用意されているとのことです。
価格は、ゴールドNFTは999ドル、その他のNFT(コアエディション)は499ドルとなっています。
なお、こちらのコレクションを購入可能なのは、法的飲酒年齢に達している、米国在住者のみとなっており、米国外在住者は購入できないのでお気をつけください。
NFTへの参入を強めるバドワイザー
バドワイザーを販売しているアンハイザー・ブッシュ社は8月にも、OpenSeaにて自社のロゴをあしらったNFTを約2万5千ドルで購入しており、8月の段階からNFTに対する関心は高かったようです。
また、アンハイザー・ブッシュ社の子会社が「beer.eth」のドメイン名を約9万4千ドルで購入し、同名のツイッターアカウントにて今回のNFT販売が告知されたことを考えると、今後もバドワイザーはNFT市場に積極的に参加することが予想されます。
様々な分野・業態のNFT参入
今年のNFT市場は爆発的な成長をみせています。
JPモルガンによれば、2021年の年始のNFT市場の販売額が4億ドルだったのに対し、11月の販売額は20億ドルに達する見通しで、この1年でNFT市場は急成長を遂げました。
この成長を受けて、様々な業界からNFT市場への参入が相次いでおり、世界的な有名ブランド「ドルチェ&ガッバーナ」や、150年以上の歴史を持つ通信社「AP通信」などもNFTへ参入しています。
今後もNFT市場の動向からは目が離せませんね!
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。