OpenSeaのガス代はいくら?ガス代を安くする方法と確認手順/発生のタイミング
NFTのはじめ方公開日 : 2021年10月05日 | [更新日] 2025年01月01日
「そもそもOpenSeaのガス代って何?」
「OpenSeaのガス代はいくら?発生するタイミングは?」
「OpenSeaでガス代を安くする方法はあるの?」
上記の悩みをお持ちではありませんか?
ガス代の基礎からOpenSeaでガス代が発生するタイミングを解説しています。またガス代を安くする3つの方法もあわせて紹介します。
本記事を読むことで毎回のガス代を安くでき、NFTの取引をお得にできます。ガス代について疑問がある方、ガス代を節約したい方はぜひ最後までお読みください。
- ガス代とは何か
- OpenSeaのガス代が発生するタイミング
- OpenSeaのガス代を安くする方法
目次
OpenSeaでNFT販売時に発生するガス代とは?
ガス代(GASFee)とはETHトークン(イーサーリアムトークン)を利用した取引にかかる手数料です。OpenSeaはETHベースの取引所のため、販売を含めOpenSeaでNFTを取引する場合ガス代が発生します。
ETHの取引ごとにガス代は発生し、その金額は利用者が自由に決められます。ただし、ガス代の相場は取引量やETHの値動きによって変動し、相場以下に設定すると取引が実行されないなどのリスクがあるため注意が必要です。
ガス代を高く設定するほど取引が優先的に処理される傾向があるため、ガス代の高騰がしばしば問題視されています。ガス代の設定に迷った時はETH GAS STATIONを確認することで適切な価格を知ることができます。
OpenSeaでガス代が発生するタイミング
ガス代が発生するタイミングを知っておくことで、取引のタイミングを見極められガス代の節約につながります。OpenSeaのガス代には1回だけのものと、定期的なものがあります。
ガス代が発生するタイミングは主に3つです。
アカウント登録時
OpenSeaは、アカウント登録時にガス代はかかりません。
OpenSeaで始めてNFTを出品する際にアカウントの初期化が必要で、その際にガス代が発生します。
一度アカウントを初期化をすることでOpenSeaとウォレットの接続、OpeSeaによる作品へのアクセスが可能になります。
初期化にかかるガス代は初回販売時のみで以降は必要ありません。
トークン・コントラクトの承認時
OpenSeaでNFTを初めて出品する場合、取引の承認料としてガス代が発生します。
オークション形式での初出品では、取引用のWETHの承認が必要です。
またUSDCなどの他の暗号通貨を初めて使用する場合には承認が毎回求められます。
各種取引をする時
ガス代はETHが移動する時に必要なため、OpenSeaでのあらゆるNFTの取引でガス代が発生します。
NFTを購入する時はもちろん、初めての販売の時にもガス代は必要です。
また、ガス代はあくまでETHにかかる手数料のため、NFTの販売などではOpenSeaの手数料が別途かかります。
OpenSeaでガス代を支払うのは誰?
OpenSeaのガス代は取引内容や状況によってガス代の支払い者が変わります。ガス代の支払い者についてパターンごとに解説します。
初めての販売の場合
OpenSeaで初めてNFTを出品する場合、初期設定の費用としてガス代が発生します。ガス代を支払うのは出品者です。
初出品ではアカウントの設定とトークンの認証のそれぞれに1回ずつ、合計2回のガス代が発生します。
すでに販売経験がある場合
2回目以降の出品ではNFTが売れるまでガス代は発生しません。
販売者と購入者の両方が支払う場合
OpenSeaではガス代の支払いが販売者か購入者かは、NFTの販売方法によって下記のように決まります。
- Set Price(固定価格):買い手
- 注文販売:売り手
OpenSeaのガス代を安くする3つの方法
OpenSeaではNFTを取引する他にガス代が発生します。
毎回のガス代を少しでも安くできれば、そうでない場合に比べて長期的に大きな利益となるでしょう。
本章ではOpenSeaのガス代を安くする3つの方法をご紹介します。
①プライベートセールを利用
OpenSeaのプライベートセール利用することで、ガス代を無料にして取引が行えます。
プライベートセールは特定の相手に直接NFTを販売する手法であり、取引相手のウォレットのアドレスが必要です。
先に取引相手を決めることができれば、わざわざ高いガス代を払って出品する必要はありません。
プライベートセールの具体的なやり方や注意点を知りたい方は「OpenSea(オープンシー)のプライベートセールのやり方は?」の記事をご覧ください。
②需要の少ない日を狙う
ガス代は「ETHで取引がしたい」という需要と「ETHの取引を処理します」というマイニング業者の供給によって決まります。
取引したい人が多く供給が間に合わなければ、ガス代が高いものから処理されガス代の相場は上昇します。
ガス代を安くするには需要の少ない日や時間を狙うことがおすすめです。ガス代の相場や値動きはCoinMarketCapやETH GAS STATIONで確認できます。
③購入・送金手数料が安い取引所を選ぶ
OpenSeaでNFTを売買する際に、仮想通貨取引所から、MetaMaskにETH(イーサリアム)を送金する必要があります。
仮想通貨取引所から、MetaMaskへの送金時に「ETHの購入手数料」「ETHの送金手数料」の手数料が発生します。
そのため、可能な限りETHの購入・送金手数料を減らし、ガス代を含めたコストを抑えましょう。
そこでおすすめしたい取引所が、「Coincheck(コインチェック)」です。
コインチェック
ETHの送金手数料が安く、入金手数料が無料(0.005ETH)です。
国内取引所の中でアプリダウンロード数No.1と信頼のおける企業でもあります。
\ アプリダウンロード数No.1 /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
Coincheck(コインチェック)の取引所の開設がまだの方は、「【初心者向け】OpenSeaの始め方!設定から売買まで画像で解説」で画像付きで解説をしておりますため、ご覧ください。
OpenSeaのガス代に関するQ&A
OpenSeaでNFTの出品や購入をする際に必要なガス代やその他の費用について、よくある2つの質問に回答します。特に取引のたびにかかるガス代について理解することで、取引コストの節約につながります。
Q:ガス代の相場は?
ガス代の相場は需要と供給によってその時々で決まるため一概には言えません。取引数が多くなると、ガス代の相場も高くなる傾向があります。
また1日のうちで取引が活発な時間とそうでない時間があります。2021年9月10日から9月15日では円換算で安値が1,027.95円、高値が1,203.94円です。
Q:ガス代の他にかかる費用は?
OpenSeaではガス代の他に、NFTが売れた場合の販売手数料として販売価格の2.5%がかかります。
また、買ったNFTを売る2次販売では1次出品者の指定した利率が売り上げから差し引かれます。
まとめ:OpenSeaで販売する時はガス代に注意しましょう
ガス代はETHの取引に発生する手数料のため、OpenSeaではNFTを取引するたびにガス代がかかります。ガス代は需要と供給によって変化するため、取引のタイミングを考える必要があります。
また、その他にもアカウントの登録時などにもガス代は必要です。ガス代は毎回の手数料のため、安くできれば長期な利益につながります。
OpenSeaでガス代を安くするには下記の3つの方法が有効です。
- プライベートセールを利用
- 需要の少ない日を狙う
- 購入・送金手数料が安い取引所(コインチェック)を選ぶ
他にもOpenSeaやNFTの情報を知りたい方はぜひNFT_Nowをご覧ください。
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。