サザビーズが「過去最大のNFTチャリティ・オークション」開催を発表

NFTニュース

公開日 : 2021年11月24日 | [更新日] 2024年12月01日

世界で最も歴史あるオークションハウス「サザビーズ」が、公衆衛生を支援するNPO団体「Sostento（ソステント）」とのコラボでNFTチャリティ・オークションを開くことを発表しました。

オークションは「Gifted: The 140 Collection」と題され、サザビーズにとって「過去最大のNFTチャリティ・オークション」となる見込みで、収益はすべて「Sostento（ソステント）」に寄付されます。

Twitter社が発行したNFTが競売対象

140 free NFTs for 140 of you, besties pic.twitter.com/0Pm0tNhIRg

— Twitter (@Twitter) June 30, 2021

販売されるNFTは、2021年6月にTwitter社がランダムなフォロワー140人にNFTをプレゼントするという企画で贈られたものです。

このTwitterの企画でNFTを受け取った人は「ベスティ」と呼ばれており、今回はそのベスティのうち7人が、NFTを出品します。

収益は医療従事者の支援に充てる

今回のオークションの収益は全額Sostentoに寄付され、Covid-19や薬物被害の最前線で戦う医療従事者の支援に充てられます。

2021年3月には、Twitter社CEOのジャック・ドーシー氏が「世界で最初のツイート」をチャリティ販売して話題となりましたが、今回のオークションはそれに続くものです。

Sostentoのパートナー団体の一つに、Giving Blockという暗号通貨を扱う団体があり、そこが暗号通貨資金の処理を行ったあと、医療従事者に資金が送られます。

Giving Blockは慈善団体、教育団体、宗教団体などへの資金調達を、暗号通貨で行うことができるプラットフォームを提供しています。

オークションはサザビーズのマーケットプレイスで開催

今回のオークションはサザビーズのNFT専用マーケットプレイス「Sotheby’s Metaverse」で開催される見通しです。

Sotheby’s Metaverseは先月開設されたばかりの新しいマーケットプレイスで、サザビーズの全てのNFT販売が独占的に行われています。

Sotheby’s Metaverseについては、以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください！

米スタートアップMojito（モヒート）社がオークション大手サザビーズから約23億円の資金調達に成功

参考：Sotheby’s Metaverse announces latest and largest NFT charity auction