Animoca Brands Japanが4500万ドルを調達
NFTニュース公開日 : 2022年08月28日 | [更新日] 2024年11月01日
ブロックチェーンゲーム「The Sandbox」の開発元「Animoca Brands」の日本子会社である「Animoca Brands Japan」が日本でのWeb3.0事業拡大のため、4500万ドルを調達しました。
資金はMUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)銀行によるもので、同行による「Animoca Brands Japan」への評価額は5億ドルに設定されています。
日本での事業展開を本格化
「Animoca Brands Japan」のプレスリリースによれば、同社は今後について、日本におけるNFTのビジネスチャンスを探ることに加え、次のような声明を発表しています。
「Animoca Brands Japan」は、この新しい資金を利用して、人気のある知的財産のライセンスを継続的に確保し、社内の能力を開発し、複数のパートナーにWeb3の採用を促進し、ブランドコンテンツの価値と有用性を高めるとともに、日本における安全で確実なNFTエコシステムの発展を促進します。
MUFGと「Animoca Brands Japan」の協力は今回が初めてではなく、2022年3月には、日本におけるNFT関連事業の成長と「活性化」のために、同金融機関と「基本合意」を発表しており、兼ねてより金融提携を進めてきていました。
Web3.0はエンタメ領域に留まらない
「Animoca Brands Japan」とMUFGは、日本の人々が日常の活動の中でWeb3のエコシステムに飛び込む方法を模索しています。
「Animoca Brands Japan」は、NFTがエンターテインメントを超えて実世界に広がる可能性について、次のように述べています。
NFT市場は、大手企業から新興企業まで幅広い事業者が参入し、日々新たな市場が生まれており、グローバルに急拡大しています。現在はアートやゲームなどのコンテンツ向けNFTが普及しているが、今後は実経済に関わるさまざまな分野での活用が期待されている。
エンタメ領域を超えた発展が期待されるWeb3.0事業の今後からは目が離せません。
参考:How Animoca Brands Raised $45 Million To Expand Web3 Business
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