「Cardano(ADA)」がNFTやDeFiなどの仮想通貨教育に1億ドルを投資
NFTニュース公開日 : 2021年09月29日 | [更新日] 2024年12月01日
9月26日、世界でも有数の仮想通貨プロジェクトである「Cardano(ADA)」は、「Cardano・サミット2021」オンライン上で開催しました。
「Cardano(ADA)」は、ここ数年間で急激な成長を見せている、注目の仮想通貨で、現在ではビットコインやイーサリアムに次ぐ、時価総額第三位の仮想通貨となっており、サミットには110以上の国から8万人を超える人々が参加しました。
その中で、「Cardano(ADA)」の商業部門である”Emurgo”は仮想通貨の教育に1億ドルを投資することを発表しました。
この投資を通じて、”Emurgo”は「Cardano(ADA)」の分散型金融(DeFi)や非代替性トークン(NFT)のソリューションを更に後押しして、ライバルであるイーサリアムに対抗するアプリの開発を推進していくようです。
”Emurgo”のCEOである”Ken Kodama”氏は、今回の投資が「Cardano(ADA)」のエコシステムの開発を更に加速させることを見込んでいます。
また同時に、「Cardano(ADA)」の創業者である”Charles Hoskinson”氏が「カーネギーメロン大学」に「ホスキンソンセンター・フォー・フォーマル・マトリクス」という数学の研究施設を建てるための2000万ドルの寄付も行っており、ブロックチェーンの基礎研究への投資も推進しています。
近年、「Cardano(ADA)」はこういった企業からの投資によって高い結果をだしており、「Cardano(ADA)」が時価総額3位まで上り詰めるきっかけとなった、ブロックチェーン上の独自スマートコントラクト機能の展開も、企業からの投資の上に成っているのです。
「Cardano(ADA)」はライバルであるイーサリアムとの競合のために、DeFiやNFTのシステム開発を進めていますが、見据えているのはイーサリアムだけではありません。
“Solana”というブロックチェーンが最近、多くの投資家の支持を集めており、今後数年の間に大規模な成長が見込まれています。
今回の「Cardano(ADA)」への1億ドルの投資は、いま勢いのある”Solana”への対抗との見方も可能で、今後は「Cardano(ADA)」「Solana」「イーサリアム(ETH)」の3つの仮想通貨が、NFT・DeFi分野での覇権を争うのではないかと注目されております。
参考:Cardano invests $100M in NFT, DeFi and Blockchain education
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