10歳の少女がネットでバズった自身の写真をNFTとして販売開始
NFTニュース公開日 : 2021年09月24日 | [更新日] 2024年12月01日
自身の写真がインターネット上で話題になった少女が、NFT化した画像を数千ドルで販売しています。
10歳のクロエ・クレムは、インターネットで有名な少女です。2013年、クロエの母親がディズニーランドへのサプライズ旅行を披露した際に見せた、クロエの無関心な反応がインタ―ネットで大きな話題になりました。
クロエの母親が撮影した動画は2,000万回以上も視聴され、この時のクロエの反応を写した画像は、懸念や不安を示すミーム(SNSなどを通して広まるネタ画像)として人気を博しました。
そして今回、クロエの家族は話題となった画像をNFT化してオークションに出品することにしました。入札は15,000ドル相当の暗号通貨である5イーサリアムから始まります。
クロエの母親はNFTについて理解したあと、次のように述べました。
「このミームを販売するのは当然のことです。このミームを気に入っているクロエのファンがいれば、ミームを自分のものにすることができますから。10歳のクロエも『すごい』と言ってくれました」
クロエの母親は、NFTが売れたら子どもたちの教育費に充てたいとも述べます。
デジタルアートの所有権をめぐる市場は、数百万ドル規模のNFTの台頭により、ブームになっています。
今年3月には、Twitter社の創業者であるジャック・ドーシーが、史上初のツイートを290万ドル相当でマレーシア在住の実業家に売却しました。
4月には、「Disaster Girl(災害の少女)」として知られるミームに写った女性が、NFTミームを50万ドルで販売しました。その数週間後には、「Overly Attached Girlfriend(執着心の強い彼女)」として知られる別のミームが41万1,000ドルで落札されました。
8月には、イギリスのアーティスト「バンクシー」のファンが、ハッカーに騙されて、アーティストのウェブサイトから偽物のNFTを購入してしまいました。幸いにも、ハッカーは支払った金額のほぼ全てに相当する33万6,000ドル以上を返しました。
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。