超人気NFTゲームAxie Infinityの仮想空間の土地の一区画が2.9億円で販売
NFTニュース公開日 : 2021年11月29日 | [更新日] 2024年11月01日
ベトナム発の人気NFTゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」は、ゲーム内のデジタル土地の1区画が550ETH(約2億8600万円)で売却されたことを発表しました。
https://twitter.com/AxieInfinity/status/1463876867245625346
仮想空間上の土地に支払われた金額としては過去最大のものになるとのことです。
2021年2月には、アクシーインフィニティの仮想空間上の土地9区画が150万ドル(約1億7000万円)で、当時としても過去最大のNFT販売だったのですが、今回はその金額をさらに大幅に更新しました。
現在メタバースはバズワードになっており、世界中で注目を集めています。
アクシーインフィニティだけでなく、「The Sandbox」や「Decentraland(ディセントラランド)」などのプラットフォームでもデジタル不動産が新たな投資対象として人気です。
バーチャル空間で土地を販売しているゲームは他にも多く出ており、下記記事にも詳しく詳細が載っています。
もはやリアルな土地よりもデジタル空間上の土地の方が値段が高い状況になっており、メタバース×NFTのブーム到来が本格的なものになってきました。
アクシーインフィニティで重要なランド(土地)とは?
アクシーインフィニティは、イーサリアムブロックチェーン上に構築されたNFTゲームです。
プレイヤーはNFTが付与されたキャラクターである「アクシー」を育てたり戦わせたりなどして仮想通貨(SLP)を稼ぐことができます。
SLPは現実のお金と交換可能で、東南アジアではSLPを稼いで生計を立てている人も多くいます。
アクシーインフィニティは「ルナシア」と呼ばれる世界が舞台です。
ルナシアは5つの土地(ランド)に分かれていて、それぞれのランドは「Forest」「Arctic」「Mystic」「Savannah」「Genesis」と名づけられています。
ランドの区画は301×301の正方形グリッドに分かれていて、プレイヤーたちは土地を購入したり他のプレイヤーに貸し出したりすることもできます。
今回高値で購入された土地は最も希少性が高い土地といわれている「genesis」の土地で、90,601個のランド区画のうち、220個という少ない割り当てです。
ランドを保有することで、ランド内に建造物が立てられたり、アクシーの移動スピードが上がったり、イベントに参加しやすくなったりします。
さらに仮想通貨を稼ぎやすくなるということに繋がるので、プレイヤーたちはランドの購入を積極的です。
遊びながら稼ぐ「Play to Earn」の世界は確実に近づいています。
子どもたちの新たな職業としてNFTゲーマーが選ばれる日もそう遠くないのではないでしょうか。
参考:BRIDGE “NFTゲーム「Axie Infinity」、デジタル土地一区画を2.9億円で販売——仮想不動産1件の価格としては過去最大”
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。