仮想空間ゲームが土地販売だけで約1.7億円の売り上げをあげる
NFTニュース公開日 : 2021年11月23日 | [更新日] 2024年11月01日
「Somnium Space」は、ブロックチェーンとNFT技術を活用した仮想空間で生活を送れるVRゲームです。
ゲーム内で、ユーザーは様々な大きさの土地を所有できます。
土地の価格は、面積や立地条件によって異なります。
例えば、面積が大きい土地や道路に面している土地は、より価値が高い傾向にあります。
中・大型の土地は最も人気のある資産の一つです。
XLサイズの土地は、NFTマーケットプレイス「OpenSea」よりも、SolanaベースのNFTマーケットプレイス「Haloplex」で主に取引されています。
その理由の一つに、購入者に高額なガス料金を避けたい狙いがあるからと考えられます。
Haloplexで売却された土地のトップセールスは、145,000ドル以上で販売されたXL Worldでした。
OpenSeaのトップセールスを見ると、XL Worldが約76,000ドルで落札されています。
これは、Haloplexで販売された土地のほぼ半分の価格です。
ガス料金を回避したい投資家が、大量にHaloplexに流れることで、Haloplex内の需要が高まり、土地の価格も高騰したのでしょう。
Somnium Spaceで所有できるNFTアイテムは、土地やアバターなど様々です。
ユーザーは、自分の所有する土地に家や学校を建設したり、他のユーザーと交流したりできます。
先週、仮想不動産に投資された額は5,300万ドル以上です。
投資先の大多数は「The Sandbox」、次いで「Decentraland」となっています。
旧Facebook社を始めとする大企業がメタバースへ注目していることもあり、今後は仮想空間への投資が盛り上がると予想できます。
参考:DappRader”$1.5 Million in NFT Land Sales for Somnium Space”
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。