MetaがFacebookとInstagramでNFT互換性を公開
NFTニュース公開日 : 2022年09月01日 | [更新日] 2024年11月01日
MetaがFacebookとInstagram間でのクロスポストのNFT互換性を公開
ソーシャルメディアプラットフォームInstagramとFacebookを運営するMetaは、non-fungible token(NFT)の対応として、2大ソーシャルメディア間のクロスポストの互換性を実現したことを明らかにしました。メタ社は、8月第1週にNFTとWeb3ウォレットのサポートを100カ国に拡大したのに続き、デジタルコレクションの共有が実現しました。
ソーシャルメディア大手MetaのNFT展開が継続し「デジタル・コレクティブルの投稿機能」を導入
https://twitter.com/MetaNewsroom/status/1564281969134927872?s=20&t=Hf1xu6J6VvjH8ZZfpHoIAA
Metaプラットフォームズ社(ナスダック:META)は2022年8月29日、InstagramとFacebookで「デジタル収集品を投稿できる機能を導入する」と発表。MetaはTwitterで情報を開示し、5月に定期的に更新されるブログ記事を公開しました。
その後、MetaがNFTのクロスポスト対応とFacebookとInstagramへの対応についてツイートしました。このアイデアを気に入った個人からや、またNFTのコンセプトを馬鹿にした人たちから、いくつかのリプライが寄せられたようです。ある人は、Metaの最新のNFTクロスポスト対応について「強気だ 」と書き込んでいました。
一方、他の多くの人々はNFTの発表を嘲笑し、そうした一人はMetaにこう言いました。「いや、代わりにjpegを投稿しておくよ、ありがとう」また、別の人は「jpegを共有する方が 確かに安全だ 」と冗談交じりに答えたようです。数人の人が、InstagramとFacebookにまたがるNFTのクロスポスト機能のスクリーンショットを共有したという事です。
月曜日のMetaの投稿には、こう書かれています。
“FacebookとInstagramでデジタルコレクティブルを展開するにあたり、所有しているデジタルコレクティブルをFacebookとInstagramの両方に投稿できる機能を開始しました。これにより、デジタルウォレットを一度どちらかのアプリに接続すれば、デジタルコレクションを両アプリで共有できるようになります。”
8月29日の発表は、MetaがNFTサポートを100カ国に開始し、MetamaskやRainbowなどのサードパーティウォレットと接続する機能を追加したことをうけて行なわれたものです。また、Metaは8月4日に、デジタルコレクティブル機能がFlow、Ethereum、Polygonなどのブロックチェーンをサポートすることに言及しました。当時、MetaはInstagramやFacebookに「デジタルコレクタブルを投稿したり、共有したりすることに関連する手数料はない」と述べていました。
同社のソーシャルメディアの競合であるTwitterは、Twitter Blue Labsによるnon-fungible tokenのサポートを開始しました。Twitter Blue Labsの機能を活用するユーザーは、Twitterでより長い動画をアップロードしたり、1080p画質で動画をアップロードしたり、またNFTのプロフィール画像を利用できます。MetaがFlowとPolygonを統合したのに対し、TwitterはEthereumブロックチェーン(ERC721、ERC1155)上で作成された静的NFTのみをサポートしています。
MetaのNFTに関する記事は「MetaがFacebookでのNFT統合テストを開始」でも解説しています。ぜひ、参考にしてください。
:Meta Reveals Cross-Posting NFT Compatibility Between Facebook and Instagram
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。