HuobiグループがNFTマーケットプレイスへの参入を発表
NFTニュース公開日 : 2021年11月03日 | [更新日] 2024年12月01日
世界でも有数の暗号通貨取引所を運営し、日本にも取引所を展開しているHuobiグループが、独自のNFTマーケットプレイスを設立することを発表しました。
マーケットプレイスの構想
発表によると、Huobiが立ち上げるマーケットプレイスではゲーム、アート、アニメーション、音楽など多数の分野のNFTアートワークやコレクターズアイテムをユーザーが購入・取引可能となる見込みで、担当者によると、このマーケットプレイスは「Deep Suns」と命名されるとのことです。
「Deep Suns」では、ただ単にNFTを取引が行えるだけではなく、仮想現実などの複数の技術を組み合わせることで、オンラインゲーム的な3D仮想環境を実現することをコンセプトとしています。
このコンセプトを実現するために、Huobiは1000万ドルのファンドを立ち上げ、ゲームに特化したNFTと分散型金融(DeFi)を組み合わせた「GameFi」プロジェクトに投資を行っています。
Huobiの戦略ディレクターであるJeff Mei氏は次のように述べています。
「HuobiのNFTマーケットプレイスの立ち上げは以前から計画されていたもので、そのためにGameFiや数々のNFT市場のプロジェクトに取り組んできました。このプロジェクトを世界に紹介することを楽しみにしています。」
勢いを増すNFTマーケットプレイスを巡る競争
この「Deep Suns」は、奇しくもFacebookが社名を「Meta」に変更した直後に発表されており、「Deep Suns」のプロジェクトコンセプトも、マーク・ザッカーバーグが唱えるメタバース世界の構想に類似しているものがあります。
NFTマーケットプレイスについては、CoinbaseやFTX、Binanceなどの名だたる暗号通貨取引所が既に参入を発表または、プラットフォームを立ち上げており、今後もNFTマーケットプレイスやメタバース世界を巡って、さらに熾烈な競争が起きることが予想されます。
参考:Huobi trials NFT marketplace to further GameFi and metaverse strategy
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。