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KONAMI「悪魔城ドラキュラ」の記念NFTが16万ドル超を売り上げる!

NFTニュース

公開日 : 2022年01月19日 | [更新日]

ゲーム開発大手のKONAMIが「悪魔城ドラキュラ」の記念NFTを販売し、NFT事業に初参入しました。

ゲーム開発会社がNFT事業に参入すると、ユーザーからバッシングを受けることが多かったですが、このNFT販売はそれらとは異なる様子を見せています。

累計16万ドル超の売上

今回NFT化された「悪魔城ドラキュラ」は世界で2000万本以上を売り上げた伝説的なゲームタイトルで、今回のNFTはその35周年を記念してリリースされました。

オークションには14個のNFTが出品され、初代ドラキュラ城のマップを描いたNFTが最高額で、2万6000ドル超の値を付けています。

現在、OpenSeaのコレクションページを確認してみると、オークションで最も安値を付けた作品が既に転売に出されていますが、その出品価格は30ETH(10万ドル)を超えています。

他社のNFT参入とは対照的に成功を収める

ブロックチェーン関連企業が「Axie Infinity」や「Decentralands」といったブロックチェーン・NFTゲームで成功を収めている一方で、従来からあるゲーム開発メーカーはブロックチェーン事業に進出すると既存ユーザーのバッシングにあうことが多かったです。

関連記事:人気ゲームSTALKER2がファンの反発にあいNFT導入を断念

しかし、今回のKONAMIのNFT販売は、これまでのゲーム開発メーカーの参入とは対照的に成功を収めています。

今までにバッシングを受けたゲームメーカーのNFT事業参入は、Play to EarnシステムやNFTアイテムの導入などゲームプレイ自体に関わることであったのに対し、今回のKONAMIの事例はOpenSeaでのNFTコンテンツの販売に留まったというのが明暗を分けたポイントと推測できます。

しばらくはコンテンツ販売が主流になる?

現在のNFTとゲームの関係を見るに、既存のゲーマー層はNFTアイテムやPlay to Earnといったゲームプレイ体験自体の変化には嫌悪感を示す一方で、NFTという形でコンテンツを販売することに対しては、さほど抵抗はないように見えます。

この状況を踏まえると、今後しばらく、既存ゲームメーカーはIPホルダーとしてNFTコンテンツを販売するに留まるのではないかと思われます。

コンテンツ販売が行われる際に主な取引場所になる「OpenSea」については、以下の記事でも詳しく紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください!

OpenSea(オープンシー)とは?特徴と手数料/登録方法/出品方法を解説

参考:Konami’s Castlevania Anniversary NFT Sale Raises Over $160K

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