デヴィッド・ボウイのコラボNFTが12万7000ドルで落札!
NFTニュース公開日 : 2022年10月05日 | [更新日] 2024年12月01日
世界的なロック・ミュージック「デヴィッド・ボウイ」と著名なNFTアーティスト「FEWOCiOUS」のコラボNFTが12万7000ドルで落札されました。
デヴィッド・ボウイの世界を作り上げた
落札されたNFTは「The Bowie Estate」のOpenSeaとの独占コレクションで、10月3日の夜に12万7000ドルでの落札が成立しました。
コレクションは「Bowie on the Blockchain」という名で、デヴィッド・ボウイのキャリアをモチーフとした15点のNFTから成っています。
それぞれのNFTは、ボウイのアーカイブに由来するカスタムスーツを着用した彫刻やアニメーションビデオクリップと対になっています。
NFTコレクションを作り上げた「FEWOCiOUS」は今回のコレクションを「ボウイは、常に自分がなりたいと思うことをやっており、私は彼が生きたいと思う世界を作り上げた。」と説明しています。
コレクションは9月30日から一部のNFTの入札が開始され、11月3日にコレクションの最後のNFTが販売される予定です。
今回の収益はすべて、ボウイの妻であるイマン氏が提唱する、世界の貧困と飢餓の撲滅を目指す団体「CARE」に寄付されます。
著名人の遺産相続に使用されるNFT
今回のボウイのNFTコレクションのみならず、昨今は著名人の死後も遺産を継承するためにNFTを利用する向きが増加しています。
7月には世界的なラッパーである「ビギー・スモールズ」の遺産管理団体が音楽NFTマーケットプレイス「OneOf」と提携し、彼の未発表トラック “Fulton Street Freestyle” のライセンスを独占入手できる3000点のNFTコレクション “Sky’s the Limit” をリリースしています。
他にも女優の「ホイットニー・ヒューストン」やアーティストの「エルビス・プレスリー」の遺産もNFTとしてリリースされており、これは今後のNFTの一つの大きなあり方になると予想されます。
参考:Rare David Bowie NFT Collaboration With FEWOCiOUS Sells for $127,000
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。