ENSドメイン「.eth」がOpenSeaの取引量トップに!
NFTニュース公開日 : 2022年09月07日 | [更新日] 2024年12月01日
OpenSeaの7日間チャートによると、ENSドメイン「.eth」はOpenSeaの取引量が、BAYCコレクションを追い抜きトップに躍り出ました。
「.eth」ドメインNFTの週間取引量は、2,249ETHを超え、1,992ETHのRTFKT Clone Xや1,777ETHのBored Ape Yacht Clubを上回っています。
ENSドメインとは?
ENSドメインは、イーサリアム・ブロックチェーン上の命名システムで、ユーザーは自分の暗号ウォレットアドレスを指す長いキー列を”vitalik.eth”などの短くて扱いやすいENSドメインにすることができます。
これにより、暗号を送受信するために長いウォレットアドレスをコピー&ペーストする作業から開放され、他のウェブサイトアドレスと同じように簡単にウォレットアドレスを使うことができます。
さらに、これらのドメイン名は、NFTという形でユーザー間で売買や取引が可能です。
数多くのENSアドレスが取引される
August 2022 stats for ENS
– 301K new .eth registrations (total 2.17m names)
– $4.7m in protocol revenue (all goes to the @ENS_DAO)
– 2,744 ETH in revenue (3rd highest month)
– 34K new eth accounts w/ at least 1 ENS name (total 540k)
– >99% of OpenSea domain vol pic.twitter.com/utU8i4cBMT— ens.eth (@ensdomains) September 1, 2022
最近、ENSアドレスの取引量は急増しており、ENSアイテムの平均価格は167%上昇し0.3895ETH(約641ドル)となり、1日の取引量は120.7ETHから1044.6ETHに上昇しました。
現在、OpenSeaには200万を超えるENSアイテムがあり、508,000人以上の所有者に広がっていますが、一方で総販売数は2,682ENSドメインにとどまっています。
OpenSeaによると、最も高価なENSドメイン名には、300ETHで購入され5,000ETHで販売されている000.ethや、opensa.eth、crypto.eth、google.eth、nike.ethなどがあるとのことでした。
ENSドメインの積極的な取引は、9月15日に予定されているイーサリアムの大型アップデート「イーサリアムマージ」を見据えているものと見られ、今後も活発に取引が行われていくものと予想されます。
参考:Ethereum domain names top Bored Apes on OpenSea’s weekly chart
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。