DAO Maker創設者はCrypto Zooをベースとしたプロジェクトを30日で構築
NFTニュース公開日 : 2023年03月12日 | [更新日] 2024年11月01日
物議を醸したYouTuberのLogan Paulによるプロジェクト、Crypto Zoo。そのCrypto ZooにインスパイアされたNFTゲーム「Degen Zoo」は、すでに11万5000以上のウォレットからの参加登録と7億ドルを超えるプレッジを獲得しています。DAO Maker創設者のChristoph Zaknunは、お流れとなった動物園をテーマにしたNETゲームをわずか30日で作り上げるというチャレンジに挑みました。
2021年8月、Logan Paulは「Crypto Zoo」というプロジェクトを発表しました。Crypto Zooは、動物が孵るとされるNFTの卵を購入したオーナーはZOOトークンを使って収入を得られるというシステムとなっていました。このプロジェクトは、NFTの売上で300万ドル以上、ZOOトークンで数千万ドルを調達したと報告されています。しかし、Crypto Zooは約束通りにはならず、多くの参加者はインフルエンサーに引き抜かれたと感じました。
「Degen Zoo」は、批評家たちに「詐欺」と呼ばれたCrypto Zooに触発されたゲームで、デフレトークンと120種の絶滅危惧種のNFTコレクションが特徴です。ゲームの内容は資本主義が動物の絶滅に与える影響をシミュレーションするといもので、プレイヤーは自分のNFTを「殺す」ことでコレクションを絶滅に追い込みます。プレイヤーはゲームを通して人間の貪欲さが野生動物に与える破壊的な影響に対する意識を高められます。また、ZaknunはDegen Zooの全利益を慈善事業に寄付することを約束しています。
Zaknunの決断により、Degen Zooの進捗状況は毎日放送されました。結果、25万人以上の人々の関心をあつめ、最初のテストネット公開から数日で3,000人のプレイヤーによって3万件以上のテストネット取引が開始されました。
Logan Paulは、Crypto Zooの資金調達後、1年間なにもしていないという批判を受け、「Christoph Zaknunに必要な開発スケジュールを支持する権利はない」とするビデオを公開したと報じられています。
2カ月前、自称「詐欺を暴くインターネット探偵」Coffeezillaは、Logan PaulのNFTプロジェクトについて調査し、ありもしないことを暴露する一連の記事を発表しました。
動画内では、Crypto Zooの投資家が数十万ドルを失ったと主張しています。Coffeezillaの動画が公開された後、Logan PaulはCoffeezillaに対し、Crypto Zooを詐欺だと非難したことについて名誉毀損で訴えると脅しました。しかしその直後Logan PaulはCoffeezillaに向けた応答動画の削除と謝罪を行い、名誉毀損訴訟をするという脅しを取り下げるとし、次のように述べました。「軽率で目の前の信頼問題とずれた発言だったので、今日電話して謝罪しました。」
Logan PaulとCrypto Zooは先月、YouTubeインフルエンサーの「fraudulent venture」にラグプルを実行したと訴訟を起こされました。集団訴訟では、PaulとCrypto Zooの幹部が詐欺的なスキームで購入者から数百万ドル層との暗号通貨を盗んだとして非難しています。この訴訟は2月2日テキサス州西部地区で提起されました。原告のDon Hollandは、PaulとCrypto Zooの幹部は暗号資産への独占アクセスやその他利益を約束したが、代わりに資金を持ち逃げしたと主張しました。
参考:DAO Maker founder builds game based on abandoned Logan Paul project in just 30 days
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。