米投資企業が暗号の明るい未来を予測
NFTニュース公開日 : 2023年01月04日 | [更新日] 2024年11月01日
米国の有力な投資会社「Bernstein」は、暗号が過去に2回の「冬の時代」を克服した実績を示しつつ、今後も大きな反発を見込んでいるとの見方を示しました。
2022年以前の冬の時代
2022年は暗号にとって非常に厳しい1年となりましたが、米投資企業「Bernstein」によれば、2022年以前にも暗号は2回の冬の時代を迎えていました。
そのような市場のストレスの期間に買ってからのリターンは壮大であったと、「Bernstein」は報告書で述べています。
昨年1年間、ビットコインは低迷を続けましたが、それでも2014年の安値からは約60倍、2018年の底値から見ても約5倍に上昇、同じく低迷を続けるイーサリアムも昨年68%の下落をしたにもかかわらず、2018年の安値から見れば14倍に上昇しています。
暗号業界は、安値から反撃し、「ダウン時にパンチを受ける」という強い実績を持っていると報告書は述べています。
暗号の成長余地はまだ大きい
アナリストのGautam Chhugani氏とManas Agrawal氏は「暗号は広く成熟した技術環境の中で、成長を見込める数少ない産業の1つである」と評しています。
暗号は現在、全インターネットユーザーの5%未満にしか普及していないことを例に上げ、「アプリケーション主導の採用には大きな余地がある」と結論付けています。
投資家は、暗号の長期的な消費者導入に引き続き注目すべきであり、ブロックチェーンアプリケーションが今後ますます主流になるにつれて、インターネットの成長を反映するはずであると、報告書は述べています。
「Bernstein」は、今後ブロックチェーンがスケールアップし、アプリケーションが成熟するにつれ、ゲーム、SNS、NFTベースのデジタルコマースやブランドがデジタル社会をリードし、長期的に暗号の月間ユーザー数は100倍にも増加すると予想しています。
参考:Bernstein: Returns From Buying Crypto During Downturns Have Been Spectacular
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。