ウクライナ政府への暗号資産での寄付金額が1億800万ドルを突破
NFTニュース公開日 : 2022年03月11日 | [更新日] 2024年12月01日
ウクライナ政府のウォレットアドレスや慈善団体などへの暗号資産での寄付金額が1億800万ドルを突破したことが判明しました。
暗号資産の取引所Kraken(クラーケン)は、3月9日までにウクライナで口座を開設した顧客に対し、救援活動のために1000万ドル以上を寄付すると発表しました。
ウクライナに住むKrakenの顧客は、1000ドル相当のビットコインを受け取り、手数料なしで即座に引き出すことができます。
KrakenのCEOであるJesse Powell氏は、次のように述べています。
「世界中の多くの人が従来の銀行に頼れなくなったときでも、暗号資産は重要なツールであり続けます」
また、ウクライナ・デジタル変革省のAlex Bornyakov大臣によると、ウクライナは暗号資産の寄付で1億ドル近く受け取っているそうです。
Bornyakov大臣によると、1億ドルのうち6000万ドル以上がウクライナの暗号取引所Kunaが管理する一次基金で集まりました。
大臣は、ウクライナはテクノロジーを活用して自由のために戦っていることを強調しました。
水曜日には、人気のNFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」がウクライナのための暗号資金調達活動に参加しました。
BAYCのクリエイターたちは、BAYCコインを搭載したウォレットから約100万ドルのイーサリアムを集めた後、その寄付金と同額の100万イーサリアムを寄付すると発表しました。
寄付された暗号資産は重要物資の購入のために使われており、暗号資産やNFTコミュニティが大きな貢献を果たしていると分かります。
参考:BitCoinist”Ukraine Has Received $108 Million In Crypto Donations Following Kraken And BAYC Donations“
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。