ホワイトハウスがNFTを含むデジタル資産規制の枠組みを発表
NFTニュース公開日 : 2022年09月18日 | [更新日] 2024年12月01日
ホワイトハウスはブロックチェーン業界全体でより持続可能な実践を求める報告書を発表しました。
報告書の中には、規制当局や各省庁が具体的にどのような活動を行うかの方針も示しています。
デジタル資産の責任ある開発
報告書では、「ブロックチェーン業界全体の持続可能な実践」を実現するための「デジタル資産の責任ある開発」のフレームワークを発表しており、各省庁・団体の具体的な行動指針が示されています。
規制当局は、デジタル資産市場の不正行為に関する調査を拡大し、既存の規則や規制に関する執行努力を倍加させ、省庁間の調整を強化する。
金融リテラシー教育委員会は、消費者がデジタル資産に関わるリスクを理解できるよう、啓蒙活動を主導する。
エネルギー省、環境保護庁、その他の機関は「デジタル資産の環境への影響」を追跡し、必要に応じて性能基準を策定し、環境被害を軽減するためのツール、リソース、専門知識を地方当局に提供する。
政権の暗号への関心
ホワイトハウスは2022年3月に暗号に依存するすべての産業がより持続可能な存在に向かうよう求める大統領令を出しました。
当時の暗号業界では、暗号に関する技術の全面禁止が打ち出されるのではないかと、危惧する声が多数上がりました。
しかし、今回のフレームワークの発表により、政権は特定のツールや技術を禁止するよりも、持続可能な成長に関心を持っていることが明らかになり、米国における暗号禁止の懸念はなくなりました。
政権は、暗号業界の持続可能で健全な発展を目指しており、ブロックチェーン技術や関連するデジタル資産産業に関連する生態学的、経済的、サイバーセキュリティのリスクを最小限に抑える研究を行っています。
これからの暗号業界は、デジタル資産産業が正しい方法、持続可能な方法で成長するよう、すべての政府機関に協力することが求められています。
参考:The White House Just Released a Framework for Regulating Digital Assets
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。