プッシー・ライオット、ウクライナの資金調達のためにNFT販売を先導
NFTニュース公開日 : 2022年02月28日 | [更新日] 2024年10月01日
ロシアのパンクバンドメンバーであり活動家であるプッシー・ライオットは、ウクライナの市民団体への資金を調達するために、暗号資産団体と協力してNFTをミントし、今週末に販売する予定です。
ウクライナDAO(以下Ukraine DAO)は、土曜日の正午(東部標準時)にウクライナの国旗であるNFTのリリースを開始し、その売上はウクライナのカムバックアライブという「最も有効で透明性の高いウクライナの慈善・ボランティア活動」のために使用される予定です。
「私たちの目標は、私たちの誇りであるweb3を使って、ロシアの侵攻立ち向かうウクライナの人々を支援することです。」
プッシー・ライオットはUkraine DAOについてツイートしました。
「私たちはウクライナの国旗のNFTを購入します」
⚡️⚡️⚡️🇺🇦 Ukrainian Flag. 1/1.
Saturday 12PM EST Feb 26
•AUCTION STARTS x lasts for 72 hours•https://t.co/0UZ8DxYLgOFunds go towards civilians who help those suffering from the war, "Come Back Alive", one of the most effective x transparent Ukrainian charitable initiatives pic.twitter.com/tLH1hCSDtB
— Ukraine DAO (🇺🇦, 🇺🇦) (@Ukraine_DAO) February 26, 2022
侵攻から12時間以内に40万ドル以上のビットコインが寄付される
同グループの共同創設者であるナディア・トロコンニコワは声明の中で、「今回のリリースでは、私たち自身のアートを加えることを意図的に避けました。ある意味、これが私たちの確固たるコンセプトの芸術声明なのです」と述べています。
「美意識は人それぞれです。何色がよいという問題ではなく、命を救うために団結することが大事なのです。ウクライナの国旗が私たちを団結させてくれます。」
NFTのセールでは、自由に金額を決めて寄付に参加ができます。また、寄付した人にデジタル記念品を贈呈しています。
DeFiニュースのプラットフォームのThe Defiantによると、ロシアのウクライナ侵攻とその後の戒厳令宣言により、ウクライナ側の銀行機関が機能不全に陥ったため、侵攻から12時間以内に40万ドル以上のビットコインが「カムバックアアライブ」に寄付されたといいます。
「暗号資産には国境がないため、不換紙幣よりずっとシンプルで速い」とトロコンニコワはブルームバーグに語りました。
NFTの販売の詳細と寄付については、Ukraine DAOのサイトをご覧ください。
Ukraine DAOは、トリッピーラボとプレアスアールダオとの提携で生まれました。
プレアスアールダオは、マーティン・シュクレリ氏が以前所有していたたった1枚しかないウータン・クランのアルバムを密かに購入した暗号資産団体でもあります。
さまざまなアーティスト、活動家がウクライナを支援しようと行動を始めています。
今後も、暗号資産やNFTを使ってウクライナの支援活動はより展開されていくことでしょう。
welcome to @Ukraine_DAO.
our goal is to raise funds to donate to Ukranian civilian organizations who help those suffering from the war that Putin started in Ukraine.
we'll be buying an NFT of Ukrainian flag.
much support and love to Ukraine 🇺🇦💔@TrippyLabs @PleasrDAO pic.twitter.com/cxVS7OiP2K
— 𝖕𝖚𝖘𝖘𝖞 𝖗𝖎𝖔𝖙💦 (@pussyrrriot) February 24, 2022
ほか、NFTとは何かさらに知りたい方は「NFTとは?わかりやすく仕組みや特徴、作成・購入・販売方法を解説」でも詳しく紹介をしておりますため、ご覧ください。
参考:Pussy Riot Spearhead NFT Sale to Help Raise Funds for Ukraine
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。