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ウクライナが寄贈されたNFTを売却して戦費を調達

NFTニュース

公開日 : 2022年06月22日 | [更新日]

ウクライナが寄贈されたCryptoPunk NFTを10万ドルで売却したことを発表しました。

弱気な暗号相場で下落傾向

今回売却されたNFTはCryptoPunkコレクションの#5364で、ロシアとの戦争が始まった3月初旬の戦費調達キャンペーン時に寄贈されたものです。

寄贈当時の暗号相場はまだ昨今ほどの下落は見せておらず、当時の市場価格は26万ドルと推定されていました。

しかし、ロシアとの戦争が始まって以来、暗号市場は弱気な傾向を続けており、ウクライナのデジタル変革担当副大臣であるAlex Bornyakov氏の月曜日のツイートによれば、売却価格は10万ドルに留まるとのことです。

一時的な上昇を期に売却か

CryptoPunkの価値は、コレクションの知的財産権を持つ「YugaLabs」がコレクションのための新しいブランドリードを採用したというニュースに後押しされて、ここ数日で急騰しています。

ウクライナのデジタル変革省はこの一時的な上昇を機に、下落の続くNFTを売却して、戦争の戦費の一部に費やしたものと思われます。

ウクライナは2月にウォレットを公開して以来、675万ドルで売却したウクライナ国旗のNFTをはじめとして、合計で1億3500万ドル以上の暗号寄付を集めました。

関連記事:ウクライナ政府への暗号資産での寄付金額が1億800万ドルを突破

参考:Ukraine Sells Donated CryptoPunk NFT for $100K to Support War Effort

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