中国最大のSNS「Weibo」がNFTマーケットプレイスを発表!
NFTニュース公開日 : 2022年03月20日 | [更新日] 2024年12月01日
中国で最も利用者の多いSNS「Weibo(微博)」は17日にNFTマーケットプレイス「TopHolder」を発表しました。
自分のSNS投稿をNFT化できる
「Weibo」はTwitterとFacebookの要素を併せ持った、ユーザーが短い投稿を行うことができるSNSプラットフォームです。
今回発表された「TopHolder」には「Weibo」で行った自分の投稿をNFT化して販売できる機能がついています。
「TopHolder」はサービスのセキュリティに重点を置いており、利用者にはKYC認証を義務付け、盗作などの違反行為をしたユーザーには厳しい罰則があるようです。
また、NFTには180日間の保有期間も設けてあり、NFTの投機的な利用を抑制しています。
厳しい中国のNFT事情
中国の検察庁に当たる中国最高人民検察院は、メタバース、NFT、暗号通貨プロジェクトを装った犯罪の増加を背景に、違法な資金調達やマネーロンダリングなどの金融犯罪に「厳罰」を下すと警告しており、同分野への監視の目を光らせています。
また、中国のメディアではNFTに対して批判的な論調が主流であり、中国のIT大手テンセントはNFTの呼称を「デジタル収集品」に変えて投機的な印象を和らげるなど、中国ではNFTに対する風当たりは強い状況です。
このような状況を受けて、事業者側はNFTプラットフォームを運営するにあたっての自主規制ガイドラインを設けたり、NFTの投機的な使用を根絶する事を掲げて、180日間の送金制限や二次流通の全面禁止など各社でクリーンなイメージ作りに取り組んでいます。
中国では、暗号資産は既に政府による厳しい管理下に置かれてしまっていますが、NFTはまだ比較的自由な取引が行える状況にあります。
どうなるかわからない中国のNFT事情ですが、今後の展開には要注目です!
参考:Weibo launches NFT marketplace with feature to mint posts
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。