新興NFTマーケット「Ayokenlabs」が140万ドルの資金調達
NFTニュース公開日 : 2022年06月01日 | [更新日] 2024年10月01日
英国ロンドンに拠点を置くNFTマーケットスタートアップ「Ayokenlabs」が140万ドルの資金調達を行ったことを発表しました。
クリエイターのためのマーケットプレイス
NFTマーケットプレイス「Ayoken」はクリエイターのためのマーケットプレイスを標榜しており、世界中のミュージシャン、スポーツブランド、インフルエンサーのデジタル・コレクティブルを取り扱う予定です。
同マーケットの運営会社「Ayoken」の創業者兼CEOであるJoshua King氏は「ファンとアーティストの架け橋となり、サポーターにアイドルの成功に対するオーナーシップを与えるもの」とマーケットを紹介しています。
同氏によれば、ファンはマーケットプレイスを通じて、ファンは舞台裏のビデオやアルバムアートなどのNFTにアクセスでき、NFTを所有することで、未発表曲へのアクセスや、クリエイターによる限定ライブイベントなどの特典を得ることができるようになるとのことです。
アフリカなど新興国を重視
英国のロンドンに拠点を置く「Ayoken」ですが、アフリカなど新興国との連携を重視しており、ガーナのアフロビーツアーティスト「KiDi」との提携を既に表明しており6月1日にKiDiのNFTをドロップします。
さらにJoshua King氏は、アフリカなど新興国市場での円滑な取引のために、暗号資産とクレジットカード決済の他に、モバイルマネー決済も導入する予定と述べています。
今後の展開については、数カ月の間に、アフリカの主要なアーティストや世界中のアーティストのNFTを公開する予定とのことです。
リーチ力の高いマーケットプレイス
Joshua King氏は他のNFTマーケットプレイスと異なる点として、クリエイターが自分のファン層以外の幅広い層にリーチできる点を挙げています。
「Ayoken」はYouTuber、インフルエンサー、ニュースレター、暗号取引所、通信事業者を含む多くの流通パートナーを持っており、マーケティングの際はこれらをフルに活用できるようです。
「Ayokenlabs」は、今後もアーティストとの独占契約や通信事業者とのパートナーシップ締結に意欲的な姿勢を示しており、更にリーチ力の高いマーケットネットワークを構築していくとみられます。
参考:Ayoken raises $1.4M to grow its NFT marketplace for creatives
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