サムスンがメタバーススタートアップに2500万ドルを投資
NFTニュース公開日 : 2022年04月24日 | [更新日] 2024年10月01日
世界的な電子メーカーである「サムスン」が韓国を拠点とするメタバーススタートアップ「DoubleMe」に2500万ドルの投資を行いました。
AIとARに特化したメタバース
「DoubleMe」は2015年に発足したメタバーススタートアップ企業で、Heeyoung Kim氏、Michael Kuczynski氏、Albert Kim氏の3名の発案により設立されました。
同社は「TwinWorld」という、AI(人工知能)とAR(拡張現実)に特化したメタバースを運営しており、多くのユーザーや投資家から注目を集めていました。
今回の「サムスン」からの投資よりも前に、Orange、T-Mobile、Vodafoneといった企業も「DoubleMe」への支援を行っています。
「DoubleMe」がARにフォーカスしている理由は、物理的次元と仮想的次元をつなぐ相乗効果を形成するためであり、今回のサムスンからの資金提供は「DoubleMe」の成長をさらに加速させるでしょう。
今回の資金提供は、マーケティングや人材確保などに充てられるとみられ、この資金を基に「TwinWorld」の製品版がリリースされるのではないかと予想されています。
NFTとメタバースをリードする韓国
韓国では、暗号資産に理解の深い尹錫悦氏が大統領に就任したことも追い風になり、民間企業や政府が一体となりNFTとメタバースを支援する向きがあります。
同国内ではすでに、200以上の企業がこの流れに参加しており、暗号資産・NFT・メタバースが大規模に導入されています。
SKグループ、LG、サムスンなどの大手企業は、メタバースやNFT市場に焦点を当てたプロジェクトを次々と立ち上げ、「DoubleMe」などのスタートアップ企業は国内外から資金を集め、牽引力を得ています。
これからの暗号業界の中心地ともなりそうな、韓国の今後からは目が離せません!
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参考:Samsung Throws In $25 Million In South Korean Metaverse Startup DoubleMe
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