コンテンツ配信サービス「Onlyfans」にイーサリアムベースのNFTプロファイル機能を追加
NFTニュース公開日 : 2022年02月14日 | [更新日] 2024年11月01日
インターネットコンテンツ配信サービス「Onlyfans」は、Non-fungible token(NFT)技術を活用した機能を開始したことを発表しました。今回新たに追加された機能は、Onlyfansの会員が認証されたNFTをプロフィール写真として利用できるようになるというもので、木曜日に導入されました。
NFTの領域へ踏み出したOnlyfans
ロンドンを拠点とするコンテンツ配信サービスOnlyfansは、コンテンツクリエイターへのダイレクトな資金提供、1回限りのチップサービス、会社のペイパービュー(PPV)機能、そしてNSFWコンテンツで知られています。
今週、Onlyfansはユーザーが自身の所有するNFTを披露できるようにするため、ブロックチェーン技術を検証中であると明らかにしました。ロイターの報道によると、OnlyfansのCEOであるAmi Ganは、この動きはプラットフォームのユーザーベースを活性化することを意味していると説明しています。
ガン氏は「私たちの使命は、クリエイターが自分の可能性を最大限に発揮できるようにすることです」と、ロイターの著者エリザベス・カリフォードに説明しました。”この機能は、NFTが私たちのプラットフォームで果たすことのできる役割を探る最初のステップです。”
NFT業界への参加に関しては、有名企業や人気ブランドの大群がすでに飛び込んでいるため、Onlyfansは不利な状況となっています。その上、Twitterが先月開始したTwitterの認証済みNFTプロフィール機能は、OnlyfansのNFTプロフィールコンセプトと似ています。
2月6日、Bitcoin.com Newsは、Alphabet(Google)がブロックチェーンとWeb3技術の導入を検討する計画について報じました。さらに、Alphabetの子会社であるYoutubeは、ノンファンジブルトークン(NFT)を活用する計画があるとするブログ記事を公開しています。InstagramのCEOであるAdam Mosseri氏は、InstagramがNFTを調査していると述べ、Metaも同技術を検証していると報道されています。
OnlyfansのCEOであるAmi Gan氏によると、イーサリアムベースのNFTが対象で、認証済みであることを知らせるために、イーサリアムのロゴマークが利用されるとのことです。今後、NFT技術に対応した他のブロックチェーンに対応するかどうかは明らかにされませんでした。
ほか、NFTとは何かさらに知りたい方は「NFTとは?わかりやすく仕組みや特徴、作成・購入・販売方法を解説」でも詳しく紹介をしておりますため、ご覧ください。
参考:Content Subscription Service Onlyfans Adds Ethereum-Based NFT Profile Feature
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。