サムスンがディセントラランドで土地を購入しバーチャルストアをオープン
NFTニュース公開日 : 2022年01月10日 | [更新日] 2024年12月01日
韓国を代表する大手家電メーカー、サムスン(Samsung)はディセントラランドで仮想空間上の土地を購入し、バーチャルストアを期間限定でオープンすると発表しました。
https://twitter.com/SamsungUS/status/1480266646497468420
ディセントラランド(Decentraland)とはイーサリアムベースのメタバースプラットフォームです。
ユーザーはディセントラランド内で流通している仮想通貨MANA(マナ)でアバターやLAND(ランド)と呼ばれる仮想空間上の土地を購入したり、カジノゲームなどをプレイできます。
サムスン関連のニュースは、最近メタバースとNFTの話題で持ちきりです。
今回のバーチャルストアは、ニューヨークのマンハッタンにある実店舗「Samsung 837
」をモデルにしており「Samsung 837X」と名付けられました。
Samsung 837Xでは、「Connectivity Theater(コネクティビティシアター)」「Sustainability Forest(サステナビリティフォレスト)」「Customization Stage(カスタマイゼーションステージ)」という3つのコンテンツを体験できます。
サムスンによると、コネクティビティシアターとサステナビリティフォレストを巡るユーザーは、道中でクエストをクリアするとNFTバッジが獲得できるそうです。
シアターではサムスンのニュースが紹介され、フォレストではサムスンが取り組む植林活動などについて知ることができます。
また、カスタマイゼーションステージでは、DJ Gamma Vibesが主催するダンスパーティに参加ができます。
ダンスを楽しみながら、他のユーザーとも交流できるスペースになっていて、まるでクラブに行ったかのような感覚を味わえるでしょう。
サムスン電子アメリカのミシェル・クロッサン=マトス氏は、メタバースは、物理的・空間的な限界を超え、他の方法では実現できないようなユニークなバーチャル体験を生み出す力を与えてくれると述べました。
今メタバース関連銘柄は大変な人気を見せており、ディセントラランドやThe Sandbox(サンドボックス)などのプロジェクトに由来するメタバース・トークンは、ここ数週間で上昇しています。
ディセントラランドのネイティブトークンであるMANAは、年初来でなんと2,304%の上昇を記録していて、メタバース上の土地もかなりの高値で取引されるようになってきました。
サムスンはNFT取引ができるテレビの販売を発表したばかりですが、 NFTに対する投資の勢いを緩めません。
巨大企業がNFTに参入し、さらに市場が活性化されていくのではないでしょうか。
参考:Bitcoin.com “Samsung Reveals Virtual Store 837X in Decentraland Metaverse With NFT Badges and Theater“
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。