NFTサッカーゲームSorareがソフトバンクから約745億円の資金調達に成功!
NFTニュース公開日 : 2021年09月23日 | [更新日] 2024年11月01日
NFTを利用したサッカーゲームのSorare(ソーレア)が、ソフトバンク主体の出資グループから、約745億円の調達に成功しました。
Sorareは実名選手のカードを購入し、相手とオンラインで対戦するカードゲームです。
140以上のサッカークラブとライセンス提携しており、レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンなどの人気クラブはもちろん、Jリーグのクラブとも提携済みです。
今回の資金調達でSorareの市場価値は4,700億円以上に達すると見積もられています。
Sorareはスポーツ系のNFTゲームとしては最大の取引量を誇っていて、今後はアメリカに進出しサッカー以外のスポーツにも進出を予定しています。
Sorareはどんなゲーム?
Sorareはフランス発の、ファンタジーフットボールと呼ばれるジャンルのゲームです。
最初は無料で選手のカードを10枚獲得できるので、お金を使わずに楽しめます。
まずプレイヤーは5人の選手を選択し、1つのチームを編成します。
実際に行われる試合と連動していて、選んだ実名選手が活躍すると、Sorareでも高いスコアを残すことができることがポイントです。
選手を選んでチームを組んだら、あとは放置したままでも構いません。
時間があまりない方でも気軽に遊ぶことができるのが人気の理由の1つです。
いい成績を収めると、選手のカードやイーサリアムが報酬としてもらえる仕組みです。
選手のカードは毎シーズン発行枚数が決まっていて、有名選手であるほどカードに高値がつきます。
カードを購入したい場合はクレジットカードもしくはイーサリアムで取引可能です。
最も高値で取引されているカードはクリスティアーノ・ロナウドのNFTカードで、2021年3月には当時3,200万円ほどの金額で取引されているほどです。
国内の大手取引所であるコインチェックでも、「Coincheck NFT(β版)」というNFTプラットフォームでSorareの取り扱いを開始しているので、今後日本でもSorareの知名度は上がり、ユーザー数は伸びていくでしょう。
ソフトバンクのNFT関連事業への取り組み
ソフトバンクは急速に仮想通貨やブロックチェーン、NFT事業への参入を進めています。
- DeFi(分散型金融)プラットフォームのJuggernaut(ジャガーノート)への投資(2021年3月)
- NFTマーケットプレイスのOpenSeaへの投資(2021年7月)
など、Sorare以外にもいち早くNFT関連の事業に目をつけて投資を開始しています。
今回のSorareの資金調達は「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」を通じて行われたものです。
ソフトバンク・グループ・インターナショナルのMichel Combes(ミシェル・コンブ)社長は、NFTに高い可能性を感じており、新たなビジネスモデルを構築していくだろうと大きな期待を寄せています。
今後もソフトバンクがNFT事業に力を入れていく可能性はとても高く、さらに市場は活気を見せるに違いありません。
参考:あたらしい経済”ソフトバンク、NFTサッカーゲーム「Sorare」の約745億円調達を主導”
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。