ジョン・レジェンド、ミュージシャンやエンターテイナー向けのNFTプラットフォームを始動
NFTニュース公開日 : 2022年02月11日 | [更新日] 2024年12月01日
ジョン・レジェンドは、デジタル・コレクティブルに熱狂しているミュージシャンやエンターテイナー向けにNFTプラットフォームを立ち上げようとしています。
Excited to be a part of this! @OurSong allows artists of all levels to connect and monetize in the NFT space. https://t.co/KrU5yhqvFZ
— John Legend (@johnlegend) February 4, 2022
「OurSong」ミュージシャンやエンターテイナー向けNFTプラットフォーム
ジョン・レジェンドは、デジタル・コレクティブルに熱狂しているミュージシャンやエンターテイナー向けにNFTプラットフォームを立ち上げようとしています。
レジェンドはグラミー賞を12回受賞しており、台北を拠点とする定額制ストリーミングサービス「KKBOX」を運営するクリス・リンや「Twitch」の共同設立者ケビン・リン、起業したばかりのベンチャー企業「Cherubic Ventures」のマット・チェンと共に、新事業のオーナーをしています。
「OurSong」と呼ばれるこのプラットフォームでは、アーティスト達は、売買が可能なデジタル証明書であるNFT(非代替性トークン)を通して作品をマネタイズできます。
新進気鋭のアーティストやそのファン達は最高インパクト責任者であるレジェンドに注目の目を向けています。
「自分のアートや作品、自分の創造性を世界と共有したい。しかしそれで大金を稼げる可能性はないだろうと思っている新進クリエイターにとっては、現在は本当に切迫した状況だと思います」レジェンドはインタビューでこのように語っています。「学生の中には自分の芸術で生計を立てる場所として、NFTを発行している人もいます」
ウォレットなしでも利用できる
新会社の最高経営責任者であるクリス・リンはこのサービスは暗号通貨用ウォレットなしでも利用できるので簡単に使えると述べています。デジタルカードがあれば、未発表の音楽やプライベートチャットへアクセスできる権限がユーザーに付与されます。またこのプラットフォームには無料のギフトオプションもあります。
多くのセレブは独自のプラットフォームを構築するよりも自分でNFTを作って販売したいと考えています。
今後も目が離せないOurSong
たとえば、引退しましたがNFLのクオーターバックだったトム・ブレイディはスポーツグッズに特化したNFTプラットフォーム「Autograph」を共同設立し、この分野で最も有名なセレブの一人になりました。「Autograph」はウェイン・グレツキーのバーチャル像やトニー・ホークのスケートボード・トリックなどのスポーツコレクティブルに特化したプラットフォームです。
「Autograph」は1月にシリコンバレーの投資家アンドリーセン・ホロウィッツとクライナー・パーキンスが主導する資金調達ラウンドで1億7000万ドルを調達しています。
レジェンドとその共同設立者は、新事業の財務的な詳細を明らかにすることは避けました。レジェンドはこれまでにも、双方向ストリーミングプラットフォームの「Adventr」ヴィーガンの皮メーカーの「MycoWorks」オーガニック食料販売店の「Thrive Market」「Rocean water pods」「Walker & Co. beauty products」など、複数の業界に投資を行っています。
「僕はいつも音楽中心で、音楽が初恋で最初の仕事でもありました。精神的エネルギーのほとんどを音楽に費やしています」と、レジェンドは述べています。「自分が何をしたいかを考えるとき、世界とよりつながっているプロジェクトに関わろうとしてみるんだ。」
これからもジョン・レジェンドの「OurSong」に目が離せませんね。
ほか、NFTマーケットプレイスをさらに知りたい方は「【保存版】NFTマーケットプレイスとは?国内・海外のおすすめ14選を比較」でも詳しく紹介をしておりますため、ご覧ください。
参考:John Legend to Start NFT Platform for Musicians, Entertainers
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。