Polygon/Maticの買い方|ステーキング方法と購入取引所を紹介
NFTプラットフォーム公開日 : 2022年01月04日 | [更新日] 2022年06月01日
- Polygon/Maticの買い方が知りたい
- Polygon/Maticを入手できるおすすめの取引所はどこ?
- Polygon/Maticでステーキングの方法は?
上記が知りたいと考えていませんか。
Polygonは、2017年から開始されたプロジェクトで、開始当時はMaticといった名称でした。2021年の3月に「MCH+支援」のタイトルがPolygon対応を実施するというニュースがありました。
[お知らせ]
MCH+支援タイトルが Polygon( @polygon )対応を実施いたします。
国内では初のマルチチェーン対応の事例となります。Polygonとのパートナーシップを通してMCH+タイトルの課題を解決すると共にさらなるエコシステムの拡大を目指して参ります。https://t.co/DvWV4nCEWa
— doublejump.tokyo株式会社 (@doublejumptokyo) March 23, 2021
本記事では、Polygon/Maticの買い方、ステーキングの方法について解説しています。
目次
- MATIC Wallet(Polygon)とは
- Polygonが発行しているトークン「MATIC」
- Polygon/Maticを利用するNFT作品が増えている
- Polygon/Maticの買い方
- ①MetaMaskに登録
- ②取引所で口座を開設
- ③Ethereumメインネットに送金
- ④MATIC Walletと接続
- ⑤Polygonに送金
- ⑥Polygonネットワークに接続
- Polygon/Matic(MATIC Wallet)で起きた問題の対処方法
- ガス代のMATICがもらえないときの対処法
- 取引がうまくされないときの対処法
- Polygon/Matic(MATIC Wallet)の使い方:ステーキングをする方法
- まとめ:成長性が高いPolygon/Matic(MATIC Wallet)を入手しましょう
MATIC Wallet(Polygon)とは
MATIC Walletとは、Polygonが発行している暗号資産トークン「MATIC」を保存するウォレットを指します。
また、Polygonとは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指す、ブロックチェーンネットワークプロジェクトです。
元々2017年10月にMaticNetworkとして立ち上げられたプロジェクトでしたが、2021年の初めにPolygonとブランド名を変更しました。
MATIC Walletの特徴は暗号資産を取引している方にとって、利便性が高いとして注目を集めています。
Polygonが発行しているトークン「MATIC」
Polygonが発行している暗号資産トークン「MATIC」は、イーサリアムブロックチェーンに一緒に実行される並列ブロックチェーンとして機能します。
並列ブロックチェーンはセカンドレイヤーと呼ばれ、対象であるイーサリアムの互換性を保持しているため、ブロックチェーン上のアプリケーションサービスが利用可能です。
イーサリアムと互換性を持ちながらも、暗号資産の取引の記録が早く、手数料が安い特徴があります。
そのためイーサリアムの問題点である、ユーザー過多による処理遅延やガス代の高騰を、解決する策の一つとしてMATIC Walletが注目を集めています。
Polygon/Maticを利用するNFT作品が増えている
近年では、Polygon/Maticを利用するNFT作品が増えています。
NFT(Non-Fungible Token)とは、非代替性トークンともいわれ、ブロックチェーン上で発行・流通するデジタルデータのことです。
NFTは現在、メタバースやアート作品の需要が拡大しているため、NFTに関する暗号資産の価値が上昇しています。
そのため、NFTに対応しているMATIC Walletは、今後の成長性に大きく期待できるといえるでしょう。
メタバースについて詳しく知りたい方は「メタバースとは?おすすめのプラットフォームや注意点など解説」をご覧ください。
また、メタバースと関連する暗号資産の注目度について詳しく知りたい方は「メタバースへの注目が高まり、NFTトークンの価値が42%も上昇」をあわせてご覧ください。
Polygon/Maticの買い方
MATIC Walletは2021年12月現在、日本国内の暗号資産取引所で購入できません。
しかし、海外の暗号資産取引所で購入する方法は複数あります。
本記事では、一例としてイーサリアムをMATIC Walletに変換する方法を紹介します。
Polygon/Maticの買い方が知りたいを6ステップで解説します。
- MetaMaskに登録
- 取引所で口座を開設
- Ethereumメインネットに送金
- MATIC Walletと接続
- Polygonに送金
- Polygonネットワークに接続
①MetaMaskに登録
MATIC Walletを購入するために、MetaMaskの公式ページにアクセスし、登録する必要があります。
MetaMaskの登録手順は以下の4ステップです。
- Chromeの拡張機能としてインストール
- パスワードの設定
- バックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)の保存
- 秘密鍵を保存
画面の指示に従って登録作業を進めましょう。
MetaMaskの登録方法について詳しく知りたい方は「メタマスク(MetaMask)の登録方法から使い方まで徹底解説(2021年10月更新)」をあわせてご覧ください。
②取引所で口座を開設
MetaMaskの登録した後に、取引所の口座開設を行います。
イーサリアムを購入できる取引所であればどこの取引所でも問題ありませんが、「コインチェック(CoinCheck)」は登録が簡単でおすすめです。
また、コインチェック(CoinCheck)の口座開設が完了できましたら、イーサリアムを購入しましょう。
口座開設・イーサリアムを購入する取引所を選ぶ注意点として、金融庁に認可された国内暗号資産取引所を選ぶようにしましょう。
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③Ethereumメインネットに送金
購入したイーサリアムをMetaMaskに送金します。
イーサリアムを購入した暗号資産取引所によってMetaMaskへの送金方法は異なりますが、多くの場合MetaMaskへの送金手段が準備されています。
取引所の送金画面で、送金する「金額(ETH)」を入力し、手数料などを確認して問題がなければMetaMaskへ送金しましょう。
送金の際にガス代がかかる取引所があります。ガス代を抑えたい方は「MetaMask(メタマスク)の入金・送金方法!手数料を抑える方法は?」をあわせてご覧ください。
④MATIC Walletと接続
MetaMaskにイーサリアムを送金できましたら、MetaMaskとMATIC Walletを接続できる状態にします。
MetaMaskの上部にあるネットワークをクリックすると、様々なネットワークが出てくるので、「カスタムRPC」をクリックしましょう。
ネットワークページに遷移したら、以下を入力してください。
ネットワーク名 | Matic mainnet |
RPC URL | https://rpc-mainnet.matic.network |
チェーンID | 137 |
シンボル | MATIC |
ブロックエクスプローラURL | https://explorer.matic.network/ |
入力後、保存をクリックすれば、接続が完了します。
⑤Polygonに送金
- Polygonのログインページにアクセス
- 「Connect to a Wallet」をクリック
- MetaMaskをクリック
- MetaMaskが起動するので、ログイン後「署名」のボタンをクリック
- MetaMaskの接続が完了され、メイン画面が表示されましたら、「Polygon Bridge」をクリック
- Maticネットワークのイーサリアムに変えたい数量を選択し、『Transfer』をクリック
- 注意事項を確認して『Continue』をクリック
- イーサリアムのガスを確認して『Continue』をクリック
イーサリアムのガスが表示されておりますため、確認しましょう。
- 内容の最終確認をして『Continue』をクリック
- トランザクションの完了を待ちましょう。(7〜8分、長いと30分以上)
「View on Etherscan」をクリックすると、トランザクション経過を見ることができます。
- Bridge(ネットワーク移行)の完了
ネットワーク移行完了後、Matic Walletに戻り、MaticネットワークにETHが入っていることを確認しましょう。
⑥Polygonネットワークに接続
イーサリアムをPolygonに送金できましたら、QuickSwapを使ってイーサリアムをMATIC Walletに変換します。
- 右上の「connect to a wallet」をクリック
Bridgeしたイーサリアムは、MetaMaskのPolygonのところに入っているため、MetaMaskをPolygonネットワークに切り替えて、接続すると、Bridgeしたイーサリアムの数が表示されます。
- MATIC Walletに接続したMetaMaskでログインしてください。
ログイン完了後にアカウント名が表示されます。
- 任意のMaticに変えたい数を選択し「Enter an amount」をクリック
- 「from」に交換枚数の入力と交換元通貨の選択(イーサリアム)
- 「To」に交換先通貨の選択(MATIC)
- 任意のMaticに変えたい数を入力します。
- 「Enter an amount」をクリック
- 任意のボタンが表示されるため、クリックして進めます。
- 「Approve ETH」をクリック
- MetaMaskが起動、「確認ボタン」をクリック
- 「Swap」をクリック
- 「Confirm Swap」をクリック
- イーサリアムからPolygon(Matic)へ「Swap」完了です。
Polygon/Matic(MATIC Wallet)で起きた問題の対処方法
MATIC Walletでは稀に以下のような問題が起きるケースがあります。
- ガス代のMATICがもらえないときの対処法
- 取引がうまくされないときの対処法
問題が起きた際の対処方法について解説します。
ガス代のMATICがもらえないときの対処法
MATIC Walletでは、ガス代として0.001MATICを貰えます。
しかし、現在はMATIC Walletの利用者が急増しているため、ガス代をもらえない事例があるようです。
ガス代がもらえなかった場合は、MetaMaskのモバイルアプリで接続すると、ガス代を取得できた報告があります。
いつまでモバイル接続でガス代を受け取る方法が有効かは分かりませんが、試してみる価値はあるでしょう。
取引がうまくされないときの対処法
2021年にブランド名が変更されたこともあり、それ以前からMATIC Walletを利用していた方は取引が上手くいかない場合があります。
以前から利用していて取引ができない場合は、MetaMaskに設定されているRPC URLが変更されていない可能性があります。
MetaMask上部にある「カスタムRPC」から下記項目が設定されているか確認してみましょう。
ネットワーク名 | Matic mainnet |
RPC URL | https://rpc-mainnet.matic.network |
チェーンID | 137 |
シンボル | MATIC |
ブロックエクスプローラURL | https://explorer.matic.network/ |
Polygon/Matic(MATIC Wallet)の使い方:ステーキングをする方法
MATIC Walletの使い方として、ステーキングする方法があります。
MATIC Walletのステーキングは、一定期間ロックして自身の保有する仮想通貨が使えなくなる代わりに利回りが大きいといわれる「定期ステーキング」が可能です。
MATIC Walletが入金されたMetaMaskで、Polygonにあるアプリケーションの中から、「ステーキング」を選択します。
すると、ネットワーク上のトランザクションを検証・承認する利用者(バリデーター)の一覧が表示されます。
任意のバリデーターに自らの通貨やトークンを委任(デリゲート)すると、報酬の分け前の受け取りが可能です。
自身のMATICを一定期間ロックするだけで不労所得を得られる可能性があるため、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。
まとめ:成長性が高いPolygon/Matic(MATIC Wallet)を入手しましょう
MATIC Walletは、Polygonが発行している暗号資産トークン「MATIC」を指しており、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能します。
現在ではPolygon/Maticを利用するNFT作品が増えており、メタバースやアート作品の需要拡大とともに、成長性が高い暗号資産として注目を集めています。
MATIC Walletの買い方は以下6ステップです。
- MetaMaskに登録
- 取引所で口座を開設
- Ethereumメインネットに送金
- MATIC Walletと接続
- Polygonに送金
- Polygonネットワークに接続
不労所得が得られる可能性がある、ステーキングとしての使い方もあるので、MATIC Walletで取引してみてはいかがでしょうか。
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WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。 大手仮想通貨メディアで執筆を担当しており、暗号資産について知見を蓄えております。