MATIC/ポリゴンの買い方|特徴や将来性、購入取引所を紹介
NFTプラットフォーム公開日 : 2022年12月09日 | [更新日] 2024年10月01日
「MATIC/ポリゴンとは何か知りたい」
「MATIC/ポリゴンの買い方や将来性を知りたい」
上記のように思う方も多いのではないでしょうか。MATIC/ポリゴンとは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決し、さまざまなプロジェクトに採用されている今注目の暗号資産です。
本記事では、MATIC/ポリゴンの買い方や特徴、将来性や購入取引所を紹介します。本記事を読めば、今注目の暗号資産・MATIC/ポリゴンの特徴を網羅的に理解し、安全に購入できるようになるでしょう。
- MATIC/ポリゴンはイーサリアムのデメリットを解決した暗号資産
- MATIC/ポリゴンはさまざまなプロジェクトに採用されている
- MATIC/ポリゴンを購入できる暗号資産取引所を紹介
- MATIC/ポリゴンの使い方を紹介
目次
MATIC/ポリゴンとは?3つの特徴
MATIC/ポリゴンとは、イーサリアムのセカンドチェーンとして、イーサリアムが抱える問題の解消を目的としたブロックチェーンです。
MATIC/ポリゴンは、以下の3つの特徴を持ちます。
- イーサリアムのデメリットを解決
- ガス代が安い
- イーサリアムブロックチェーン上に構築
それぞれ詳しく解説します。
イーサリアムのデメリットを解決
MATIC/ポリゴンは、イーサリアムが抱えるデメリットを解決できるのが大きな特徴です。
イーサリアムは、処理スピードが落ちたり高額のガス代(手数料)が発生したりする「スケーラビリティ問題」を抱えています。多くの技術者が、この問題の解決に取り組んできました。
MATIC/ポリゴンは、イーサリアムの抱える「スケーラビリティ問題」を独自のプログラム(レイヤー2ソリューション)を利用し、イーサリアムのブロックチェーンを利用する回数を減らして解決を図るプロジェクトです。
MATIC/ポリゴンの普及により「スケーラビリティ問題」が解決されれば、より多くの人が暗号資産をスムーズに取引できるようになるため、注目を集めています。
ガス代が安い
MATIC/ポリゴンは、イーサリアムと比べて処理方法が簡便で速度も速く、ガス代が安いことも特徴です。
MATIC/ポリゴンはイーサリアムのレイヤー2ソリューションを活用しており、従来のイーサリアムにかかっていたガス代よりコストを抑えられます。
高速でコストも抑えて処理が可能なMATIC/ポリゴンは、今後さらなる発展が期待されています。
イーサリアムブロックチェーン上に構築
先述の通り、MATIC/ポリゴンはイーサリアムブロックチェーン上に構築されているため、イーサリアムとの互換性があります。
NFTをはじめ、ブロックチェーンを活用したサービスの多くにイーサリアムが使用されているため、互換性を持つMATIC/ポリゴンは、今後さまざまな場面で利用されることが予想されています。
イーサリアムブロックチェーン上に構築され、互換性を持つMATIC/ポリゴンを、今のうちにチェックしておくと良いでしょう。
MATIC/ポリゴンの価格推移と将来性
海外の大手暗号資産取引所・BINANCEでMATIC/ポリゴンの価格推移を見てみましょう。
2021年の11月末ごろからMATIC/ポリゴンは上昇を続け、同じく2021年12月に最高値を記録します。
しかし、2022年1月に大きな下落を見せ6月まで下落、2022年7月からは低調ですがやや上昇する兆しを見せています。チャートでこそ低調が目立つMATIC/ポリゴンですが、処理速度の速さに起因する応用性によって、ポジティブなアクションが起きている点も見逃せません。
例えば、大手コーヒーチェーンの米スターバックスは2022年9月、Web3体験が可能なロイヤルティプログラム「スターバックスリワード」にMATIC/ポリゴンを採用することを発表しました。
また、同じく2022年9月には、MATIC/ポリゴンのプロジェクトの人事部門を牽引するBhumika Srivastava氏が、中期的に200人もの人員増強を発表しています。今後、さらなる成長が期待されるMATIC/ポリゴンから目が離せません。
MATIC/ポリゴンの買い方
2022年11月現在、MATIC/ポリゴンは日本の暗号資産取引所を含め複数の方法で購入可能です。
今回は、イーサリアムをMATIC/ポリゴンに変換する方法を説明します。手順は、以下の通りです。
- MetaMaskに登録
- 取引所で口座を開設
- Ethereumメインネットに送金
- MATIC Walletと接続
- Polygonに送金
- Polygonネットワークに接続
それぞれ詳しく解説します。
①MetaMaskに登録
MATIC Walletを購入するために、MetaMaskの公式ページにアクセスし、登録する必要があります。
MetaMaskの登録手順は以下の4ステップです。
- Chromeの拡張機能としてインストール
- パスワードの設定
- バックアップフレーズ(リカバリーフレーズ)の保存
- 秘密鍵を保存
MetaMaskの登録方法について詳しく知りたい方は「メタマスク(MetaMask)の登録方法から使い方まで徹底解説(2021年10月更新)」をあわせてご覧ください。
②取引所で口座を開設
MetaMaskの登録した後に、取引所の口座開設を行います。
イーサリアムを購入できる取引所であればどこの取引所でも問題ありませんが、「コインチェック(CoinCheck)」は登録が簡単でおすすめです。
また、コインチェック(CoinCheck)の口座開設が完了できましたら、イーサリアムを購入しましょう。
口座開設・イーサリアムを購入する取引所を選ぶ注意点として、金融庁に認可された国内暗号資産取引所を選ぶようにしましょう。
国内取引所の中でアプリダウンロード数No.1と信頼のおける企業でもあります。
\ アプリダウンロード数No.1 /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
③Ethereumメインネットに送金
購入したイーサリアムをMetaMaskに送金します。
イーサリアムを購入した暗号資産取引所によってMetaMaskへの送金方法は異なりますが、多くの場合MetaMaskへの送金手段が準備されています。
取引所の送金画面で、送金する「金額(ETH)」を入力し、手数料などを確認して問題がなければMetaMaskへ送金しましょう。
送金の際にガス代がかかる取引所があります。ガス代を抑えたい方は「MetaMask(メタマスク)の入金・送金方法!手数料を抑える方法は?」をあわせてご覧ください。
④MATIC Walletと接続
MetaMaskにイーサリアムを送金できましたら、MetaMaskとMATIC Walletを接続できる状態にします。
MetaMaskの上部にあるネットワークをクリックすると、様々なネットワークが出てくるので、「カスタムRPC」をクリックしましょう。
ネットワークページに遷移したら、以下を入力してください。
ネットワーク名 | Matic mainnet |
RPC URL | https://rpc-mainnet.matic.network |
チェーンID | 137 |
シンボル | MATIC |
ブロックエクスプローラURL | https://explorer.matic.network/ |
入力後、保存をクリックすれば、接続が完了します。
⑤Polygonに送金
- Polygonのログインページにアクセス
- 「Connect to a Wallet」をクリック
- MetaMaskをクリック
- MetaMaskが起動するので、ログイン後「署名」のボタンをクリック
- MetaMaskの接続が完了され、メイン画面が表示されましたら、「Polygon Bridge」をクリック
- Maticネットワークのイーサリアムに変えたい数量を選択し、『Transfer』をクリック
- 注意事項を確認して『Continue』をクリック
- イーサリアムのガスを確認して『Continue』をクリック
イーサリアムのガスが表示されておりますため、確認しましょう。
- 内容の最終確認をして『Continue』をクリック
- トランザクションの完了を待ちましょう。(7〜8分、長いと30分以上)
「View on Etherscan」をクリックすると、トランザクション経過を見ることができます。
- Bridge(ネットワーク移行)の完了
ネットワーク移行完了後、Matic Walletに戻り、MaticネットワークにETHが入っていることを確認しましょう。
⑥Polygonネットワークに接続
イーサリアムをPolygonに送金できましたら、QuickSwapを使ってイーサリアムをMATIC Walletに変換します。
右上の「connect to a wallet」をクリック
Bridgeしたイーサリアムは、MetaMaskのPolygonのところに入っているため、MetaMaskをPolygonネットワークに切り替えて、接続すると、Bridgeしたイーサリアムの数が表示されます。
MATIC Walletに接続したMetaMaskでログインしてください。
ログイン完了後にアカウント名が表示されます。
任意のMaticに変えたい数を選択し「Enter an amount」をクリック
- 「from」に交換枚数の入力と交換元通貨の選択(イーサリアム)
- 「To」に交換先通貨の選択(MATIC)
- 任意のMaticに変えたい数を入力します。
- 「Enter an amount」をクリック
- 「Approve ETH」をクリック
- MetaMaskが起動、「確認ボタン」をクリック
- 「Swap」をクリック
- 「Confirm Swap」をクリック
- イーサリアムからPolygon(Matic)へ「Swap」完了です。
MATIC/ポリゴンを購入できるおすすめの取引所3選
2022年に入り、MATIC/ポリゴンは日本の暗号資産取引所でも取引可能になったため、暗号資産初心者の方でも入手しやすい環境となりました。
MATIC/ポリゴンを購入できる、おすすめの取引所を紹介します。これからMATIC/ポリゴンを購入する方は、以下の3つの取引所を試してみてください。
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer
- bitbank
それぞれ取引所の特徴を交えて紹介します。
Coincheck(コインチェック)
Coincheck(コインチェック)はシンプルなデザインであり、操作性のいいインターフェースを備えているため、NFT初心者でも使いやすい暗号資産取引所です。
利用できる取引サービスも豊富で、初めてMATIC/ポリゴンを購入する人でも使いやすい取引所といえるでしょう。
また、Coincheck(コインチェック)でできるのは、暗号資産の取引だけではありません。最大年率5%の貸暗号資産サービスやビットコインの決済サービス、暗号資産積立サービスなど様々なサービスも利用可能です。
初めてMATIC/ポリゴンを購入する人は、まずCoincheck(コインチェック)で始めてみるのがよいでしょう。
bitFlyer
bitFlyer(ビットフライヤー)は、日本の暗号資産取引所です。
国内でのビットコイン取引量No.1を誇り、みずほファイナンシャルグループなど国内の大手銀行から出資を受けているなど、多くのユーザーの信頼を集める取引所といえるでしょう。
bitFlyerは、MATIC/ポリゴンをはじめとした暗号資産を1円から購入可能で、これから暗号資産取引を始める人でも気軽に利用できるのもポイントです。
また、スマートフォンアプリの操作性も高く評価され、iOSアプリストアでは10万件に上る高評価を集めています。
これからMATIC/ポリゴンの取引を始める人は、安心の国内暗号資産取引所・bitFlyerも要チェックです。
bitbank
bitbankは2022年11月現在、国内最大の暗号資産取引数を誇る暗号資産取引所です。
bitbankの特徴は、徹底されたセキュリティレベルの高さです。マルチシグと呼ばれる技術を使い、第三者監視のもとで暗号資産の出口を管理しているため、サイバー攻撃に高い耐性を備えています。
また、ネットワークから遮断されたマルチシグのコールドウォレットを利用しているため、内部・外部問わずウイルス攻撃にも強いシールド効果を発揮します。
ユーザーが安全に取引を行えるよう、多重層のセキュリティ対策を施しています。このセキュリティの高さから、暗号資産取引を始めたばかりのビギナーから頻繁に取引を行う上級者まで、幅広い利用者がいるのもbitbankの特徴です。
MATIC/ポリゴンをはじめ、暗号資産の取引はセキュリティ重視の取引所が安心です。これからMATIC/ポリゴンの取引を始める方は、鉄壁のセキュリティを誇るbitbankを試してみてください。
MATIC/ポリゴンで起きた問題の対処方法
イーサリアムとの優れた互換性や、処理速度の早さからさらなる発展が期待されているMATIC/ポリゴンですが、稀に以下のような問題が起きるケースがあります。
- ガス代のMATICがもらえないときの対処法
- 取引がうまくされないときの対処法
問題が起きた際の対処方法について、詳しく説明します。
ガス代のMATICがもらえないときの対処法
MATIC Walletでは、ガス代として0.001MATICを貰えます。
しかし、現在はMATIC Walletの利用者が急増しているため、ガス代をもらえない事例があるようです。
ガス代がもらえなかった場合は、MetaMaskのモバイルアプリで接続すると、ガス代を取得できた報告があります。
いつまでモバイル接続でガス代を受け取る方法が有効かは分かりませんが、試してみる価値はあるでしょう。
取引がうまくされないときの対処法
2021年にブランド名が変更されたこともあり、それ以前からMATIC Walletを利用していた方は取引が上手くいかない場合があります。
以前から利用していて取引ができない場合は、MetaMaskに設定されているRPC URLが変更されていない可能性があります。
MetaMask上部にある「カスタムRPC」から下記項目が設定されているか確認してみましょう。
ネットワーク名 | Matic mainnet |
RPC URL | https://rpc-mainnet.matic.network |
チェーンID | 137 |
シンボル | MATIC |
ブロックエクスプローラURL | https://explorer.matic.network/ |
MATIC/ポリゴンの使い方:ステーキングをする方法
最後にMATIC/ポリゴンのステーキングをする方法をご紹介します。
ステーキングとは、暗号資産を一定期間保有してブロックチェーンネットワークに参加し、報酬を得る仕組みのことです。
MATIC/ポリゴンをステーキングする方法は、以下の通りです。
- MATIC/ポリゴンを暗号資産ウォレット(MetaMaskなど)に移す
- MATIC/ポリゴンのウェブウォレットにアクセスして、MetaMaskを接続する
- MATIC/ポリゴンのウェブウォレット上で、バリデーターを選んでデリゲートする
また、ステーキングには対象暗号資産をただ保有するだけの「フレキシブルステーキング」と、暗号資産を一定期間ロックし、その暗号資産が使えなくなる「定期ステーキング」があり、MATIC/ポリゴンのステーキングは後者です。
まとめ:成長性が高いといわれるMATIC/ポリゴンを入手しましょう
MATIC/ポリゴンは、イーサリアムが抱える「スケーラビリティ問題」を解決する可能性から多くの企業・プロジェクトが期待を寄せています。
2022年からは、国内でもMATIC/ポリゴンを扱う暗号資産取引所が増えており、MATIC/ポリゴンユーザーは拡大し続けるでしょう。
成長性が高いMATIC/ポリゴンは、今のうちから手に入れておくことをおすすめします。
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。