メタマスク送金方法|送金できない時は?ネットワーク間の送金は?
MetaMask公開日 : 2022年07月03日 | [更新日] 2024年12月01日
「MetaMask(メタマスク)をインストールしてみたけど入金・送金の方法がわからない」とお悩みではないでしょうか。取引所や他のウォレットが絡んでくるため、初心者の方は難しく感じてしまいます。しかし、操作自体はそれほど難しくはありません。
本記事では、誰でもわかるようにMetaMaskへの入金・送金方法を画像つきで解説します。また、送金の際に発生するガス代(手数料)を節約する方法についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- MetaMaskの送金には手数料がかかる
- MetaMaskの送金手数料を抑える方法がある
- MetaMaskから送金できない場合はガス代不足などの原因が考えられる
目次
MetaMask(メタマスク)への送金方法(入金)
MetaMaskへの送金方法は下記3ステップで行えます。
- ウォレットにログイン
- アドレスをコピー
- 取引所・ウォレットを開く
1:ウォレットにログイン
MetaMaskに登録済みの方は、アプリもしくはGoogle Chromeなどのブラウザ右上に表示されるMetaMaskのアイコンをクリックしてログインしてください。
まだMetaMaskを未登録の方は「メタマスク(MetaMask)の登録方法から使い方まで徹底解説」の記事を参考に、MetaMaskをご登録ください。
以下では、実際にChromeの拡張機能からウォレットにログインします。
パスワードを入力して、「ロック解除」をクリック。
メイン画面が表示されます。
2:アドレスをコピー
MetaMaskログイン後のメインページ上部にある、アドレスにマウスを移動。
「クリップボードにコピー」と出てくるのでクリック。ウォレットのアドレスをコピー。
3:取引所・ウォレットを開く
入金済みの他のウォレットや取引所から送金作業を行います。たとえば、Coincheck(コインチェック)なら以下の手順で、MetaMaskへの送金が可能です。
コインチェックのページから「暗号資産の送金」を選択。
暗号資産の名称が出てくるため、「送金する通貨」をクリックし「イーサリアム」を選択。
次にMetaMaskのアドレスをコピー。
コインチェックの「宛先を追加/編集」をクリック。
右側に表示される「新規追加」をクリック。
「宛先」に、Metamaskでコピーしたアドレスをペースト。
送金金額を入力して「次へ」を押し、二段階認証コードを入力して「申込みを確定」を選択すると送金完了。
以上の手順が完了すれば、MetaMaskに送金できます。他の取引所からの送金方法を知りたい方は、「MetaMaskの入金から送金・復元手順も初心者向けに紹介」を参考にしてください。
MetaMask(メタマスク)からの送金方法(出金)
MetaMaskから外部ウォレットや取引所などへの送金方法を下記3ステップで解説します。
- 仮想通貨を選択
- 送金先のアドレスを入力
- 確認
1:仮想通貨を選択
MetaMaskを開き、送金したい暗号資産を選択。
2:送金先のアドレスを入力
「送金先」に暗号資産を送金したいアドレスを入力。
3:確認
送金額とTransaction Fee(取引手数料)を選択し、「次へ」をクリック。
送金内容を確認し、間違いがなければ「確認」をクリックして、送金完了。
MetaMaskから他の送金所への出金方法については、「MetaMask(メタマスク)の使い方/入金・送金手順を画像で解説」で詳しく解説しておりますので、こちらもご参照ください。
MetaMask(メタマスク)の高い送金手数料を抑える方法
従来の銀行振り込みと同様、暗号資産の送金には「ガス代」と呼ばれる手数料が発生します。ガス代は自動で設定できますが、不適切な金額が設定されると、高額な手数料の原因となります。
そのため、ガス代は必要に応じて手動で設定するのがおすすめです。以下では、ガス代を節約する3つの方法をご紹介します。
- SWAP(スワップ)を使う
- 取引が少ない時間帯を狙う
- 購入・送金手数料が安い取引所を選ぶ
①SWAP(スワップ)を使う
SWAPとは、MetaMask内で異なるトークンを取引するための機能を示します。ガス代は取引量などによって変化するため、取引のたびに最良のレートを見つけるのは困難です。
SWAPを使えば、複数の取引所を比較する手間を省きつつ、最適なガス代での取引を行えます。
②取引が少ない時間帯を狙う
ガス代は取引の多い時間帯に高くなる傾向があります。そのため、比較的取引量の少ない時間帯に取引することで、ガス代を節約しましょう。
ブロックチェーン事業を行う企業DEXTFのチーフ・サイエンティストであるマルコ・マルキオーロ氏は以下のように述べています。
「ガス代の節約で最適の時間は週末の早朝のシンガポール時間であり、最悪の時間は、木曜日の午後8時[12 PM UTC]、シンガポール時間です」
したがって、ガス代を節約するために最適な取引時間は日本時間の深夜3時頃であると考えられます。
③購入・送金手数料が安い取引所を選ぶ
取引所によって、購入と送金にかかる手数料は異なります。数ある取引所の中でも、おすすめしたいのがCoincheck(コインチェック)です。
CoincheckはETHの入金・送金手数料が割安で、国内取引所の中でアプリダウンロード数No.1と信頼のおける企業でもあります。使いやすいデザインと操作性を兼ね備えており、初めての取引所として最適です。
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
MetaMask(メタマスク)の送金に関するQ&A
本章では、MetaMaskの送金時に起こりがちなトラブルと解決方法、疑問点について解説をしていきます。
Q:送金ができない原因は?
MetaMaskから送金できない原因は2つ考えられます。
1つめがガス代不足です。MetaMaskを介した送金では、ガス代を高く設定するほど早く送金処理されます。ガス代を相場より安く設定すると、送金されるまでに長い時間が必要です。
取引の詳細画面に「Takling too long」と表示されていたら、以下の手順でガス代の再設定をしましょう。
- 「Taking too long」をクリック
- 送金確認画面の「Edit」をクリック
- ガス代を調節して「保存」をクリック
- 「確認」をクリックし、ガス代の再設定終了
Q:送金履歴の確認方法は?
過去の送金履歴は、以下の手順でEtherscanを利用して確認できます。
- MetaMaskのから確認したいトランザクションをクリック
- Etherscanに遷移
Q:ガス代とは?
ガス代はETHの取引手数料で、送金の際に必要な金額になります。取引を行う時間帯や、送金する金額によって必要なガス代は変化します。
自動での設定も可能ですが、適切な金額でない場合もあるため注意が必要です。「送金がなかなか完了しない」などの問題が起きているときは、ガス代の設定が不適切な場合があります。
ETH Gas Stationなどを利用することで、ガス代の相場を確認できます。
参考サイト:ETH Gas Station
Q:MetaMask(メタマスク)内でネットワーク間の送金はできる?
MetaMask内で異なるネットワークへの送金はできません。例えば、ETH(イーサリアム)とバイナンスコイン(BNB)は異なるブロックチェーンです。そのため、バイナンスネットワークにETHの送金はできません。
万が一、誤ったネットワークに送金した場合は、正しいネットワーク上に暗号資産を送金し直しましょう。
まとめ:MetaMaskの送金方法はシンプル
MetaMaskへの入金は、下記3ステップでできます。
- ウォレットのアドレスをコピー
- 他のウォレットや取引所を開く
- コピーしたアドレスを貼り付け送金
MetaMaskへの送金は、下記3ステップでできます。
- 送金する仮想通貨を選択
- 送金先のアドレスを入力
- 「確認」をクリック
ガス代の節約方法は、下記3つです。
- SWAP(スワップ)を使う
- 取引が少ない時間帯を狙う
- 購入・送金手数料が安い取引所を選ぶ
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