ニューヨークのオフィスビルがNFTとして出品されるも価格が大暴落
NFTニュース公開日 : 2022年06月17日 | [更新日] 2024年11月01日
2週間前、ニューヨークのオフィスビルがNFTとして2900万ドルでOpenSeaに売りに出されました。
しかし、この物件の価格はETHで設定されていたことにより、問題を起こしています。
6月に入ってからETHの価格は40%以上も急落し、建物の定価も一緒に下落したのです。
NFTのドル換算価格は2900万ドルから1680万ドルに下がりましたが、物件所有者のクリス・オカダ氏は、価格はすぐに調整されると言います。
オカダ氏は、木曜日に2,950万ドルで再出品するつもりだと述べています。
オフィスビルは、2021年末に1625万ドルで購入され、現在は15,000ETHで出品されています。
オカダ氏は、マンハッタンに43棟のビルを所有する商業不動産会社Okada & CoのCEOであり、顧客層を多様化するためにブロックチェーンに着目しています。
出品されているNFT物の所有者は、「建物、そのすべての使用権、および関連する証書特約を取得する独占的な権利」が付与されると記載されています。
NFTが購入されると、買い手は資金の移動を除き、実際の不動産取引を行うすべての手順を踏む必要があります。
また、買い手は価格交渉もできます。
同社によるブロックチェーンを利用した不動産販売の今後の計画には、レンタルオフィスやコワーキングデスクなどがあり、つい2カ月前にニューヨークのSoHo地区で実現したばかりのコンセプトです。
今回の売却は、NFTとして販売される最初の商業オフィススペースとなりますが、住宅市場はすでにブロックチェーンの関与が見られるようになっています。
NFT不動産会社であるPropyは、2月にNFTとして最初の住宅を販売しました。
参考:CoinDesk”A Manhattan Landlord Listed His Office Building in ETH as an NFT. Then Its Price Dropped $12M”
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。