OpenSea(オープンシー)のプライベートセールのやり方は?
NFTプラットフォーム公開日 : 2022年11月30日 | [更新日] 2024年11月01日
NFTアイテムの取引ができるOpenSea(オープンシー)では、高額な販売手数料が無料になる「プライベートセール」と呼ばれる販売方法を選択できます。
魅力的なプライベートセールですが、取引相手の指定方法など実際に利用する前にシステムについて知らなければならないことも多いです。
この記事では、OpenSeaプライベートセールの特徴と実際のやり方、利用時の注意点などを紹介します。
目次
OpenSea(オープンシー)のプライベートセールとは?
出典:OpenSea
OpenSeaでNFT商品を取引する場合、通常は販売価格に対して数%の手数料がかかります。取引する商品によっては、手数料が10%になるケースも珍しくありません。
しかし、OpenSeaでは相手を指定することで、アセットを売買する手数料が無料になる「プライベートセール」という仕組みがあります。
手数料を節約しながら取引ができるため、効率的に収益を上げたい人におすすめです。
また、元の価格から手数料分の価格を差し引いて販売することもできます。この場合、自分は効率良く利益を得られ、相手は手ごろな価格で商品購入できるので、win-winの関係を築けます。
OpenSea(オープンシー)のプライベートセールのやり方
それでは実際にOpenSeaでのプライベートセールのやり方について説明します。
1: NFTの出品方法
まずは出品するアイテムを選びます。
OpenSeaのサイト上にある「Account」メニューから「My Items」を開きます。表示されるアイテム一覧の中から、「出品したいアイテム」を選んでください。
対象のアイテム画面に表示されている「SELL」ボタンをクリックし、出品設定画面を開きます。この画面から価格や販売方法、プライベートセールの設定を行います。
出品設定画面を開いたら「Enter Fixed Price」で販売価格を入力しましょう。
OpenSeaでゲームのアイテムを取引する場合、ゲームサービスごとに初回時のみトランザクションを実行しなければならないので、その点を忘れないようにしてください。
初回取引時にトランザクションを実行すれば、2回目以降は不要になります。
2:「Privacy」にチェック
通常の販売設定画面にある「Privacy」にチェックを入れることで、プライベートセールが可能になります。チェックを入れると「Privacy」の下に、ETHアドレスの入力欄が表示されます。
通常の販売方法では、固定価格で販売するのか、値下がり型オークションで販売するのかを選べます。「Privacy」の設定を行わなければ、指定した相手に手数料無料で販売できず、固定価格で販売してしまうので注意が必要です。
3:取引相手のETHアドレスを入力
ETHアドレス入力欄に、相手のETHアドレスを入力します。ETHアドレスを聞いておくと、作業時の手間が省けるので、事前に確認しておきましょう。
4:「POST YOUR LISTING」をクリック
「Privacy」の設定および相手のETHアドレスの入力が済んだら、「POST YOUR LISTING」をクリックします。「あなたの署名がリクエストされています」と書かれた画面が表示されるので、「署名」をクリックしてください。
5:出品アイテムのURLを取引相手に送信
署名手続きが完了すると、相手専用の販売ページが作成されます。ページのURLを相手に送りましょう。
相手がページを確認し、購入するとプライベートセールの取引が完了します。
OpenSea(オープンシー)のプライベートセールの注意点
相手を指定しなければ、プライベートセールとしてアイテムを販売することができません。そのため、事前に相手と取引価格や取引日時などについて約束しておく必要があります。相手のETHアドレスを事前に確認したうえで出品するようにしましょう。
出品後は、作成したページのURLを必ず相手に送ってください。出品ページのURLが分からなければ、相手もアイテムを購入することができません。
また、出品時に指定した相手以外とは取引ができません。設定画面で指定した相手のETHアドレス以外からの買取は拒否されます。
取引相手を変更する場合、一度出品をキャンセルし、新しい取引相手で再度出品する必要があります。キャンセル時には、一度送信した取引データを変更する際にかかる手数料「トランザクションフィー」がかかるので注意してください。
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OpenSea(オープンシー)のプライベートセールのQ&A
OpenSeaのプライベートセールでよくある質問とその回答を紹介します。
Q.販売手数料が無料になりますか?
OpenSeaの「プライベートセール」の取引は、手数料が無料です。
通常OpenSeaでのNFTアイテム取引には、販売価格に対して数%の手数料がかかります。しかし、販売設定時に相手を指定する「プライベートセール」で取引すると、手数料が無料になります。
ただし、プライベートセールは事前に約束した相手としか取引ができません。万が一相手を変更する場合は、一度出品のキャンセルをしなければならず、トランザクションフィーがかかります。
Q.プライベートセールのやり方は簡単ですか?
販売設定画面の指示に従って設定を行うだけなので簡単です。
ただし、現時点(2021年7月)では、OpenSeaは完全に日本語に対応してはいません。サイト内の日本語に対応していない箇所は、自分で英語を翻訳する必要があります。
今後のNFTの盛り上がり次第では、OpenSeaが日本語に対応していく可能性もありますが、現時点では多少の英語力もしくは翻訳ツールの使用が必要です。
また、販売設定時に「Privacy」設定を行わなければ、通常の固定価格での販売になってしまいます。プライベートセールを行う場合は、確実に「Privacy」設定をするようにしましょう。
Q.指定相手以外と取引できますか?
指定相手以外とプライベートセールはできません。必ず指定した相手とのみ取引をするようにしましょう。
相手の指定は、販売設定時の「Privacy」で相手のETHアドレスを入力して行います。設定したETHアドレス以外からの取引は拒否されるので、指定相手以外との取引は不可能です。
まとめ:OpensSeaのプライベートセールでNFTを出品してみよう
OpenSeaのプライベートセールを使えば、販売手数料を節約しながらNFTアイテムを販売できます。
「高い手数料を負担したくない」
「手数料分を差し引いて価格を設定したい」
という人にプライベートセールはおすすめです。
ただし、利用前に知っておくべき注意点もいくつかあります。注意しなければならないポイントをおさえたうえで利用しましょう。
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。