セガがNFTやメタバースを取り入れた「スーパーゲーム」を構想
NFTニュース公開日 : 2022年04月17日 | [更新日] 2024年12月01日
世界的に有名な日本のゲーム開発会社「セガ」が、NFTやメタバースの要素を取り入れた「スーパーゲーム」構想を発表しました。
AAAタイトルとしてリリース
「スーパーゲーム」の枠組みには、スーパーゲームの哲学を下で満たさなければならないいくつかの要件が含まれています。
セガの内海州史副社長はこの要件について、マルチプラットフォームでのリリース、グローバルな多言語展開、世界同時発売、そして大きな予算が伴うAAAタイトルとして開発されることであるとしています。
また、同社プロデューサーの菊池正義氏は、インタビューで「異なるゲームをどのようにつなげるかを模索する役割を果たす」と述べており、IPメタバースの可能性も示唆しています。
セガはこの構想を実現するために約1,000億円を投じる見込みです。
ゲーム全体の将来についても言及
セガプロデューサーの菊池正義氏はインタビューの中で、ゲーム業界全体の将来についても言及しており、次のように述べています。
「クラウドゲーミングやNFTなど、新しい分野を巻き込んで広がっていくことは、ゲームの未来にとって自然な流れだと思います。また、異なるゲーム同士をどこまでつなげられるかという観点からも、SuperGameの開発を進めています。」
セガは2021年末からNFTやメタバースに対して関心を寄せており、「セガNFT」を商標登録するなどの動きを見せていますが、CEOである里見治紀氏がユーザーから否定的な意見が多いようであればNFTのプロジェクトを取りやめると発言するなど、慎重な姿勢を崩していません。
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日本国内のメーカーだと、他にもバンダイナムコなどが既にIPメタバースの開発を行っています。
日本の大手ゲームやIPメーカーも、NFTやメタバースに乗り出す動きを徐々に見せており、今後のNFT事情からは目が離せません。
参考:Sega Hints at the Inclusion of NFT and Metaverse Elements in Its ‘Super Game’ Proposal
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。