世界初の「NFTレストラン」がニューヨークで計画中!
NFTニュース公開日 : 2022年01月16日 | [更新日] 2024年11月01日
レストラン予約サービス「Resy」の創業者であるGary Vaynerchuk氏は、2023年に世界初のNFTレストラン「Flyfish Club」をニューヨークにオープンすることを発表しました。
NFT所有者のみが使える会員制レストラン
「Flyfish Club」はシーフードをモチーフとした会員制のダイニングクラブで、会員資格はNFTを使ってのみ確認することができます。
会員権であるNFTにはグレードがあり、より高価なNFTを所持している会員はプレミアム会員となり、プライベートルームや高級和食レストランなどの追加設備の利用も可能です。
スタンダードな会員権は2.5ETH(7,900ドル)、プレミアムな会員権は4.25ETH(13,485ドル)でそれぞれ販売され、累計で1,501個の会員NFTが発行されましたが、全て完売しています。
会員権はOpenSeaを通じて既に多くのユーザー間で転売されており、最大で10.49ETH(約35,980ドル)の値がついています。
会員権のNFT化は今後のトレンド
「Flyfish Club」のNFTはあくまで入場権なので、NFTがあっても無料で飲食できるわけではありません。
高額なNFTを買っても入場することができるだけというのは、奇妙に感じる方もいるかも知れませんが、「Flyfish Club」はメンバーシップの概念を覆すことに大きな意義があると、以下のように語っています。
「メンバーシップをNFT化することで、資産として所有することができるようになります。それにより本来の目的であるダイニングクラブへの入店の他にも、他人への貸与や売却もできるようになるでしょう。」
プロジェクトを推進するVCRグループCEOのDavid Rodolitz氏は、会員権のNFT化は他の多くのクラブが追随したくなる一つのトレンドにもなりうると述べています。
会員権の購入が可能なOpenSeaについては下記の記事にも詳しく解説されているので参考にしてください。
アート分野以外での活用も今後のトレンドとなりそうなNFTの今後の動向には要注目です!
参考:Caviar with your crypto? World’s ‘first NFT restaurant’ planned in New York
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。