Degen Zooはハッキングの調査のためゲームを一時停止させる
NFTニュース公開日 : 2023年04月03日 | [更新日] 2024年10月01日
DAOMakerのゲーム「Degen Zoo」は、Binance Oracleでハッキングの恐れがあるとして、調査のためゲームを一時停止しています。
Degen Zoo一時停止
Degen Zoo Telegramからの報告によると、Degen Zooは一時的に停止し、ハッキングの可能性について調査を開始することに同意したとのことです。
Degen Zooはこの介入が、不安を解消し、エクスプロイトがあった場合に生じるリスクの軽減につながる最良の選択肢であると判断しました。
発表の30分前に行われた事前調査では、ハッキングは確認できませんでした。また、調査チームはこの攻撃が高級なNFTの入手を試みたかどうかは断言できないとのことです。
同チームは、ハッキングのプロセスはすべてBinance Oracle上で行われるため、スマートコントラクトを通じてNFTを孵化させる余地はないと主張しています。また、オンチェーンでのエクスプロイトの兆候はないと確信しているそうです。
見つかった不審な動き
ハッキングの疑いがかかったきっかけは、0x8E…3c3cというアドレスから、約2,000,000DZOO(約58,000ドル)が書き込まれたことです。このような行為はこれまで一度もなかったため、驚きの声が上がりました。
Degen Zooは、Logan PaulのCryptoZooをベースにDAOMakerが30日で作成したリラクゼーションゲームです。詳しくは「DAO Maker創設者はCrypto Zooをベースとしたプロジェクトを30日で構築」もあわせてお読みください。
このゲームは、120種の絶滅危惧種を含むデジタル資産を伴うデフレトークンを適用した、資本主義が動物の絶滅にあたえる影響をシミュレーションするゲームです。プレイヤーは、所有するNFTを燃やすことで、絶滅に直面しているコレクションを追い込み、利益を得られる仕組みになっています。
ネイティブトークンDZOO以外に、ユーザーは卵を獲得するためにステークできます。DZOOは、Binanceを含むほとんどの取引所に上場しています。
参考:DAOMaker game, Degen Zoo, temporarily halted on hacking fears
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。