全てNFTで作られた美術館が市場に出品される

NFTニュース

公開日 : 2021年10月08日 | [更新日] 2024年11月01日

NFT市場における最新のイノベーションは、アートの世界でも起きています。NFTで作成されたデジタルミュージアムが誕生しました。

XRスタジオのデルタ・リアリティ社が制作したThe Museum of Digital Life (以下MoDaL)は、自己完結型のメタバースです。

このバーチャルな美術館には、現在12のアート作品が収められています。作品の中には、2Dの画像や動画、3Dのインタラクティブな体験型アートも含まれています。

MoDaLを作成したのは、アーティストとエンジニアであり、芸術と技術が一つの仮想環境の中で融合した作品と言えます。

デルタ・リアリティ社の創設者ダリアン・スカリカ氏は、次のように述べます。

「デジタルアートとNFTには、まだまだ大きな可能性があります。私たちの目標は、デジタルアートの範囲の広さを示すことでした。MoDaLは常に進化し続ける空間であり、新しい作品やアニメーションが続々と追加される予定です」

美術館MoDaLを購入すると、MoDaL内のすべてのプロジェクトファイル、アセット、コードにアクセスできるようになります。また、所有者はデルタ・リアリティ社と共に、メタバースに手を加えるチャンスを得られます。

MoDaLを購入していなくとも、ユーザーは自由に美術館内を探索でき、他のユーザーとの交流も可能です。

参考：Mashable”An entire NFT museum is on the market”