「ワイルド・スピード」出演俳優がNFTグッズの販売は失敗だったと認める
NFTニュース公開日 : 2021年09月21日 | [更新日] 2024年12月01日
プロレスラーで俳優のジョン・シナは、先月発売したWorld Wrestling Entertainment(WWE)のNFTグッズの売れ行きは悪く、失敗に終わったと述べました。
9月12日に開催されたフロリダ・スーパーコン2021で、ジョン・シナは自身のNFTグッズを、帽子やタオルなどが入ったコレクターズアイテムやデジタル・コレクターズアイテムの一部として販売しました。
また、限定版NFTグッズ500個を1,000ドルで販売しましたが、売れたのはほんの一部でした。
ジョン・シナは次のように述べます。
「NFTの販売は失敗でした。私やWWEのスタッフは、1,000ドルが妥当な価格だと思っていましたが、我々は間違っていたようです」
ジョン・シナとWWEは、NFTを2回に分けて販売しました。
1回目は24時間オークションで「ジョン・シナ・プラチナNFT」として、2回目はコレクターズアイテムの一部と500個の限定版NFTとしてです。
ジョン・シナ・プラチナNFTは21,000ドルで落札されました。入札者にはダラスで開催される「レッスルマニア38」またはロサンゼルスで開催される「レッスルマニア39」のVIPチケットが贈られたと報じられています。
今回の失敗の原因としては、プロレスファンが価格に見合った価値をNFTに見出さなかったことが考えられます。
7月には、アップル社の共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏の職務経歴書とそのNFT版がオークションに出品されました。
オリジナル版は343,000ドルで落札された一方、NFTとなった職務履歴書の最終落札価格は12ETH、当時のレートで約27,460ドルでした。
参考:COINTELEGRAPH”John Cena calls his own NFT sales a ‘catastrophic failure'”
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。