先週の大暴落からNFT市場が回復の兆しを見せる

NFTニュース

公開日 : 2021年09月21日 | [更新日] 2024年11月01日

8月中旬に過去最高の取引額を記録したNFTですが、9月10日には取引額は86％も減少しました。

NFT市場で取引量トップを誇る「Opensea」は、7日間の売上が52.47％も減少しました。その他にも、「Aavegotchi」や「Superrare」、「Foundation」などのマーケットや人気コレクションも大きな影響を受けたようです。

NFTの大暴落から1週間が経過した現在、売上はある程度回復し、人気のマーケットやコレクションは勢いを増しています。

dappradar.comの統計によると、今週「Opensea」では172,267人のトレーダー間で6億2935万ドルの取引が実施されたようです。

Openseaの週間取引量は0.94%向上し、トレーダー数は9.02%急増しています。9月19日付の週間取引額が2番目に大きいNFTプロジェクト「Axie Infinity」の取引額は1億1061万ドルです。

「Rarible」の1週間の売上高は490万ドルで、先週に比べて60.27%増加しています。

Tezosを搭載したマーケットプレイス「Hic et nunc NFT」は451万ドルの取引量を記録し、今週は35.69%増となっています。

マーケットプレイス「Superrare」は331万ドルの取引量を記録し、7日間で11.92%増加しました。「Makersplace」の取引量は約557万ドルとなり、31.83%の増加となりました。

「NBA Top Shot」、「Atomicmarket」、「Aavegotchi」、「Foundation」はいずれも週間取引量が減少しており、減少率は17.94%～59.53%です。

今週最も取引額の大きかったNFTは、「Bored Ape Yacht Club（BAYC）」のコレクションで、「BAYC #81」が190万ドルで販売されました。

今週のNFT売上トップ10には、「Artblocks」で出品されているNFTが多数ランクインしています。「RAREPEPE Card 1, Series 1」は、$683.75K（200イーサリアム）で販売され、今週のNFT売上トップ10に入りました。

参考：Bitcoin.com”NFT Market Sales Begin to Improve After Last Week’s Massive Market Slump”