BTSがファンの反対にも関わらずNFT事業を進めると発表
NFTニュース公開日 : 2022年01月03日 | [更新日] 2024年12月01日
世界的に人気のある韓国のボーイズバンド・BTSは、ファンが猛反対しているにも関わらず、NFT事業に参入します。
BTSの所属事務所・HYBEエンターテイメントアメリカ支社のプロジェクトリーダー、ジョン・キムはウォールストリートジャーナルに次のように語りました。
「NFTは今後拡大していく可能性を秘めていて、ファンにさらなる多様な体験と、ファン自身が自分を表現できる機会を提供していくと信じています。」
BTS所属事務所のHYBEはすでに、韓国の大手仮想通貨取引所アップビット(Upbit)を運営するドゥナム(Dunamu)と手を組んで、NFT事業を展開する合弁会社を設立すると発表しています。
どうしてBTSファンはNFTに反対しているのか
BTSファンがNFTに反対している理由のほとんどは、環境問題に対する懸念です。
NFTや仮想通貨は新たな取引や決済手段として注目されていますが、電力消費が多く、環境に与える影響が大きいと問題視されているからです。
とはいえ、ドゥナムのNFT事業開発マネジャーのキム・ミンジョンは、BTSのNFTを販売・取引するプラットフォームはエネルギーをあまり使わず、炭素排出量もほぼ無視できる程度だと述べました。
NFTについて1から詳しく学んでみたいという方は、次の記事をご覧ください。
BTSのNFT参入は、遅くとも2022年前半には開始されると見られ、メンバーのNFTフォトカードがローンチされる予定です。
もともとBTSは定期的に現物のフォトカードを販売しており、ファンはなんとか手に入れようと躍起になっています。
フォトカードにNFTを付与し、さらに価値を高め売上を伸ばしていけるのではないかと期待されています。
もともと関連グッズで凄まじい額の売上を叩き出すBTSですが、2022年3月までにメンバーは長期休暇に入る予定です。
新型コロナウイルスの流行を受け、オンラインコンサートなどデジタル空間への参入も加速しており、NFTを通じて今後も持続的な売上と人気を維持していく狙いを持っています。
参考:business insider “Boy band BTS says it will move forward with NFT offerings despite sharp online backlash, report says”
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。