エミレーツ航空が暗号資産・NFTの導入を発表
NFTニュース公開日 : 2022年05月15日 | [更新日] 2024年11月01日
富裕層向けにサービスを展開するUAE(アラブ首長国連邦)の航空会社「エミレーツ航空」がNFTの販売やビットコインでの決済に対応する見込みであることを明かしました。
あらゆる部門に暗号技術を導入
エミレーツ航空の発表によれば、今後は料金支払い方法の1つにビットコインを追加し、同社のウェブサイト内でNFTコレクションを販売していく予定とのことです。
また、最高執行責任者のAdel Ahmed Al-Redha氏によれば、顧客ニーズを把握するアプリケーションの構築や、航空機の追跡記録の作成にもブロックチェーン技術を役立てていくとのことで、あらゆる部門に暗号技術を導入する可能性があることを示唆しました。
今回のサービス導入に向けて、同社では暗号に強い新たな人材を多数登用したとのことです。
先端技術を積極的に導入する
エミレーツ航空は1ヶ月前にも、NFTとメタバース体験を提供する計画があることを明らかにしており、デジタルアセットスペースを取り入れることは、デジタル経済に対するUAEのビジョンと一致していると説明していました。
エミレーツ航空会長兼グループCEOのSheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoum氏は、エミレーツ航空はこれまで様々な先端技術を取り入れることで、ビジネスプロセスの強化をし、顧客サービスを向上、従業員のスキルと経験をアップグレードしてきたと述べ、続けて次のように話しました。
「私たちは、未来のデジタル空間におけるチャンスに興奮しており、収益、ブランド体験、ビジネス効率を実現する先進技術を用いた製品やサービスを開発するために、財務面でも人材面でも多大な投資を行います。」
同社は今後、Web3.0分野で様々なサービスを展開するために、さらなる人材の採用や、Web3.0業界のパートナーとのコラボを積極的に行うとのことです。
参考:Dubai’s Emirates Airline Set to Embrace Bitcoin, NFT, and Metaverse
WRITER
NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。