NFTを担保に融資を受けられるプラットフォームが公開される
NFTニュース公開日 : 2022年02月01日 | [更新日] 2024年12月01日
NFTを担保に融資を受けられるプラットフォーム「Arcade」が一般公開を開始しました。
このプラットフォームは、融資を受けたいNFT所有者と貸し手をつなぐマーケットプレイスです。
貸し手はイーサリアムブロックチェーン上で、借り手のNFTを担保にした固定金利のローンを引き受けることができます。
今回の一般公開は、同プラットフォームがシリーズAで1,500万ドルの資金を調達してから1カ月余りでのものとなりました。
以前は、少数の顧客によるプライベート・リリース状態でした。
プライベート・ベータ期間中、同プラットフォームのプロトコルは、1500万ドル以上の「優良」NFTを受け取り、約600万ドルのローンを保有していました。
Arcadeは、貸し手と借り手間の条件を検証するためにデジタル署名を使用し、信頼性の高い注文マッチングを容易にするように設計された「ポーン・プロトコル」を採用しています。
融資自体はブロックチェーン上で決済され、分散型エスクローで保持される仕組みです。
NFT市場には、伝統的な美術品と同じように高額な価値を持つ作品があるため、同社の創業者はNFTが担保になると考えていました。
そして創業者は、資産をエスクローに預け、それを担保に信用貸しする質屋と同じモデルを使った「ポーン・プロトコル」を思いついたわけです。
もしローンが返済されなければ、貸し手はその資産を手に入れることができます。
NFTの所有者はArcadeに登録することで、NFTを担保に借り入れを行えます。
Arcadeに対応しているNFTは、CryptoPunksやBored Ape Yacht Club、Sandbox Land、Decentraland land、Axie Infinityなど様々です。
参考:silicon angel”Arcade announces public launch of NFT-backed lending platform”
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NFT Now編集担当者です。誰でも簡単にNFTが売れる・買えるようにするために、どこよりもわかりやすい情報発信をしています。