「プラダ」と「アディダス」が大規模なNFTプロジェクト開始を発表！

NFTニュース

公開日 : 2022年01月23日 | [更新日] 2024年11月01日

イタリアの高級ファッションブランド「プラダ」とドイツの大手スポーツファッションブランド「アディダス」が共同で、大規模なNFTアート制作プロジェクトを開始することを発表しました。

ユーザー参加型の大規模プロジェクト

プロジェクトは「adidas for Prada re-source」と題されており、3000枚の写真を組み合わせたBeepleのようなモザイクアートの作成を目指しています。

モザイクに使う個々の写真は「プラダ」や「アディダス」のユーザーから一般公募しており、これには誰でも応募可能です。

募集に当選したユーザーの写真はそれぞれNFTとして発行され、マーケットで販売することも可能になります。

3000枚のNFTを組み合わせたモザイクアートも同様にNFTとして発行され、オークションに出品され、その売上は環境保全活動を行う慈善団体に寄付されるとのことです。

クリーンなNFTを強調

NFTやブロックチェーン業界に対しては、マイニングなどに使うエネルギー消費が地球環境への負荷となっているという指摘がたびたびされています。

しかし、このプロジェクトでは、エネルギー効率が最適化されているPolygonネットワークを用いており、地球環境へのダメージはごく僅かです。

その上、環境正義を掲げる環境保全団体との提携も行っており、サステナブルでクリーンなNFTプロジェクトであることを強調しています。

ファッションブランドNFTの新しい形

NFT事業に進出するファッションブランドは2021年から加速度的に増加しており、バルマンやグッチ、ギャップ、ドルチェ&ガッバーナなど枚挙に暇がありません。

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今までにNFT事業に参入してきたファッションブランドが単に自社ブランドのNFTアイテムや、自社商品の所有証明のようなNFTしか発行してこなかったのに対し、今回の「adidas for Prada re-source」は非常に革新的で面白い取り組みです。

2021年はNFTに参入すること自体がニュースとなりましたが、2022年はこういったNFTを使った面白いビジネスにも注目していきたいですね！

参考：You Can Now Mint an NFT With adidas & Prada