レアル・マドリードがNFTスマートチケットの販売を開始！ファン体験の拡張へ

NFTニュース

公開日 : 2021年11月07日 | [更新日] 2024年12月01日

ソフトウェアプラットフォームである「LAVA」が、レアル・マドリードがFlow上でスマートチケットNFTアセットを発行できるようにしました。

ファンたちはこれらのスマートチケットを収集することで、レアル・マドリードの特別なデジタルアイテムと引き換えることが出来ます。

世界中のファンに新しい体験を提供

レアル・マドリードは全世界に約6億人のファンを抱える国際的なクラブチームです。

今までは、直接スタジアムに来れるファンにしかリーチできませんでしたが、NFTを使うことで世界中の多くのファンにリーチすることが可能になります。

レアル・マドリード幹部の一人であるMichael Sutherland氏は今回の発表について次のようにコメントしています。

「NFTスマートチケットは、ファンコミュニティ発展のための自己投資を促進し、ファン達が各々、世界に一つだけのデジタルアイテムを獲得する機会を提供する。」

また、NFTを活用することで、クラブやコミュニティに参加する手段が限られているファンに対して全く新しい体験を提供できるようになるかもしれないと、今後の展望を述べています。

レアル・マドリードは既にブロックチェーンゲームSorareに参加する形で、NFTに参入していますが、チームとして直接参入するのは初の試みになります。

43億ドルのNFTプラットフォーム”Sorare”が今後の展望を発表

顧客エンゲージメントの強化

今回、レアル・マドリードに協力している「LAVA」の最高責任者であるWen Miao氏はスマートチケットNFTを利用することで、ファンに対して全く新しいアプローチを行い、ファン体験をさらに高いレベルまで引き上げることができると、述べています。

LAVAは、現代経済やソーシャルネットワークにおける、顧客とブランドのエンゲージメントの改善に強みのある企業で、レアル・マドリードが今後、NFTを用いてファンに対してどのようなアプローチを行っていくのかは要注目です。

Flowブロックチェーン

今回のスマートチケットNFTは、次世代アプリやゲームのために作られたブロックチェーン「Flow」上で動作します。

Flowは様々なエンターテインメントブランドや開発スタジオ、ベンチャーのスタートアップに貢献してきました。

Flowエコシステム・パートナーにはワーナーミュージック、ユービーアイソフト、NBAなどの著名なグローバルIPブランドが肩を並べています。

今回のレアル・マドリードの発表を受けて、Flowの開発会社のDapper LabsのMickey Maher氏は「スポーツファンに新しい体験をもたらす革新的な方法」とコメントしています。

参考：Real Madrid and LAVA to Launch Smart Ticket NFT Experience on Flow